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令和8年度 東都大学準硬式野球 春季1部リーグ戦・専修大・第1回戦
4月9日(土)S&D 昭島スタジアム
◯東洋大2ー5帝京大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
帝京大 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 |
東洋大 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
金子、小野田、木村ー黒岩
三塁打:寺田(9回)

先発投手・金子
先発の金子(済4=福島商業) は初回、連打と四球で一死満塁のピンチを招くと、適時打で先制を許す。さらに追加点を奪われ、この回3失点。それでも2回以降は立て直し、試合をつくる投球を見せたが、5回表途中で降板。後を受けた小野田、8回表途中から登板した木村木村(文1=山村学園)が粘りの継投で流れを引き寄せた。

リーグ初登板で落ち着いた投球を見せる木村
反撃の口火を切ったのは、出場機会をつかみ始めた村田(法2=興国)。3回、安打で出塁すると積極的な走塁で好機を拡大。チームに流れを呼び込むと、続く同校出身の大林(済2=興国)が右前適時打を放ち、1点を返した。

好機をつかみ思い切りの良いスイングをする村田

村田の流れをしっかりと繋いだ大林
ともに出場機会を増やしつつある2人が生んだ一打は、停滞していた打線に勢いをもたらした。
春季大会前の寝坊による反省期間を経て迎えた大林にとっての復帰戦。限られた準備期間の中で結果を残し、バットで存在感を示した。一打に込めたのは、信頼を取り戻す覚悟だった。「もう、やるだけっすよ」失敗を笑い話では終わらせない春が、ここから始まる。
しかし直後の4回、守備の乱れや四球が絡み再び失点。終盤の9回には寺田の三塁打で流れを呼び込み1点を返すもあと一本が出ず試合終了。粘りを見せたが、序盤のビハインドを覆すには至らなかった。
それでも、村田と大林の興国コンビが示した躍動は確かな収穫。新たな力の台頭は、次戦への希望を感じさせ

笑顔で大林を迎える村田
▪︎コメント
・大久保学生監督(生4=木更津総合)
ーー今日の試合の振り返りをお願いします。
ピッチャーがなかなか粘れないところが、2対3とか接戦に持ち込めないと勝てないチームなこで、初回3点っていうのは痛いかなと思います。
ーー金子さんの調子はいかがですか?
ツーボールとか、バッター有利なカウントになると、ずるずる持っていかれるふうになっている打席が多いかなと思うので、もっとストライク先行で、どうせ打たれるなら、このくらいに意識して頑張ってほしいなと思います。
ーー今日、大林君良かったですね。
やっとですね。今日は村田と大林は初スタメンで、打線も結構組み替えて、その2人がどれだけ機能するかにかかっていたので上位に回る大事な場面だったので。大事な時に大林君絡んでるのでエラー1個してるんで、ノーエラーでやっていかないと、まずは守備でバッティングも、そのあたりしっかりついてくれればいいかなって言う風に考えてます。
ーー木村君、今日の試合でリーグ初登板だと思いますが出来栄えはいかがですか?
頑張ってくれたと思います。やっぱり、ピッチャー陣が不快ない中でいい球も投げるし、1年生らしくないような。貫禄があるピッチングをしてくれているので今日ベンチに入れたっていうのもあるし、それを見て他のピッチャー陣も、奮起してくれるといいかなって思います。
ーー1年生のピッチャーは入ってどのくらいから投げ始めていたんですか?
個人によって変わって、木村は練習試合とかにもよく参加してくれていて、練習も試合も来てたんで、今日やっとベンチに入れて使いました。
ーー今日の反省踏まえて次戦はどう戦っていきたいですか?
点数は徐々に取れてきているので、エラーを極力少なくして、ピッチャー陣が3失点以内に抑えてくれれば、全然今日の試合展開的に分からなかったっていう風に感じたので、前半勝負って言っていうことを全員が意識してそこで試合が決まらないようにやっていかなければならないかなと思います。
ーーこの春、1番任せられると思う投手をあげるとしたらどの選手ですか?
