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第32回関東学生ラクロスリーグ2・3部入替戦・東学大戦
11月24日(日)
フクダ電子スクエアB面
⚫︎東洋大2ー4東学大
同点となるショットを決めた緒方
最後まで応援団の声は響いていた
主将としてチームを引っ張った瀬田
第32回関東学生ラクロスリーグ戦(以下、リーグ戦)5連敗に終わり2、3部入れ替え戦に回った東洋大。負ければ3部降格という状況の中、先制点を取るもののその後は終始押され続け2ー4で敗北。悔しい3部降格が決まった。
第1Q開始から攻め込まれる時間が続くも相手の一瞬の隙をつき先制点をあげる。しかし直後に失点し、すぐに同点に追いつかれてしまう。
第2Qはお互いに決め手を欠く展開が続いた中、カウンターから緒方(ラ3=朝霞西)がショットを決め逆転する。だが、またも得点直後に失点しシーソーゲームとなる。
しかし第3Q開始直後に失点を喫し逆転を許してしまう。その後、果敢に相手陣地に攻め込みショットを放つものの枠を捉えきれない。第4Qに入っても攻め込む時間帯が続くが決めきれずにいると、終了間際に追加点をあび万事休す。2ー4で敗北し、3部リーグ降格が決まってしまった。
主将瀬田(ラ4=東京成徳)は「リーグ戦通して課題だったオフェンスというところで得点力がなかった」と得点力不足を悔やんだ。
来シーズンは3部での戦いとなる。瀬田は「楽しくやるというのがおのずと結果に結びついてくれる」と後輩にメッセージを送った。1年での2部昇格へ。もう戦いはスタートしている。
■コメント
瀬田(ラ4=東京成徳)
先制点を取れたことで最初の流れは良くて前半を折り返すところまで2ー2で同点でDFも許容範囲だったがリーグ戦通して課題だったオフェンスというところで得点力がなかった。それにいくまでのパスだったり細かいところがつまっていなかったと思う。正直そこのレベルは東学大と大差はなかったが自分たちのレベルが低く今回このような結果になってしまった。(4年間を振り返って)最後の1年間主将を務めたのだが思い出に残っているのはそこで苦しかったしたくさん思い悩んだこともあったがそれでもチームのために勝利のために何か頑張るいうプロセスが楽しくてでも何より結果に結びつかなかった、主将をやって0勝6敗というのは本当に自分の責任だなと痛感したので不甲斐ない。(思い出に残っているのは)特にこれというイベントはないが例えばリーグ戦とか練習試合で仲間たちが楽しそうにラクロスをしているところは印象に残っているし自分たちは勝ってても負けていても楽しくやっていれば勢いがあって自分たちのペースでラクロスができて今日それができなかったのも1つの敗因かもしれかい。最初はやはり同点で楽しむ気持ちもあったが後半まくられていく中で勝たないと、点を取らないとという思いから自分たちから崩れてしまった。(後輩に向けて)本当に情けない言葉だが自分たちのようにはならないでほしい。一番チームに関わっていく中で3年生や特に試合に出ているベンチメンバーとかは4年生のだらしなさを見ていると思うので来年度以降は勝つ喜びを知ってほしい。あとは何回も言っていることだが楽しくラクロスをやっていくのがいいと思うので練習、冬の期間から辛かったり試合負けそうで下を向きそうになった時も楽しくやるというのは忘れないようにしてほしい。それがおのずと結果に結びついてくれると思う。
TEXT=谷口奏生 PHOTO=谷口奏生、水越里奈