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「楽しく、言えるチーム」。選手たちは、自分たちのチームをこう表現する。昨秋のリーグ戦では入れ替え戦に臨み、1部残留は果たしたものの、決して満足のいく結果ではなかった。さらに関東大会では、同じ1部リーグの国士舘大に敗れ、無念の敗退。課題と悔しさを残すシーズンとなった。その雪辱を期す春季リーグ戦は、4月4日の専修大戦で幕を開ける。持ち味である風通しの良い雰囲気を武器に、どこまで上り詰められるか。開幕を目前に控えた今、総勢14名の選手たちに熱い意気込みを聞いた。(取材日=3月29日)

連続インタビュー投稿13人目は、責任感あふれる準硬の頼れる主将・玉田涼聖(総4=佐久長聖)。関東大会では練習中のケガによりベンチからの参加となったが、試合に出られない立場だからこそチームを俯瞰し、足りないものと向き合う時間となった。最後の春、主将としてどんな姿を見せるのか。その復帰に期待がかかる。(聞き手=吉田妃莉)
ーー関東大会から春季リーグ戦に向けて取り組んだこと
関東大会は怪我で出られなかったので、リハビリと、キャプテンなんで、しっかりチームが、初戦の専修大学の対策をしていきました。
ーーリハビリはいかがですか?
今週、昨日(3/28)から投げ始めて初戦はどうかな?って感じですね。痛みとかはまだあるんですけどキャプテンなので頑張りたいと思います。

ーー気持ちの切り替えについて(心境など)
内野をまとめる人がいなくて、自分がでてたらこうしてんのになとか、色々あるけど、試合で色々言ったり、ベンチ帰ってきたときに色々言ったり、自分の意思でチームに行動をさせられるようにしました。関東負けてから、同じ東都リーグのチームに負けちゃったんで、このままじゃ、やばいなっていうのは、みんな薄々わかってると思うんですけど、それをどう行動にできるかっていうのが、今までずっとうちのチームは、なかなかできてなかったんで、もう1回、声とか行動から見直していって練習の質も上がってきてるかなと思います。
ーー1部を戦っていく上で大切にしたいこと、目標
全日本選手権に出場という目標があるので、まずは3位以内っていうのを目標にしていて、その中で、東都のチームは球が速いんで、どう修正するか、どう点を取るかっていう、意識の考え方を、チームで統一して、3対2で勝つっていうのを決めています。
ーーリーグ開幕が迫った今、チームの雰囲気
まだスタメンも、そんな固定されてなくて、みんなスタメン取る雰囲気でそれぞれやってると思うんで、それはいいことだと思います。秋の課題である、スタメン固定かっていうのが、リーグ戦中も起こらないように、練習とか、ベンチの人も練習やってくれたらいいなと思います。

ーー自分のアピールポイント
自分のアピールポイントは、今季からショートになって、守備の不安も多少あるんですけど、秋リーグは、リーグで1人か2人しかいない、ノーエラーをやったんで守備に自信持って、守りたいなと思います。
ーーチームの強み
チームの強みは、1回乗ったら、止まらないところが良さだと思うので、ベンチワークが他のチームよりはできてると思うんで、でもそのベンチワークを活かしきれずに、秋はズルズル負けちゃったので、この春はみんなも理解していると思うのでベンチワーク、後半から出る人が活躍できたらなと思います。
ーー1番尊敬できるチームメイト、(この選手がいて良かったなど)
僕キャプテンで、学生監督の大久保達希が同級生にいて、僕にない、プレーで引っ張る、技術面でもみんな、後輩とかが大久保からアドバイスもらったりしているのでそういう僕にない技術で尊敬してますね。
ーー新入生が入ってきて感じたこと
自分が今、怪我しちゃってショートが穴みたいになっているので1年生に取られないようにと、最終的にはキャプテンなので自分の立ち位置がどこだろうとチームが勝てるように行動していきたいと思います。