小野田ですね。インコースは今日も見てて、インコースのツーシーム、右バッターの。そこは、やっぱりなかなか打たれないところもあるし、中継ぎで、3イニング、4イニングくらい投げてくれて、イニングもしっかりこなしてくれるのは、中継ぎとしてすごいありがたいなって言うところはあります。
・村田(法2=興国)
ーー今日の試合を踏まえて率直な感想をお願いします。
今日の試合はほんとに勝てたなと思います。声も出てたし、打線も打てないピッチャーではないので初回の3点が痛かったですね。
ーー自分からどんどん振っていくことがチームの課題だと伺いましたが、その中で村田くんが選ばれたことについて思うことはありますか?
僕、結構初球振るタイプの人間なので、今日とかは特にボールが見えて、自分の思ってるスイングができて、その中で結果を残せたのは良かったかなと思います。
ーー今日の試合を踏まえて次戦の打席ではどのようなことを意識していきたいですか?
今回はチャンスの場面で、追い込まれてからの三振が、チームの中での課題だと思うので、そこの切り替えをしっかりできないとなと思います。そのためにも、追い込まれてから自分の対応であったりとか、打席に入る中での自分のスイングができればなと思います。
ーーここから信用を勝ち取ってレギュラーでの出場が増えていったときにどんな姿にしていきたいですか?
期待に応えられるように頑張ります。
ーー自分のなかで期待できると思う選手はいますか?
大林ですね。寝坊しなければ笑。今日試合入る前から2人で話してて、その中でどっちもヒット打って、結果に繋がったんで、あいつとは高校時代から一緒なのもあって、よかったなと思います。
ーー専修大戦の敗戦から2年生が練習でどんどん自分の意見を出していかなければならないというミーティングの内容を伺いましたが、そこで変わったことはありますか?
うちは、声が強みなので、ベンチの中でも必要な声を出すことが大事になってくる中で、練習メニューもバッティング練習を色々、前は遠い距離からやってたんですけど、近い距離からやって、これが良かったのか分かんないですけど、今日は結構最後のピッチャーが、速球派だったんですけど、結構当たったのでそこでの練習の成果が出たのかなと思います。
ーー後輩ができたことによって変わったことはありますか?
あんま自分は変わんないんですけど、試合とか見に来てくれているので、やっぱりあんまり情けない姿はしたくないなっていうのはあります。先輩の威厳はなんかあるので、いい姿を見せて試合に挑みたいと思いました。
・大林(済2=興国)
ーー寝坊後の練習は何をしていましたか?
とりあえず、雑用をやることになって。雨降って水たまりできたときに水抜きとかをしてました。
ーー今日の打席に入る時、どんな気持ちでしたか?
今日の試合エラーしたんで、チャンス、初球を狙っていこうかなって思って振り抜いたらいい結果が出ました。
ーー練習ができない期間で変わったことってありますか?
野球できることが当たり前じゃないっていうのを思いました。
ーーいつから野球をやらせてもらったんですか?
専修大学の初戦の試合の3日前くらいに練習参加させてもらいました。
ーー久しぶりの野球は感覚的に鈍ったりしていましたか?
いや、意外と変わらず楽しかったです。バッティングとかも全然問題なくできました。
ーーこれから信用取り戻していってレギュラーでの起用が増えていくと思いますが、どんな姿を見せていきたいですか?
負けが続いているので何かを変えないといけないなと思うので、自分がもっと欲を出して、自分の勝たせる思いで頑張っていきたいです。
・木村(文1=山村学園)
――大学公式戦初出場でしたが、いかがですか?
先輩たちが「気楽に投げていいよ」と言ってくれたので、緊張せずに投げることができました
――手応えや感触はいかがですか?
やっぱり真っ直ぐに自信があって、真っ直ぐは捕らえられなかったのでそこは収穫。でも空振りとかは取れないので、コースとか環境をもっと使えるようにならないと、課題を見つけることができました。
――東洋大の練習はいつごろから参加していましたか?
3月の下旬頃から一緒にやらせてもらっています。練習試合には1試合だけ出ました。
――試合に出ることはいつ頃決まりましたか?
もともと「投げる準備はしておいて」と言われていて、「(今日の)3回くらいからいくから準備して」と。緊張はなかったですね。もう本当に楽しむだけ。みんな背中を押してくれました。
――風や寒さの影響はありましたか?
