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厳しい夏を乗り越え、いよいよ９月７日に開幕する関東大学ラグビーリーグ戦。この秋、悲願の初優勝を目指す選手たちの熱い思いをお届けする。
１日目は、春季交流戦に１年生ながら先発２試合を含む３試合に出場し、緩急をつけた巧みなパスワークが光る生田旭（総１＝国学院栃木）。チーム内のメンバー争いが激しい中、先発出場を目指しひたむきに努力し続ける彼に、秋シーズンの意気込みなどを語ってもらった。(取材日＝８月15日、聞き手＝北川未藍)
リーグ戦に向けて「ひたむき」を掲げた生田
――交流戦を振り返って
１年生としては、３試合出させてもらって自分の強みを出せる部分と課題も見つかった春だと思いました。
――２試合で先発出場となりましたが
初戦のときに後半から勢いを出せたので２試合目の慶応大戦にスタメンで使ってもらえて、そこで負けてしまったんですけど、課題を３週間くらいで修正してまたスタートで使ってもらえたときに課題を克服できたのかなと思います。
――大学の公式戦に出場して、感じた手ごたえは
高校の時よりもスピードとか、フィジカルとかの全部のレベルが高くて、まだまだ鍛えていかないとなと思いました。
――交流戦でのチームとしての収穫は
フォワード（の体）が大きくて、そこは東洋の強みであると再確認できた春シーズンだと思いました。
――改善点は
細かい部分でのミスとか、最後取れきれないとかをもっと修正していかないといけないと思いました。
――自身が強みとしているところは
一番がパスワークの部分で、あとは走力でチームに勢いを与えるところを強みとしています。
――現在のチームの雰囲気は
｢１年生からでも意見を発せられるような上下関係がいい意味でグラウンドではない｣というところが全員がやりやすい環境になっています。
――鴨川合宿はいかがでしたか
前までは持久力には自信があったんですけど、トップスピードのところでまだ足が速くないなと思っていたんですけど、砂浜でのトレーニングをした後のグラウンド（での練習）でいつもは追いつかないところで追いつくようになったところで足が速くなったかなと思います。
――菅平合宿に向けて
チームとしては強みであるフォワードとバックスの外で取り切る力を、菅平合宿の初戦である法政大戦でいい形で勝てればいいなと思います。個人としては、競争が激しい中で、まだ法政戦にも出れるかわからないですが、当たったチームとの対戦でパフォーマンスをよくして、少しでも貢献できるように頑張ろうと思います。
――チーム内での競争率が激しい印象を受けましたが
試合に出てチームに貢献するという意味もあって（東洋大に）来たので先輩方で上手い先輩もいるんですけど、その中でも自分をアピールして１試合でも多く出場できたらいいなと思います。
――リーグ戦に向けて意気込みを
夏合宿を通して個人としてもチームとしても成長して、個人としてはスタメンで出れるように「ひたむき」に頑張ります。
◇生田旭（いくた あきら）
・身長/体重 163㌢/69㌔
・趣味 ラグビー！
・試合前ルーティン 長めのストレッチをすること
・チーム内で仲のいい選手 梅木颯斗(総１＝黒沢尻工)
EDIT/PHOTO＝北川未藍