ーーリーグ戦で1番楽しみにしている相手は
日本大学ですかね。いつもリーグで上位とか、勝ち点取れてる時は、日大から勝ち点取れてるんで、1番いいピッチャーも2枚揃ってるし、日大から勝ち点取れれば、上位行けると思うんで、日大に期待しています。
ーー春季リーグ戦への意気込み
まずは全日本選手権にむけて、3位とか言わずに、優勝目指せるように、最初の専修大、2戦ともまず初戦とってっていう準備を全員でできていると思うのではまず初戦頑張りたいと思います。
◇プロフィール◇
・玉田涼聖
生年月日 / 2004・7・4
身長・体重 / 161㌢・61k
出身校 / 佐久長聖
ーー野球を始めたのはいつ?
4歳です。野球しかやってなかったです。公園でずっとやっててきっかけはお兄ちゃんが、小2ぐらいの時に野球チーム入って、もう僕が、放課後とかにお兄ちゃんがやってるのにくっついて行ってました笑。結構迷惑がられていたと思います。自分がチームに入ったのは、4歳、5歳からチームには行ってたけど、試合にちゃんと出られたのは小学1年生です。
ーー今まで野球人生の中で、一番心に残った言葉は?
高校の時の、コーチが言ってた、置かれた場所で、全力で咲く。
例えば、ベンチがいいとか、試合出れるとか、試合出れないとか、色々あると思うけど、その場所で、全力で咲かないと。みたいな意味です。

連続インタビュー投稿の最後を飾る14人目は、深澤麻友(観4=城東)記録員。高校まではテニスのプレイヤーとして活躍し、大学ではマネージャーとして過ごす最後の機会に準硬式野球部を選んだ。野球を一から学ぶ難しさにも懸命に食らいつき、4年間チームを支え続けてきた。そんな彼女に、記録員として選手とどのように向き合っていきたいか、その思いを聞いた。(聞き手=吉田妃莉)
ーーマネージャーをしようと思った理由
中高、自分はずっとテニスをやってたので、それで、高校で、プレイヤーとしてやるか、マネージャーとしてやるか迷って、結局プレイヤーを取ったので、大学はもうテニスやめて、新しいことに挑戦しようっていうので、マネージャー、最後にできる機会かなと思って、大学からマネージャーしようと思いました。
ーー色々な運動部のマネージャーがあったと思うんですけど、準硬式野球部を選んだ理由はありますか?
ちょうど高3の時期にWBCがあった時で、それで野球もいいかなと思って母と相談して、野球がいいんじゃないって言われて、準硬と軟式見て、準硬が良かったので準硬にしました。
ーー軟式と準硬の体験に行って準硬がいいなと思った決め手はなんですか?
活動量がやっぱり準硬の方が多くて、来た時の雰囲気も、軟式は緩さがあったかなと思ったのもあって、ちゃんとせっかくやるんだったら、準硬の方がいいなと思ったので決めました。
ーースコアを覚えたのはいつごろですか?
もう本当に、入ったその当初、大学1年生の時から、ルールは全然分かんないので、1から、覚えて、完全に覚えたのは多分10月とかですね。半年くらいかかりました。

ーー覚えるのに苦戦したところはありますか?
私は本当に、ポジションからで1、2ってところから始めてそれで覚えてからはなんかやっぱりこう、挟み撃ちとかの番号を追ってとかが難しかったです。
ーー関東大会を終えてチームの変化
あれからやっぱり、関東で勝てなかった分、リーグ戦でどうしても勝たなきゃいけないので、学生監督が、もう1回気持ちをみんなで固めて頑張ろうみたいな話しもありましたし、その最後の関東大会のミーティングが結構長かったから、次の練習が私的にみんな意識をちゃんと持って始まった感じがありました、
ーースコアラーとしてベンチに入る時に自分の中で大切にしていること
選手に聞かれた時に、すぐに言える対応力ですね。
ーーチームの推しポイント
ベンチの雰囲気で、点が取られちゃったり、流れが行っちゃっても、ちゃんとみんなで声出して、自分たちの雰囲気を作り出してやってるところです。

ーー春季リーグ戦に向けて意気込み
自分のラストシーズンとしてしっかり最後まで自分が出来る最大限のサポートをしていきたいと思います。
明日は春季リーグ・専修大戦の第2戦が行われる。初戦は0―4で白星をつかむことはできなかった。第2戦を勝ち切り、勝負の第3戦へ持ち込むことができるか。志の高い部員が集う準硬式野球部に、再び光が差す瞬間を期待したい。
TEXT=吉田妃莉 / PHOTO=スポトウ準硬式野球班