投げている間はすごく暑くて、汗もかいて影響はなかったです。
――次の登板への意気込みをお願いします。
やっぱりベンチに入る以上、チームの代表として出るのでしっかりみんなの思いを背負ってチームに貢献できるように頑張ります。
TEXET =吉田妃莉 / PHOTO = 吉田妃莉・市澤結衣
令和8年度 東都大学準硬式野球 春季1部リーグ戦・帝京大・第2回戦
4月10日(日)スリーボンドベースボールパーク上柚木
◯東洋大4ー3帝京大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東洋大 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
帝京大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
吉村、中嶋、小野田、金子ー黒岩
先発の吉村 (文2=横浜隼人)は粘りの投球で試合をつくると、4回裏から中嶋(理3=秋田工業)、6回裏から木村(文1=山村学園)へとつなぐ継投策が機能。要所を締め、流れを渡さなかった。
均衡を破ったのは7回だ。二死満塁の好機で3番・阿部(健3=沼田)が左前へ運び2点を先制。さらに相手守備の乱れを突いて加点し、一気に流れを引き寄せた。
高校時代からの後輩吉村のためにチャンスを作る柳下
その流れを呼び込んだのが5番・柳下(営4=横浜隼人)だった。中盤、鋭い当たりで出塁し攻撃の起点となると、積極的な姿勢で相手バッテリーに圧力をかけ続けた。数字以上の存在感で打線を押し上げ、勝利への土台を築いた。
だが8回、小野田(理2=山村国際)がつかまり試合は振り出しに。それでも東洋大は止まらない。
9回、再び好機をつくると相手のミスを逃さず勝ち越し。さらに大島(文3=富山第一)の犠飛で突き放し、試合を決めた。

黒岩としっかりとコミュニケーションをとる金子
最終回途中、マウンドに上がったのはエース・金子(済4=福島商業)。前の試合の不調を振り払うように、気迫あふれる投球を見せた。腕を振るたびに声を張り上げ、打者を圧倒。これまでにないほど闘志を前面に出し、ねじ伏せた。
最後の打者を打ち取り、力強くほえた金子。その姿が、この日の東洋大の象徴だった。
柳下を軸とした打線の粘りと、エースの意地。投打がかみ合った東洋大が、執念の逆転勝ちを収めた。
・大久保学生監督(生4=木更津総合)
ーー今日の勝因をあげるとしたらなんだと思いますか?
初回、最小失点で抑えられたので質問のやつ、ここ3試合と違うところかなと思います。
ーーピッチャーの雰囲気っていうのは変わりましたか?
そうですね。なんか、今日の審判がすごい狭くて、もう本当真ん中のゾーンで勝負しろっていう話をして、もう打たれてもいいから、しっかりストライクを投げることを基礎を意識してやらせました。
ーー昨日のミーティングでどういうこと言ったんですか?
昨日の試合も、2点取られて、5点取られたけど、今まで戦ってきた相手の中で、勝てない相手じゃないから、負ける気がしないって言って、いける、いけるしか言ってないです。
ーー試合前の雰囲気とかは、いかがでしたか?いつも以上に、今日の試合勝てるぞっていう雰囲気が、アップの声がすごいあった。そういうところから出てきて、で初回、1失点で抑えて、その次にすぐ点取れたっていうのが、すごい良かったと思います。
ーー今日、クリーンナップがしっかり機能を果たしていましたが、その点はいかがですか?
やっぱ打順をしっかり、昨日から入れ替えて、昨日も2点取れて、いいはまり具合ができてたから、もう今日の試合はとにかく爆発しようっていう打線が、打線で勝とうっていう話をして、しっかり10安打が打てたのはすごい良かったかなと思います。
ーー次戦、3戦目になると思うんですけど勝つために意識したいことはありますか?
もうとにかく、接戦にしないことには始まらないので、最初失点でピッチャー抑えて、バッターは、繋がることが一番大事かなって風に思ってるから、もうそこだけとにかく爆発できるような打線を組んでいきたいなと思います。
ーー次戦で鍵になる選手を挙げるとしたら誰だと思いますか?
