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お久しぶりです。森花菜です。
引退の節目が回ってきました。
様々な引き継ぎが終わって、少しふぅーと一息つけたところです。
遡ってみると、私が入部したのは大学2年生の時でした。短いとわかっていたけれど、ついにサークル活動の終わりを迎えました。
去年はほとんど活動できなかった分、今年チーフになってその2倍以上、いや5倍は忙しい日々を迎えました。
ここからは一年を振り返ってみようと思います。チーフとして担当してきた部会の中で、特に印象に残っている大会や出来事について書かせてください。

まずは少林寺拳法部です。
私自身が高校まで少林寺拳法に打ち込んでいたこともあり、その縁で一年間取材をさせていただきました。
決して多くの大会に足を運べたわけではありませんが、中でも日本武道館で行われた関東学生大会は強く印象に残っています。高校時代にお世話になった先生方や他大学の拳士、審判の方々とも再会し、どこか同窓会のような温かい気持ちになりました。
「拳士」ではなく「取材者」として会場に立ち、自分の大好きな競技を“伝える側”として関われたこと。その魅力を改めて実感した時間でした。ご縁をいただき、本当に感謝しています。
次に相撲部です。
今年の晩夏から正式に取材を担当しました。
初めて間近で見た相撲は想像以上に迫力があり、一瞬で勝負が決まる緊張感と駆け引きに、すぐに心を奪われました。
11月のインカレでは、春の全国王者となった東洋大が優勝を目指して挑戦。大阪開催のため現地には行けませんでしたが、ライブ配信越しにも伝わってくる張り詰めた空気に思わず息をのみました。準決勝の逆転劇では、思わず「よっしゃ!」と声が出そうになったほどです(笑)。
普段は穏やかで誠実な選手たちが、勝負の瞬間に感情を爆発させる姿。団体戦ならではの強い絆や信頼関係も取材を通して知ることができ、胸が熱くなる大会でした。
そして女子サッカー部。
試合ではありませんが、なでしこジャパンの なでしこジャパン、北村美羽選手にインタビューをさせていただいたことも忘れられない経験です。
世界のトップで戦う選手への取材は本当に緊張しました。スウェーデン在住のためオンラインでの実施でしたが、プロとしての覚悟やこれまでの人生について語ってくださり、私自身も背中を押されるような言葉をたくさんいただきました。
今振り返れば、インタビュアーとしてまだまだ未熟だったと思います。それでも、人生の中で忘れられない一日になりました。背中を押してくれた仲間にも心から感謝しています。
もちろん女子サッカー部の皆さんに温かく接してもらったことはずっと忘れません。彼女たちの「夢」を聞き何度も自分を奮い立たせ取材できたこと、同じ女性という立場でありながら強い姿勢でスポーツに臨む彼女たちに、勇気をもらい続けた1年でもありました。
私が「一番丁寧に伝えたい」と強く思っていたのが射撃部です。
世間ではマイナーと言われがちな競技だからこそ、自分がその魅力を届けたいと思い続けてきました。
初めての練習取材では、競技の細かな技術や銃の扱いについてたくさん教えていただき、射撃という競技への理解が一気に深まりました。
そして迎えたインカレ。この大会を最後に銃を手放すと決めた4年生の選手がいました。
銃の所持を続けるためには厳しい保管や大会出場、一定の成績など多くの条件が必要で、簡単に続けられるものではありません。
「銃は体の一部のような存在」と語ってくれたその選手の決断は、とても重く、尊いものでした。
ただ話を聞くことしかできませんでしたが、人の大きな決断の瞬間に立ち会えたことは、今でも鮮明に心に残っています。
最後に男子サッカー部です。
今年は本当に多くの挑戦の場面に立ち会わせていただきました。
天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会 2回戦では 柏レイソル を破る大金星。スタンドで手に汗を握りながら観戦し、勝利の瞬間は自分でも驚くほど感情が高ぶりました。終電と終バスに間に合うようペアと全力で走って帰ったのも、今ではいい思い出です(笑)。
ベスト16まで駆け上がった 東洋大学 サッカー部。
プロ相手にも最後まで諦めず戦い抜き、涙を流す姿は本当にかっこよく、胸の奥がじーんっとなり、誇らしく感じました。
一年間彼らを追い続け、少しでも関われたことに、ただただ感謝しています。きっとこれからも、どこへ進んでも一人ひとりを応援し続けると思います。
長くなってしまいましたが、チーフとしての一年間、本当に多くの出会いと経験に恵まれました。楽しいことばかりではありませんでしたが、その分、各部活のさまざまな表情を見ることができました。
たくさんの部員や仲間に支えられ、みんなの話を聞いているうちに気づけば東洋大のすべての部活が大好きになっていました。
どの部活も活躍を見るたびに胸が躍り、大学生活がこんなにも充実したのはスポトウのみんな、のおかげだと心から思います。
笑って、悩んで、たまに全力走って、また笑って、、そんな日々がいつか愛おしくなるんでしょうね。
これからも皆で思い出作っていきたいね。
最後に、私たちの可愛い2年生、1年生がこれからも楽しく、一生懸命取材できますように。
スポトウがもっと輝きますように。
本当に最後までありがとうございました。

