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10000ｍ記録挑戦競技会
11月23日（土） 慶應大学日吉陸上競技場
男子10000ｍタイムレース
２組
５着 腰塚 30’27”78
５組
５着 大沼 30’01”76
９着 山田 30’09”41
12着 小室 30’29”05
腰塚はレース運びに課題を残した
惜しくも29分台には届かなかった大沼
雨風が強く吹き込み天候の悪いなか、10000ｍ記録挑戦競技会が行われた。東洋大からは練習の一環として腰塚（総２=桐生工）、大沼（総１＝東海大山形）らが出場。悪天候に苦しめられるも、レースの経験を積んだ。
２組にエントリーした腰塚は、スタート直後から縦長になる集団の中で先頭付近に付ける。1000ｍを通過した辺りで日薬大の山田が飛び出すと先頭は３人に絞られ、腰塚はその後方の集団の先頭で引っ張る展開となった。途中先頭との差を詰めるも、目標であった30分切りは叶わず。課題の残るレースとなった。
５組では大沼、小室（済４＝仙台育英）、山田（済１＝京都外大西）が出走。大沼と山田が集団前方で引っ張り合いつつ、29分台を狙ってレースを進める。6000ｍを通過付近で動いたのは大沼。集団の先頭に出てペースを上げた。しかし、後半に追い上げるもあと一歩29分台には届かず「悔いが残るレースだった」と振り返った。
腰塚は「下級生が上がってこないとチーム全体も上がってこない」と、下級生の役割を語る。三大駅伝の最後を飾る箱根駅伝（以下、箱根）まで、残り40日を切った。下級生も含め、チーム一丸となって箱根に備える。
◼️コメント
・腰塚（総２＝桐生工）
今回は30分切りを目標にしていたが、途中で２人選手が出たがそこで付いていけなくて先頭も30分切りではなかったが、それでもそこに付いていかないとやっぱり記録を狙えなかったのでそこが課題かなと思う。（天候の悪いレースだったが）アップはできるだけ雨の当たらないようにしっかりストレッチとかしていたが、それでも寒かった。でも寒いのは言い訳にはできないし、付いていけば30分切りも狙える範囲ではあった。また来週も記録会で10000に出るので、そこでリベンジできればなと思っている。（最近は下級生の活躍が見られるが）下級生がやっぱり上がってこないとチーム全体も上がってこないので、自分たち２年生も頑張らなきゃいけない。記録を狙っていけるようにこの１週間練習していければなと思う。
・大沼（総１＝東海大山形）
今回３分で9000まで来て後は切り替えて29分台というのを練習の一環として今回走らせてもらった。最初の5000ｍで15分６で少しかかってしまって後半は少し遅いと思ったので、自分から引っ張ってレースの流れを変えてラスト2000で上げようと思ったが上がらなくて、結局30分１で悔いが残るレースだったと思う。（天候の悪いレースだったが）スタートラインに立ったときから体が寒くて思うように動かせなかったが、走ってるうちにだんだん体が温まってきて後半になるにつれて動いてきたのでそこは良かった。（集団の先頭に立つ展開だったが）集団で引っ張るというのは駅伝でもすごく大事なことなので、もっと積極的に引っ張っていくレースをこれからもやっていきたいと思う。（今後に向けて）次の週の日体で29分20を切るレースをして駅伝のメンバーに入って、箱根でチームを優勝に導けるように頑張っていきたい。
TEXT＝稲村真織 PHOTO＝水越里奈