黒岩。やっぱ、ハスボールとか、結構ピッチャーワンバン投げるの多いから、それをもうしっかりちゃんと止めて、打線でも、下位打線で、黒岩が打ってくれれば、上位に回ってくれるから、期待を込めて黒岩かなと思います。
ーー明日に向けて意気込みをお願いします。
でも、4戦目にしてやっと1勝ができたので、このまま勢いに乗って、勝てるように勝ち点取れるように、もう勝ち点意識して、これからやっていこうと思います。
・金子(済4=福島商)
ーー今日、最後の場面で難しい大事な場面を任されたと思いますが、その時の気持ちを伺ってもよろしいですか?
去年も秋に、帝京戦と同じような場面で投げて、自分のせいで負けちゃったので、そこを自分がこのチームで抑えて勝つしかなと思っているので、自分が勝つしかないんだと思ってマウンドに上がりました。
ーー昨日の試合から考えてたことはありますか?
そうですね、昨日から考えてたことっていうと、2年生の春と秋も同じようにずっと投げてて、3年生の春から全然勝てなくなってる試合が多くて、何が違うんだろうと考えていろんな人にどう違うのかなって聞いて、気迫で投げられていないことに気づいて、淡々としすぎてしまわないように今日はそれを気持ちを前面に出していきました。
ーー昨日のミーティングでは何を話しましたか?
大久保から吠えろ、淡々としすぎっていうのを言われて、野手人としても結果的に負けてしまったんですけど、複数点取られたか、1点で終わったかの違いなのでそこは落胆しすぎず自分のプレーをしていこうと玉田とも話しました。
ーー最後の苦しい場面で考えてたことを教えてください。
ただひたすらに絶対打たれないっていうことを考えていて、ネガティブな感情とか一切捨てて、今日の審判は苦しかったんで、見逃し三振を狙うのではなく、打ち損じを狙おうっていうのを考えていました。
ーー黒岩君とのバッテリーは馴染みましたか?ちょっとずつ馴染んできました。どうしても、正直この場面だったら絶対これのがいいっていうのもあるんですけど、昨日のパスボールっていうのは、ツーストライクノーボールだったので、外してその後まっすぐで自分は考えていたんですけど、黒岩的にはカウント取りに行った結果パスボールになったのでもっとすり合わせていかなきゃなと思います。
ーーすり合わせする中で大事になってくるポイントはありますか?
まずは試合中もそうなんですけどコミュニケーションをずっと取っていくことが大事かなと思います。黒岩自身も前の吉田さんとも連絡を取って話しているみたいなので、僕も引っ張って、適切な配球が取れるようにしていきます。
ーー次戦、3戦目になりますが、どのような投球をしたいですか?
今日みたいに気持ちを前面に出して絶対打たれたいと考えて投げれば、撃たれないと思うので、明日は絶対勝ってチームを全国に導いていけるように頑張ります。
・柳下(営4=横浜隼人)
ーー今日の勝ち越しの場面で意識したことを教えてください。
自分のスイングをすることだけに集中して、打席に入りました。そこで、1本打ちたいなとは思ったんですけど欲を出さないことはしないことを意識しました。
ーー打席に立つときに狙い球は決めていましたか?
真っ直ぐはずっと狙っていて、カウントによっては変化も狙っていかなきゃなとは思ってました。
ーーバッティング練習を変えて効果っていうのは実感ありますか?
真っ直ぐに対応できるようになったので変えたばっかりですけど、そこは継続してもいいのかなって思います。
ーー打った瞬間の手応えっていうのはありましたか?
前回チャンスの場面で、先発がまた後輩の吉村で、そこで1本打ちたいなという中で抜けてくれたので、良かったなっていう安堵(あんど)感がありました。
ーー今日の試合、チームの繋ぐ意識が伺えましたが、ベンチの雰囲気っていうのはいかがでしたか?
ものすごく良いなと思いました。全員がバッターを塁に出させようっていう意識があって、それに応えられるようにフォアボール勝ち取ったり、エラーを誘ったりして、そういうところが今日の試合よかったなと思います。
ーー自分の役割と持ち味を教えてください。
役割は、4番の寺田さんが出た時は必ずバントをして送ることで、持ち味は、やっぱり、ケツプリプリのところですね笑
ーー帝京大3戦目に向けて鍵になるポイントはありますか?
