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第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期)
第2節 4月10日(日) 東海大グラウンド
東洋大2-2東海大
<警告>
88 分 浦上
<得点者>
67分 仙頭
83分 坂元
<出場メンバー>
▽GK
伊藤俊祐(国3=柏U-18)
▽DF
白石直毅(国3=前橋育英)53分→DF水落敬(国4=埼玉栄)
浦上仁騎(国2=大宮Y)
飯島樹生(国4=流経大柏)
徳市寛人(国4=東福岡)
▽MF
田中舟汰郎(国4=横浜FC・Y)73分→FW小堀将人(国3=八千代)
坂元達裕(社2=前橋育英)
高橋宏季(国2=FC東京U-18)
勝野瑛(国2=浦和Y)
▽FW
仙頭啓矢(国4=京都橘)
佐藤仁紀(国4=武南)84分→FW宮野直也(国3=西武台)
自らボールを運び同点ゴールを決めた坂元
先制点を決め流れを変えた仙頭
東海大に前半2点を決められてしまう。だが、初戦黒星スタートをきり、続けて勝点を落とすわけにはいかない。後半に仙頭、坂元が得点を奪い巻き返し何とか連敗は免れた。
ハーフタイム、空はイレブンの気持ちを表すかのように曇っていた。前半、立て続けに点を奪われ、もう失点することは許されない。「守備は諦めずに。1点ずつ返していこう」。監督はイレブンを鼓舞した。しかし相手は高さがあるためセットプレーでは勝っている。平均身長が低いイレブンは苦戦を強いられた。
だがチームの目標とする1部昇格へ向けここでは負けていられない。メンバーを代えゴールを目指していく。そして坂元はかすかな相手の隙を突いた。ドリブルで自らボールを運び、3回キックフェイント。力強く放ったシュートはゴールマウスに吸い込まれ、同点に。「自信につながった」。負けられない場面で同点まで追い付くことができたのは坂元にとってもチームにとっても大きい。曇り空に望みの光が差した。
開幕してからまだ白星を飾ることはできていない。もうここからは勝点は落とせない。「自分で決めてアシストして」。1年時から公式戦に絡んでいる坂元の活躍に期待だ。
■コメント
・古川監督
相手チームはセットプレーの高さが持ち味なのでファールだとかCKの数極限に少なくして失点のリスクを下げようとした。だが、コーナーの回数が増えていってしまった。(次節)2戦を終えて取りこぼせる勝点はないと思っているので今は目先の試合を。今日の前半のような試合をやっていては勝点3を奪うっていうことは難しいと思いますしこちらから本当に仕掛けていけるような圧力をかけていける90分の準備をしていきたい。
・坂元(社2=前橋育英)
先に2失点した中で1点を突いて、どうしてももう1点追い付かないといけない場面でまあ自分でそれを獲れたっていうのはすごい自分的にも自信になったと思う。でもまだほかにもチャンスを決めきれなかったというのは課題。(次節へ向けて)何が何でも負けられない試合。自分が点を決めてアシストして頑張りたい。
[次節試合予定]
第90回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期)
第3節 4月16日(土) 対東農大 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場にて 11:30キックオフ
TEXT=横山恵美 PHOTO=横山恵美、吉本一生