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2016.05.16
陸上競技

[陸上競技]3名が自己ベスト更新!関カレの追い風に

第250回日本体育大学長距離競技会

5月14日(土)~15日(日)  日本体育大学健志台陸上競技場


1日目

男子800m
1組
DNS 眞柄
DNS 長尾
DNS 海谷
2組
DNS 本平
DNS 増田
DNS 松崎

男子10000m
2組
1着 小笹 30'27"47
2着 定方 30'43"95
7着 福井 30'55"96
8着 大西 30'58"57
9着 中野 31'04"81
14着 土壁 31'30"52
DNS 中尾
4組
1着 成瀬 29'37"38
5組
4着 山本采 29'10"11
21着 牧浦 30'22"64
26着 荒武 30'46"70

女子1500m
3組
4着 塩谷 4'27"33
7着 山口 4'32"32
10着 原子 4'39"69

女子3000m
2組
7着 梅津 10'05"20
14着 矢澤 10'13"48
26着 柴田 10'50"88
DNS 新井
3組
13着 森田 9'48"09
15着 内田 9'58"97
DNS 天羽
DNS 渡部


2日目

男子5000m

10組

6着 中畑 14'54"26

18着 中村挙 15'16"40

DNS 小柳

DNS 碓井



絶好調の塩谷 関カレでの注目株だ


後続を引き離し、トップでゴールした成瀬


山本采は日本人2位で自己ベストを更新した


  関カレを目前に控え、日体大長距離競技会に男女とも多くの選手が出場した。関カレ女子1500 mに出場する塩谷(食1=健大高崎)は大幅に自己ベストを更新し、好調をアピール。また、エントリー外の成瀬(済4=豊川工)、山本采(済4=滋賀学園)も 10000 mでベストを更新し、チームの追い風となる走りを見せた。

 女子 1500 mには関カレのエントリーを果たしたルーキー3選手が登場し、最後の刺激を入れた。中でも、塩谷は 10 秒も自己ベストを更新。先月末の平成国際大記録会に続き、今季3度目の自己新をマークした。大学デビュー戦から存在感を放ってきた彼女に「インカレでも自信を持ったレースができると思う」と上岡コーチも期待を寄せている。自身でも「臆せず自分の実力をしっかり発揮して決勝に残りたい」と意気込み、初の大舞台に注目したい。
 女子 3000 mには 10000 mに出場する内田(食3=学法石川)と森田(食2=浜松商)が調整としてレースに挑んだ。 3000 mを実業団が率いるというスピードレースに、内田が積極的に付いていく。しかし、後半に入り後退していくと同時に後方から上がってきたのが森田だ。前半は出遅れたものの、後半からは持ち味の切り替えた走りを見せた。本番でも後半の粘りを武器としていきたいところだ。
 男子 10000 mには関カレエントリー外の選手たちが自己ベストを狙って出場し、4組目の成瀬、最終組の山本采が自己ベストを更新。成瀬は先頭集団の中でレースを進めると、8000m手前でトップに立ち、そのまま後続を引き離してゴールした。また、山本采の出走した最終組は外国人選手が先導するレベルの高いレースに。序盤は集団の後ろに位置付けていた山本采だが4000m過ぎから徐々に前へ詰めていき、日本人2位となった。

 関カレを5日後に控えた記録会であったが、女子長距離部門の選手たちは順調な仕上がりを感じさせた。また、エントリー外の選手たちの奮闘が関カレをチームプレーとして戦っていく後押しになったはずだ。残りの限られた時間、選手たちは着々と決戦の舞台へ進んでいく。

■コメント
・谷川コーチ
個人的には自己ベスト狙って出場した。あとは、 10000mに慣れることを目的として、 10000mはハーフマラソンにも直結してくるのでしっかりこなしていくという位置付けだった。(選手の走りは)いい選手も悪い選手もいる。組で2つトップ取れたし、最終組でも山本采が日本人2位で 29 分 10 秒の自己ベスト。成瀬も自己ベストを出せたので関カレに向けて追い風になれたと思う。そういう面では良かった。(1年生の走りは)1年生が走った組はまだ暑くて前半はペース走の感じで後半は頑張れるだけ頑張るという形を取った。練習の一環と割り切って走らせていた。最後なかなか上げられる選手はいなかったが、レースの慣れという点でいい練習ができたと思う。 5000 mの中畑と中村は故障明けでレースに出ることが第一段階。そこで課題も見えてくると思うので夏以降につなげていければと思う。

・上岡コーチ
関カレの 1500 m、 5000 m、 10000 mに出場する選手たちが刺激をいれるために出場した。大学でも同じような練習をするので記録会でも練習の一環として走った。あとは1年生の環境に慣れるのに時間がかかったり、試合に出遅れていた選手が徐々に走れる状態になってきたので 3000 mのレースで走った。(選手の走りは)森田は特別スピードがある選手ではないので、 3000 mは序盤苦しかったと思うが、後半は持ち味の切り替えた走りができていた。10000 mにつなげていければいいと思う。内田はここ最近、いい状態の練習ができるようになってきた。関カレでいきなり走るよりも、今日のレースで走れたことは良かったと思う。塩谷は今回ベストで、先日の試合でも風が強い中わずかにベストを更新していていいレースをしている。インカレでも自信を持ったレースができると思う。(関カレに向けて)全種目にエントリーできていて、部員 32 人中8人のエントリーだが、全員が関カレに出る選手と同じ気持ちで練習している。あとは体調やけがに気をつけて残りの時間を過ごしていけたらいいと思う。

・森田(食2=浜松商)
(出場の意図は)調整として、3分 15 秒ペースぐらいで走って来週の関カレにつなげていくこと。後半少しペースが落ちてしまったが、久しぶりの 3000m にしてはうまく走れたと思う。先週ぐらいは少し調子が悪かったが、だんだん上がってきた。(関カレでは)自分の持ち味である後半をどれだけ粘れるか、最後まで粘りの走りができるようにこの1週間で調整をしていきたい。

・塩谷(食1=健大高崎)
自己ベストを狙っていて、インカレ標準も切れたらいいなと思っていた。最初は少し出遅れてしまった。それでもしっかり立て直せたのはよかったが、もう少しラストの切り替えができたら良かった。調整もうまくいっているので調子はだいぶいいと思う。初めて関カレという舞台を経験するので、臆せず自分の実力をしっかり発揮して決勝に残り、次のレースにつなげられるレースができればいいと思う。

TEXT=畑中祥江 PHOTO=福山知晃、畑中祥江

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