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平成28年度関東学連春季オープン競技会
4月25日(土)~26日(日) 江戸川区陸上競技場
▼1日目
男子200m
22組
5着 大橋 22"93
26組
DNS 大野
男子400m障害
3組
4着 吉野 57"23
▼2日目
男子100m
30組 (風:-0.1)
3着 大橋 11"46
39組
DNS 大野
男子400m
11組
5着 吉野 53"20
男子三段跳
1組 (風:-0.3)
13着 佐々木 13m44
2組
NM 伊藤
吉野は「恩返し」のラストレースをみせた
短距離部門の今季初陣を飾る春季オープンが開幕。2日間にかけて行われ、各自の状態を確認する場として4名の選手が出場した。
各々がオフシーズンでの成果を確かめる中、4年生の吉野(法4=浦和南)にとってはこの大会がラストレースになった。1日目の400m障害では実践的な練習が足りず、前半から出遅れる。「レースの形をつくることができなかった」と語るも、2日目の400mではしっかりと修正。前半から果敢に攻めるプランでレースに臨んだ。結果は納得のできるものではなかったが、「恩返しができるようにと思って走った」と吉野。「自分の弱さが悔しいと感じた4年間だった」と振り返るも、今までお世話になってきた監督、コーチ、仲間に向け感謝の言葉を述べた。
他にも100m、200m、三段跳びの3種目に各選手挑み、個人の状態を確認した。桐生(法3=洛南)、ウォルシュ(ラ2=東野)を中心にますますレベルが上がる短距離部門。さらなる選手層の厚みを目指し、これからの新戦力の台頭に注目だ。
▪コメント
・吉野(法4=浦和南)
(今日の400mは)気温はあまり良くなかったが身体の状態は悪くなかったので、前半からしっかり走って後半は前半の貯金で走ろうと思って走った。(1日目の400m障害は)実践的な練習が足りていなかったのでレースの形をつくることができなかった。その反省を生かして今日はなるべく変に飾らないで練習のまましっかり走ってレースをつくろうと思った。(今日がラストレースだったが)4年間お世話になった監督、コーチがいて、支えてくれた後輩と卒業していった沢山の先輩方にお世話になった恩返しができるようにと思って走った。(4年間の競技生活を振り返って)思い通りにならなかった点が多く、監督を始めとして部員からも期待をかけられることがあったがそれに応えようとしても応えられないことがあり、自分の弱さが悔しいと感じた4年間だった。(思い出に残っているレースは)4年生の10月に走った関東新人。マイルリレーで同期と後輩と最後にリレーを走れたことが1番の思い出。(今後は)時間を取るのが難しくなるが、休みの日などにできれば競技を続けていきたいと思っている。
TEXT/PHOTO=大谷達也