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第38回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第1節
4月14日(日) 東洋大学朝霞キャンパスサッカー場
〈得点者〉(アシスト)
6分 栁原(宮本)
31分 栁原(長尾)
〈出場メンバー〉
▽GK
遠藤有紗(食2=ノジマステラドゥーエ)
▽DF
鈴木京響(食2=JEFU-18)
長尾ののか(食2=大商学園)
松浦加奈(食1=大商学園)
楠さやみ(食1=セレッソ大阪ヤンマーレディース)
▽MF
落合依和(食4=十文字)
稲山美優(食3=JEFU-18)
宮本妃菜里(食4=大商学園)
北岡梨愛里(食3=大商学園)→65分 高岡澪(食1=藤枝順心)
栁原さくら(食1=大商学園)
▽FW
小林莉々子(食4=常葉大付橘)
背番号10をつけ今季もチームを引っ張る宮本
再び、頂点へ「結闘」のスローガンを掲げ、部員39人で迎える今シーズン。第38回関東大学女子サッカーリーグ戦1部第1節の相手は筑波大。試合は序盤にルーキーのMF栁原が先制点を奪うと、31分にも栁原がゴールを決め2-1で白星スタートを切った。
開始6分、左サイドでスローインを獲得すると、素早いリスタートからMF宮本が栁原へパスを通す。ペナルティーエリアのやや外でパスを受けた栁原は、落ち着いて左足を振り抜くと、相手GKをかわす絶妙なゴールを決めた。
続くチャンスは22分。右サイドでパスを細かくつなぐと、MF北岡からゴール前のFW小林へ正確なクロスが上がる。しかし、ここは小林がヘディングでうまく合わせるもゴール右へと外れた。
落合は主将としてチームをまとめた
サイドから積極的な動きを見せた鈴木
その後も攻撃の手を緩めない東洋大は31分。DF長尾の折り返しにまたしても栁原がパスを受け、今度は右足で相手GKの手を弾く強烈な2得点目。前半は筑波大のシュートを0に抑え、東洋大のペースで折り返す。
後半、相手が守備の仕方を変えてくるとなかなかシュートまで持ち込めず、相手に押し込まれる時間帯が増えた。78分、筑波大にCKを与えると、ゴール前に密集した形を作られる。そこへ山なりのボールが入ると筑波大の平澤にうまくヘディングを決められ失点。ここはセットプレーからの痛い失点となったが、その後のピンチをしのぎ切り2ー1で開幕戦を締めた。
前線からプレッシャーをかける小林
(写真提供=東洋大学体育会サッカー部女子部)
リーグ開幕戦からルーキーを4人起用した東洋大だったが、昨シーズンから変わらぬパスワークの良さや守備での落ち着きを見せた。次戦以降も即戦力となるルーキーらの活躍に注目がかかる。
[次節試合予定]
第38回関東大学女子サッカーリーグ戦1部前期第2節
4月21日(日) vs十文字女子大 十文字学園女子大学サッカー場 17:00キックオフ
※全日本大学女子サッカー連盟公式Youtubeチャンネルにてライブ配信も予定されています。
◾️東洋大学体育会サッカー部女子部の公式ホームページでは、試合後の選手インタビューが掲載されています。ぜひ、こちらのリンクからアクセスしてみてください。
https://toyo-footballclub.jp/womens/
TEXT=青柳そよか