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2016.03.06
陸上競技

[陸上競技]成瀬がハーフマラソンで自己新記録

第19回日本学生ハーフマラソン選手権大会

3月6日(日) 陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園とその外周道路コース


男子ハーフマラソン

65位 成瀬 1:04'49

山本信 1'06'18

橋本 1:07'01


※順位は100位以上のみの掲載となります。


自己ベストを更新した成瀬


 第19回日本学生ハーフマラソン選手権大会に成瀬(済3=豊川工)、橋本(工3=館林)、山本信(済3=安芸南)の3名が出場。チームトップの成瀬は久しぶりのハーフマラソンにも安定したレース運びを披露し、自己ベストを更新した。

 

 箱根駅伝予選会とほぼ同じコースで行われるこの大会。各大学から多くの選手が集まりレースは前半から大集団が形成された。成瀬、橋本、山本信の3選手もその集団の中で順調にレースを進めていた。後半になるにつれて徐々に集団が絞られていき、東洋大の選手に動きがあったのは15㎞過ぎ。橋本と山本信が遅れを取る中、成瀬が快調にリズムを刻みそのままチームトップでゴールした。タイムも64分台に入り自己ベストを更新して見せた。

 

 「今年頑張ってもらいたい上級生3人」と期待を寄せている佐藤コーチ。今回チームトップだった成瀬は昨シーズンこそ振るわなかったものの、2年次には箱根メンバーにも選ばれている。さらにトラックでは3000m障害で活躍する健脚の持ち主だ。他の二人も箱根のメンバー争いにおいて快走を見せていた選手たちであり、最上級生となる今年は彼らがチームの主力へと成長していくことが厚い選手層構築のカギとなるに違いない。

 

■コメント

・佐藤コーチ

今年頑張ってもらいたい上級生3人をチャレンジさせた。(レースは)後半がちょっと弱い。3人とも自分の弱いところがレースに出た。15㎞から上げられた選手とそうじゃない選手に分かれてしまった。一人一人の課題が見えたレースとなったが、もう少し上のレベルで走らないといけない。私も反省しないといけないが、走った選手が一番反省していると思う。今日は決していい走りではなかったけど、やはりもっと上の段階へいかないとチームの中でも勝てないので3人には期待をしている。


TEXT=伊藤空夢 PHOTO=吉川実里