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2019.11.14
コラム

第673回 ONLY YESTERDAY 執筆者・水越里奈

初めまして。今年の春からボクシング・陸上・相撲・ラクロス・卓球・柔道・空手・射撃の担当をさせていただいております。理工学部1年、水越里奈です。よろしくお願いします。


大学に入学して、そしてスポトウに入部して半年以上が経ちました。この半年は新しいこと尽くしで、自分が2回りも3回りも豊かになった気がします。最近では語彙を増やすという新しい目標ができました。初めて記事を書かせていただいたときに衝撃を受けたからです。90分で1文しか進まずパソコンとにらめっこしたときは、頭の中が真っ白に。先輩方は本当に凄いです。また英語に関しても大学入学とともに外国の方と話す機会が格段に増えたことで、語彙の必要性を痛感しております。馴染みのある映画を英語で見ることが語彙の成長に繋がると教えていただいたので、この間久しぶりに「おもひでぽろぽろ」を鑑賞しました。今回はそれについてのお話をしたいと思います。


おもひでぽろぽろは主人公である27歳のタエ子が帰省を機に小学校5年生の頃を懐古するという物語の、ジブリの名作のひとつです。もしご存知なかったら、是非一度ご覧になってみてください。当番の友達と一緒に運ぶ給食の大食管、机をコの字にして行う学級会。きっと懐かしさと切なさから、エンディングの頃には卒業アルバムを見返していることでしょう。初めてみたときは自分も小学生だったので、小学生のタエ子と照らし合わせてみる場面が多くありました。姉妹喧嘩は絶対に負けたくないし、ちょっと風邪っぽいと感じれば学校休ませてよーーと親に懇願。共感することばかりでした。全て昨日のことのように鮮明に思い出すことができます。


しかし驚くことに、先日みたときは27歳のタエ子にも感情移入することができてしまっていたのです。少しだけショックでした…。考えてみると今の自分はもうすぐで19歳。小学校5年生(11歳)と27歳のちょうど間の歳になるのですから当然ですね。劇中の寝台列車にもとても惹かれていて、いつか遠征取材とかで乗れないかなーなんて考えたり。最近では、以前は犬猿の仲(の猿)だと認識していた妹のことを可愛いと思うようになってしまっています。とても可愛いです。(反抗期真っ只中である本人からは気持ち悪がられていますが‪。泣)

そんなところからも自分は大人になっているんだなと感じています。同じ作品なのに受け止め方が全く違う、とても不思議で味わい深いものです。

…気がついたら英語云々よりも内容に夢中になってしまいました。


今回のこの鑑賞を通じて、スポトウでの3年なんてさらに矢のように過ぎ去ってしまうのだろうと確信しました。今はまだまだ未熟者ですが、経験を重ねさせていただくことでこの3年間のうちに少しずつ1人前に近づいていきたいと思っております。記事越しに、成長していく過程を見守っていてください。

肝心な英語についてですが、そちらはもう少し繰り返しみて勉強しようと思います。笑


拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

これから試合等でお会いすることがありましたら、その時はどうぞよろしくお願い致します。


さいごに、おもひでぽろぽろの英題をご紹介します。原題とはまた違ったニュアンスですが、とても素敵ですね。