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第12日は髙田哲也(総1=東福岡)。名門・東福岡高で培った確かなスキルと高い戦術眼を武器に、輝きを放つルーキーだ。ラグビーにのめり込んだのは「楽しかったから」。気づけば心の真ん中にはいつも楕円球があった。
福永監督からの言葉に背中を押され、選んだのは“自分を求めてくれる場所”。坂本琥珀(総3=仙台育英)の力強いプレーに憧れつつ、パスや状況判断といった自身の強みをさらに磨く日々が続く。目指すは春も秋もメンバー入り。そして、チームをけん引する存在へ──。高校で咲かせられなかった夢を、この東洋の地で咲かせてみせる。(取材日=5月21日、聞き手=北川未藍)
4年間の意気込みに「小事大事」を掲げた髙田
ーーラグビーを始めたきっかけは
兄が(ラグビーを)していたので始めました。
ーーなぜほかのスポーツではなく、ラグビーに打ち込むことに
ほかのスポーツもしていたのですが、ラグビーのほうがやっていて楽しかったですし、ラグビーを続けたいと思ったからです。
ーー高校時代を振り返っていかがですか
うれしい気持ちも悔しい気持ちも全部学ばせてくれました。
ーー高校3年間、最も印象に残っている試合は
3年生の時のサニックスワールドユースでニュージーランドと戦った試合です。(理由は)2点差で負けたゲームで、選抜で初戦負けしてからみんなで努力して挑んだ試合だったので印象に残っています。
ーー東洋大に入学した決め手は
福永監督から声をかけていただいて、(大学に)行くなら自分のことを欲してくれる大学に行きたいなと思っていたので、それが決め手です。
ーー福永監督の印象
優しそうな人だなと思っていましたが、ラグビーに対してはとても熱い人だと思いました。
ーー東洋大での練習はいかがですか
楽しいです。(高校と異なるところは)ウェートに特に力を入れているところです。
ーーご自身の強みやアピールポイント
状況判断とパスとキックです。
ーー現在特に力を入れているポイント
パスと状況判断、見る部分を練習しています。
ーーチーム内で憧れとしている選手は
坂本琥珀(総3=仙台育英)さんです。(理由は)ランなど力強いスピードで突破していくプレーでチームを引っ張ってくれる選手だからです。
ーールーキーイヤーでの目標
春も秋も公式戦でメンバー入りすることです。
ーー4年間での目標
コツコツ努力を積み重ねて頑張っていきます。