守備ですかね。今日はノーエラーでしっかりできてたので、エラーしなければ、その流れを攻撃に繋げることができると思いますし、自分、ファーストやってて、内野を引っ張っていけるような選手になれるように頑張りたいです。
ーー最後に次戦に向けて意気込みをお願いします。
去年勝ち点を取れずに秋のリーグ戦が終わったので、絶対に勝ち点を取る気持ちで死ぬ物狂いで頑張っていきたいと思います。
TEXT・PHOTO = 吉田妃莉
令和8年度 東都大学準硬式野球 春季1部リーグ戦・帝京大・第3回戦
4月14日(火)スリーボンドベースボールパーク上柚木
◯東洋大5ー2帝京大
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
東洋大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 |
帝京大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
吉村、中嶋、木村、小野田、金子ー黒岩
二塁打:黒岩(7回)
東洋大は帝京大との3回戦を制し、勝ち点を挙げた。継投策と打線がかみ合い、接戦をものにした。この日も最後はエース・金子(済4=福島商業)が締める。

先発投手・吉村
先発の吉村(文2=横浜隼人)は短いイニングながら三振を奪うなど安定した立ち上がりを見せた。試合後は「1イニング全力で投げることをテーマにした。真っ直ぐが生きてスライダーで空振りが取れた」と振り返った。

気持ちでおさえる中嶋
4回裏途中からは中嶋(理3=秋田工業)、6回裏途中からは木村(文1=山村学園)8回裏途中からは小野田(理2=山村国際)が登板し、この試合も継投で試合を進めた。木村は「勝ち点がかかった大事な試合だったので気合が入った。真っ直ぐで三振が取れたのは良かった」と話しつつ、「フォアボールが課題」と今後を見据えた。
打線は中盤以降に好機をつくり、得点を重ねた。チャンスで打席が回った阿部(健3=沼田)は「キーマンと言われていたのでやるしかないと思った。最後に結果を出せて良かった」と話した。
終盤には相手の反撃を受ける場面もあったが、9回裏途中から登板した金子が後続を抑えた。前試合では本来の投球ができなかったが、この日は力強い投球を見せ、「前回の反省を生かして投げた」と振り返った。
また、主将の玉田(総4=佐久長聖)は引き続きベンチからチームを支えた。大久保学生監督(生4=木更津総合)は「チームに欠かせない存在。ベンチをしっかりまとめてくれている」と話した。

ホームへ生還する代走・加藤
東洋大はこの勝利で今季初の勝ち点を獲得。秋の最下位から巻き返しを図る中で、大きな一歩となる勝利となった。阿部も「一つひとつ勝ち点を取っていく」と話しており、次戦以降の戦いにも注目が集まる。

勝利後の選手の様子
・大久保達希(生4=木更津総合)
ーー玉田(総4=佐久長聖)選手の状態はいかがですか?
昨日、玉田から、「俺をベンチから外してくれ」っていう連絡がきました。やっぱり怪我をしていて試合に絶対出れないわけなので。でも、玉田はキャプテンだしチームに欠かせない存在なので、本当に「今日の1戦までは試合に入ってくれ」とお願いしたという感じです。それで今日ベンチをしっかりまとめてくれたので、玉田がいるおかげで、学生監督としてセンターで試合に出れてる部分があるので、玉田には感謝してます。
ーー次戦以降はどのようになる見通しですか?
そうですね。次の2戦はベンチを外して、怪我の治療をしてもらおうと思っています。その後の4試合に合わせて、頑張って治してくれっていう感じです。
・阿部大翔(健3=沼田)
ーーこの試合に勝利して勝ち点を取った、今の率直な気持ちをお聞かせください。
秋が勝ち点取れなくて最下位になって、この春は一回一回勝ち点を取ろうっていうところで、取りきれたのは非常に嬉しいです。
ーーチャンスで打順が回ってくることが多かったかと思いますが、その時はどういう気持ちで打席に入られましたか?
最初の方はやっぱり打ちたい気持ちが強くて空回りしたというか、いい結果につながらなくて。でも前の打者がチャンスで何度も回してくれたんで、結果的に最後に打てたのは非常に良かったです。
ーー今日はどのようなテーマを持って試合に臨みましたか?
