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2016.08.19
ラクロス

[ラクロス]リーグ戦開幕!念願の1部昇格に向けて好発進


第29回関東学生ラクロスリーグ戦・男子2部Aブロック

8月17日(水)大井埠頭中央海浜公園 第2球技場


東洋大 6-2 東京理科大



リーグ戦初得点を挙げチームに勢いをつけた川又


シュートが決まり喜ぶ井本





 初戦は6-2の快勝。1部昇格に向けて好発進でリーグ戦が幕を開けた。

 第1Qは、お互いゴーリーのナイスセーブが続きなかなか点が動かない。しかし残り8分でAT川又(ラ3=白鶏大付属足利)がゴールネットを揺らした。「最初の1点はチームとして決めたかった」と話すように、この得点を皮切りに試合の主導権を握ると、残り4分で川又が2得点目を挙げる。第2Qに入ると、パスワークがうまく連携し開始4分でAT/MF井本(ラ3=都立日野台)がゴールの正面から鋭いシュートを叩き込んだ。「ディフェンスがすごくもちこたえてくれた」と川又が言うように、堅いディフェンス陣によって相手のゴールを阻み、第3Qまで相手に1点も決めさせなかった。第4Q、今年最後のリーグ戦となる4年生のAT小林(ラ4=西武台)が華麗なシュートを決め、点差は6点になった。昨年の入れ替え戦では中心となって活躍し、「先輩に1部に上がった姿を見せたい」と意気込んでいた小林。最高学年として、チームの主力として、1部昇格には欠かせない選手だ。残り4分、6点差の油断につけこまれ2連続失点を喫するも、6ー2で逃げ切り、リーグ戦初戦に白星を挙げた。

 昨年は創部史上最高の成績で1部入れ替え戦までいったものの、あと一歩のところで1部昇格を逃した。それから1年、この悔しさを晴らすときがきた。



■コメント
・井本(ラ3=都立日野台)
主将も言っていたが、リーグ戦初戦を勝つことは1部昇格を目指すことの通過点になるので、絶対勝たなければいけないと思っていた。その気持ちを持って挑んで、ロースコアだったが勝ちきれたことが勝負強さが出たかなと思う。(どんな目標を持って臨んだか)チームとしては絶対勝利。個人としては、点を取ってチームの勝利に貢献したいと思っていたので、3点取れたというのは自分自身にとっても大きかった。(新チームの雰囲気は)去年とあまり人数的には変わらないが、雰囲気は去年よりもいいものになっている。(第3Qは得点が動かなかったが)自分が出て点を決めたいと思っていて点が取れなかったが4点最初に点が取れたのでチームとして大きかったと思う。(終了間際に2点失点したことについて)新しいメンバーでゴーリーなどを変えたので、その連携がミスしたと思う。2点取られた後、そこから切り替えて押さえられたので良かった。(次の試合に向けての意気込み)1部昇格しか見えていないので、次も絶対勝ちきりたい。


・川又(ラ3=白鶏大付属足利)
去年1部の入れ替え戦までいったので、もちろん1部昇格目指して1年間やってきたので、1部昇格を目標にして臨んだ。(初得点を挙げたことについて)最初、自分たちが練習してきた形でうまく攻めることができなかったし、ちょっとかたさもあった。1点決めたらみんなが楽になるかなと思ったので、どうしても最初の1点はチームとして決めたかった。それがたまたま自分だった。早く決められてよかった。自分はシュートが得意なので、シュートを打てたことはよかった。でも、もう少し自分自身得点を決まられたのではないかと思ったので、もっとシュートの精度を求めていきたいなと思った。チーム全体としては、ディフェンスがすごく持ちこたえてくれた。ディフェンス陣が頑張ってくれおかげで、自分たちのリズムができた。自分たちがリードしていたので、相手は焦ってミスが起きていたと思うので、その焦りにもう少しつけ込めたかなと思う。(新チームの雰囲気は)みんな楽しくやる感じ。和気あいあいとしています。去年4勝1敗だったので今年は全勝目指したいと思っている。次の試合も勝ちたい。


TEXT=吉谷あかり PHOTO=水野桜