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今年の東洋大硬式野球部のスローガンは『勝華氣』。リーグ優勝そして、日本一になるために、勝つ集団、華のある集団、氣に溢れた集団となり衝撃を与える。このスローガンをもとに戦国東都の一部に挑む東洋大戦士はどのような戦いを見せてくれるのか。4月7日に迫った東都開幕に向けて、総勢12名の決意・意気込みをカウントダウンでお届けする。
東都リーグ開幕まであと1日!
東都開幕を明日に控えた本日1人目は、東洋大が誇るエースピッチャー島田舜也投手(総4=木更津総合)。球速で打者を圧倒するのはもちろん、空振りの取れる巧みな変化球が魅力の彼にこの春1部で戦う決意を聞いた。(取材日・3月22日、聞き手・山本華子)
ーー春リーグに向けて取り組んできたことは
取り組んできたことは主に投球フォームの見直しとウエイトトレーニングの一つ一つの動作であったり、重心の位置であったりそういう細かいところを。重量というよりかはトレーニングのフォームを意識して取り組んできました。
ーーここまでのオープン戦を通してその成果は
これからというところもありますが、この前の東京ガス(とのオープン戦)の時に社会人相手150km/hを投げなくても140km/h中盤くらいで空振りやファールを取れてカウントを整えられることができたので、それはフォームとか重心の位置とかを細かく取り組んできたのが投球フォームにも良い感じにつながって真っ直ぐの質が上がったのでそういう結果になったので良い感じで球にもあらわれていると思います。
ーー新入生とはどのようなコミュニケーションをとっているか
自分が1年生の時に4年生と話しづらい空気感があったので、それは絶対に作りたくないと思っていて、自分から積極的に話しかけたり、トレーニングに誘って一緒にやったりしているので、1年生がどう思っているかはわからないですけど自分的には距離が近くできているかなと思います。
ーー1部へのイメージ
自分は一部で投げたことがないのであまり分からないんですけど、2部に比べたらレベルの高い選手とかたくさんいると思うので、そこはその圧とかに押されないように、圧倒するくらいの気持ちでいかないといけないと思うので、すごい選手がいっぱいいるかなっていうイメージです。
ーードラフトへ意識することは
スカウトの方とか、取材とかが最近増えてきているのでそういったところでは自覚というかついに来たんだなっていう感じはあるんですけど、あまり意識することなく今やれているので、そんなに意識しないようにっていう感じです。
ーー自分のここを見て欲しいというプレー
ピンチとかはすごく声を出して投げているのでそういうところとか、ピンチでの粘り強いピッチングとかが自分の強みだと思うので、そういったところを見てほしいです。
ーー得意な変化球は
ストレートが軸だけどカーブやチェンジアップ、フォーク辺りですかね。
ーー1部で対戦が楽しみな選手は
市川佑(日大)、當山渚(國學院大)とかは仲が良いので投げ合いたいです。
ーー1部での個人的な目標
1部でタイトルを全部取れるような目標で取り組んでいます。
ーーチームとしての目標はずばり
リーグ優勝と日本一です。
ーー1部で戦うことへの決意
副主将とかエースという立場で、あとは最終学年でドラフトもあるのでプレッシャーとかもあると思うんですけど、そこは自覚をもって責任感を持ったうえでやっていきたいですし、エースの仕事としてはチームを勝たせることだと思うのでどんな状況でも途中から登板しても自分のピッチングでチームの雰囲気をガラッと変えられるようなのがエースだと思うので勝たせられる投手になるっていうのが日本一につながってくると思うのでそういうのを意識してやっていきたいです。
◇プロフィール◇
島田舜也(しまだ・しゅんや)
生年月日/2003・4・30
身長・体重・最高球速/184㌢・92㌔・154㌔
東洋大硬式野球部あるある/らしいよ東洋。知らないけど〇〇らしいという表現がよく使われる
野球部の寮の好きなご飯/お昼のラーメン
2人目は、伝統ある東洋大野球部の103代主将に就任した池田彪我(営4=三重)内野手。「4番として」、「主将として」チームのために自分がすべきことを常に考えて練習に取り組んできた彼に東都1部に挑む決意を聞いた。(取材日・3月22日、聞き手・山本華子)
ーー春リーグに向けて取り組んできたことは
秋のリーグ戦を振り返った時に、打率を残せていなかったのでバッティング面を強化しました。
ーーその成果は
オープン戦は、自分なりに上手くいっていないところがあるんですけど、その割には結果が出ているかなと思います。
ーー新入生とのコミュニケーションで工夫していることは
自分の立場的にみんなに言うことが多いんですけど、怖がられることが多いので、優しく、自分からコミュニケーションをとるようにしています。
ーー1部のイメージは
2年生の秋に1部で戦わせてもらって、2部と比べて力がある選手が多いと感じたので、そこで力負けしないように頑張りたいなと思います。
ーー自分のここを見てほしいというプレーは
バッティングで、特にホームランを見てほしいです。
ーー1部で対戦が楽しみな選手は
青学の中西(聖輝)はすごく注目されていていいピッチャーだと思うので、戦ってみたいです。
ーー1部での個人的な目標は
2部の一番良い成績が打率.310でホームランが4本、打点が15なのでその数を1部で超えたいなと思います。
ーーチームとしての目標は
「リーグ優勝、日本一」を目指して頑張りたいと思います。
ーードラフトに向けて意識することは
プロにいきたいと自分的には思っていて、そのためにこの春の結果が大事になってくると思うので、意識しすぎずっていうのは難しいんですけど、結果がついてくるとドラフトに繋がると思うので頑張りたいと思います。
ーー1部で戦うことへの決意
東洋は1部にいないといけないチームだと思うので、それに恥じないプレーをしていきたいと思います。
◇プロフィール◇
池田彪我(いけだ・ひゅうが)
生年月日/2003・12・4
身長・体重/181㌢・88㌔
東洋大野球部あるある/すぐに変な噂がまわること。らしいよ東洋。(練習メニューでランニングあるらしいよなど確証のない情報が流れることが多いetc)
野球部の寮の好きなご飯は/唐揚げ
◇連続インタビュー一覧◇
1日目:髙中一樹内野手・山内教輔外野手
2日目:金丸健司外野手・中村瑠斗内野手
3日目:大坪簾投手・桝川颯太投手
4日目:吉田元副主将・政所蒼太捕手
5日目:花田旭副主将・宮下朝陽副主将
6日目:島田舜也副主将・池田彪我主将
PHOTOS =山本華子、福田和奏、高梨美遼