記事
第12回越谷陸上競技選手権大会
8月5日(金)~6日(土) しらこばと陸上競技場
▼1日目
女子200m 予選
3組
DNS 鈴木
▼2日目
男子100m 予選
1組(風:+0.4)
2着 島田 11"27
4組(風:-1.9)
3着 佐々木 11"63
8組(風:+2.3)
1着 西澤 10"81 ※決勝進出
10組(風:+1.2)
1着 長部 10"95
15組(風:+0.8)
1着 北村 10"88
17組(風:+1.5)
2着 竹内 11"31
24組
DNS 笠原
男子100m 決勝(風:0.0)
8着 西澤 10"94
男子400m 予選
4組
1着 冨樫 49"29 ※決勝進出
8組
1着 山本翼 51"14 ※決勝進出
10組
1着 櫻井朴 48"39 ※決勝進出
男子400m 決勝
DNS 冨樫
DNS 山本翼
DNS 櫻井朴
決勝に進出した西澤 今後は自己ベストを目指す
気温30度を超える炎天下の中、100m、400mの選手が越谷選手権に出場。中でも100mの西澤(ラ4=国際学院)は決勝進出を果たした。
男子100mには東洋大から6名の選手が出走し、西澤のみが10"81で決勝進出を果たした。「最低でも自己ベスト、全日本インカレ(以下、全カレ)のB標準突破」を目標に挑んだが、決勝では雷管の音がうまく聞こえずスタートが出遅れてしまい、納得のいくレースとはならなかった。また、この日は暑さへの対応も難しかった。予選と決勝の間は4時間ほど空き、日陰の少ない競技場で過ごすのは非常に厳しい。予選、決勝の2レースを走るのは高校生ぶりだという西澤も「頭が痛くなった」と話す。全カレの出場は叶わなかったが、卒業後も陸上を続ける西澤はラストシーズンでどこまで記録を伸ばせるかが重要になってくる。今シーズンは春先からコンスタントにレースを積み重ね、各レースで自己ベスト10"75に近いタイムで勝負をしてきた。努力が実る日も近いはずだ。今後は自己ベスト更新、また「日本選手権の標準10秒40を切れるように頑張りたい」と意気込むように、卒業後の陸上人生につなげる走りをしていきたい。
男子400mに出場した3選手はダントツの組トップ。しかし、張り合う相手がいないレースで自分の走りができず、タイムが伸びなかった。予選をトップタイムで通過した櫻井朴(総2=国学院栃木)も「競る人がいたら付いていって勝負できるが、どうしてもペースがつかめずベストが出なかった」と課題を残した。全カレの4×400mリレー(以下、マイル)の有力メンバーである櫻井朴は「マイルで日本一」に向け調子を上げていく。
■コメント
・西澤(ラ4=国際学院)
最低でも自己ベスト、全カレのB標準突破を狙っていたが、雷管の音が聞こえなかったこともありスタートが出遅れてしまった。出遅れてしまうと自分のレースができないのでタイムも伸びてこなくて標準が切れなかった。全カレには出られないが秋に向けてタイムを出したい。(2レース走ってみて)この暑い中で1日2本走るのは高校生ぶりで、暑さに対応するのが難しくて、頭が痛くなり熱中症っぽくなってしまった。これから改善して秋に結果出せればいいと思う。(ラストシーズンで狙うところは)卒業しても陸上を続けるので、来年に少しでもつなげられるようにしたい。日本選手権の標準10秒40を切れるように頑張りたい。(リオにいる選手にエールの一言)二人とも日本新とか決勝が狙える力を持っているので、いい結果を報告してほしい。
・櫻井朴(総2=国学院栃木)
全カレの突破。ダントツ1位の組だったので一人でもレースを組み立てられることが課題だった。競る人がいたら付いていって勝負できるが、どうしてもペースがつかめずベストが出なかった。(全カレの目標は)マイルで日本一になること。(リオにいる選手にエールの一言)桐生さんは9秒台で決勝、ジュリアンは日本新で予選を通過してほしい。
TEXT/PHOTO=畑中祥江