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2020.03.27
コラム

第687回 成功〜挫折や苦悩を添えて〜 執筆者・加藤勇大

こんにちは。硬式野球、剣道、アイススケート、空手、卓球などの担当をさせていただいている加藤です。先輩方の引退コラムが終わり新年度のトップバッターが僕で大丈夫でしょうか。苗字があ行で始まる部員が同期にいないことと、か行なのを恨みます。


まずは、オリンピックが延期になりましたね…。代表やその候補に選ばれた選手が同じ大学にいるということでオリンピックの企画の話も出ていて結構楽しみにしていました。僕よりももっと楽しみにしていた同期は僕以上にショックだと思います。

でも、そんな逆境を乗り越えた東京オリンピックは歴史に残るような素晴らしいオリンピックになるのではないでしょうか。延期は残念ですが、変わらず東京オリンピックを応援していきたいと思います。


こんな風にコロナウイルスへの愚痴を書き込む予定でしたが、書いていて気持ちが沈んできたのでやめようと思います。かわりにここ2日間頑張っていることを書こうと思います。


その頑張っていることとは自炊です。なぜ頑張り始めたかというと理由は一つ・・・太ったからです。高校の時に部活を引退してから約25キロ太りました。成長と呼びたいところですがあまりにも供給過多です。今までは「大事なのは中身だ」と思って気にしてきませんでしたが、実家に帰省した際に弟から「達磨みたいな兄はいらねー」とお叱りを受け、兄たる威厳を取り戻すため行動に移すことを決意致しました。その行動が自炊です。


ただ、中々上手くいきません。コンビニの飯は旨いんです。


なぜ上手くいかないのかを整理することで成長を図りたいと思います。


・基礎がわかっていない

 まず少々とはどのくらいでしょうか?ひとつまみ分?謎です。また中火や弱火などの概念も混乱させる要因です。一体何センチなんでしょうか。これらはおそらく経験のなさからくることだと思います。なので継続することが重要です。

・分量を守らない

 基礎がわかっていないため感覚を頼りにしてしまいます。そのためしょっぱくなりすぎたり、薄くなりすぎたりしています。これを克服するには基礎をしっかりと学ぶほかありません。つまりは継続が大事です。

・計画性がない

 何を作るか決めずにスーパーに行きます。そのため好きな食材やインスタント、お菓子ばかりに目がいきます。そうすることでいつも料理が偏ったり、お湯を注ぐだけになってしまいがちです。

・集中力がない

 火をかけている時ふと別のことが頭をよぎります。少しぐらい大丈夫だろうといった過信で料理から目を離してしまいます。結果、焦げた匂いがするまで気づかず失敗してしまいます。料理は戦いという意識でやっていきたいと思います。

・根性が足りない

 結局はここです。失敗するとやる気を失いその後少なくとも3日はコンビニや外食などに逃避します。その際の言い訳は「敵情視察」「社会勉強」。何様のつもりなんでしょうか。料理は科学。科学は失敗から始まるといいます。失敗しても次に生かす努力をしていこうと思います。三日坊主はなんとしてでも回避します。


 そして一番足りていないのが食材に対する「愛」と「感謝」です。食事の前後に手を合わせたのはどれぐらい前でしょうか。一人暮らしだからといって忘れていいはずがありません。食材にも真摯に向き合っていますか?あなたには食材の声が聞こえていますか?そういうことです。


僕は何を言っているんでしょうか。


 とにかく、この「愛」「感謝」はサークルにも通ずることです。先輩方のコラムにも多数この言葉がありました。取材させていただけることに感謝し、情熱を傾けていこうと思います。そうすることにより記事により深みや味わいが増すと思います。隠し味は「愛」。育んでいきたいと思います。


長々と失礼しました。拙い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。