やっぱり大事な勝ち点がかかってる試合なんで、まずは取れるアウトを自分にできることをして。そういうチャンスの場面があれば、大久保さんにも「キーマンだよ」と言われてたんで、そこに期待に応えられたのは良かったです。
ーーキーマンと言われた時の気持ちはいかがでしたか?
最初はちょっと「え、俺なんかが?」と思ったんですけど、結果的にやっぱり「やるしかないな」という風にすごい切り替えられたんで、そこが良い後押しになりました。
ーー次の試合に向けた意気込みを教えてください。
まだ勝ち点1だけで、入れ替え戦回避したわけじゃないので、勝てる試合は勝ちに行って、またもう1個勝ち点取れるように頑張りたいです。
・木村慈人(文1=山村学園)
ーーこの試合に勝利して勝ち点を取った、今の率直な気持ちをお聞かせください。
本当に勝てて良かったと思います。
ーー今日はどんなテーマを持ってマウンドに上がりましたか?
前回は余裕がなくて、2回でも結構スタミナが切れかけてました。今日は下位打線もあったので、少し楽をして投げようと思って(マウンドに)上がりました。
ーー声を上げたりして気合が入っているように見えたんですけど、その点はいかがですか?
ここ勝ったらやっぱり勝ち点取れて、最下位もなくなって、新人戦に出られるということで。すごい大事な1戦だったので、気合が入ってました。
ーーそれは自分のスタイルというか、普段からこういう感じなんですか?
基本的には明るく投げてるんですけど、今日はより一層力が入りました。
ーー今日の良かった点と、課題を教えてください。
良かった点は、本当に真っ直ぐで三振取れたのが大きかったです。 課題はその後のフォアボールと、次の回の先頭フォアボールの2つですね。
ーーかなり球速が出ていたように思ったんですけど、ご自身の武器やアピールポイントはどこになりますか?
もちろん真っ直ぐもそうなんですけど、カウントが悪い時に変化球でポンとストライクを取れるのが自分の強みだと思っています。真っ直ぐ以外にも幅があることを武器にしてます。
ーー前回の登板から改善できたところなどはありますか?
今日一つだけ新球種を試しまして。ツーシームも投げたんですけど、それが決まったので、練習してきた成果が出たなと思います。
ーー入学されて間もないと思いますが、高校と大学野球の違いは何だとますか?
良い意味でベンチの雰囲気が楽観的というか。高校野球は負けたら終わりの試合だったのでもっとピリついてたんですけど、大学野球はそこが関係あるのかわからないですけど、すごい楽しそうで。 ベンチが殺伐としていないので、いつも緊張せずに投げられます。
ーー次戦に向けた意気込みをお願いします。
次は王者の中央ですね。 ここはもう楽な気持ちで、打たれてオッケーだと思って、胸を借りるつもりで頑張ります。
・吉村昊(文2=横浜隼人)
ーーこの試合に勝利して勝ち点を取った、今の率直な気持ちをお聞かせください。
とりあえず勝てて良かったです。前回も勝てて、今回も帝京には絶対に勝たなきゃいけないという思いがみんなの中であったので。そこでしっかり勝ち点取れたっていうのは、良かったです。
ーー今日はどんなテーマを持ってこの試合に臨みましたか?
1イニングだけって言われてたので、もう抜くところは抜かずに、しっかり全力で投げるっていうテーマでした。良いボール投げられたんじゃないかなと思います。
ーー自分の中で特にこのボールが良かったとというのはありますか?
スライダーがやっぱり良かったですね。真っ直ぐが生きてたので、真っ直ぐが投げられたから、スライダーが生きてきたと思います。
ーー今日の良かった点と、課題を教えてください。
良かった点は、真っ直ぐでしっかり投げて、決め球もしっかりスライダーで空振りも取れたことです。三振2個取れたことは良かったなと思います。やっぱり課題は、ロングイニング投げられるようにすることです。そうすればもっと勝てる試合っていうのも増えてくると思うので。金子(済4=福島商業)さんだけじゃなくて、もっと自分が投げられたらなと思います。
ーー次の試合に向けた意気込みをお願いします。
次の試合の相手は中央なで、昨年の秋リーグでは1イニングに5失点してるので、そこでしっかり投げて、勝てるように頑張りたいと思います。
TEXT= 吉田妃莉 / INTERVIEWER•PHOTO = 佐藤結芽

