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2017年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
3月26日(日)東京電機大レンジ
男子 第1戦
東洋大3650-3525成蹊大(上位6名の合計)
個人成績
50m 30m TOTAL
1中野 312 336 648
2飯塚 296 332 628
3八須 261 316 577
4星野 250 333 583
5鳥巣 258 323 581
6松本 282 324 606
7竹内 271 316 587
8大沢 275 323 598
射や声でチームを鼓舞した中野主将(左)
納得の射に笑顔を浮かべる飯塚
松本は50mでチームに高く貢献した
※掲載が遅くなり、大変申し訳ございません
1部昇格を目標に据えて臨むリーグ戦初戦。悪天候の中個々の努力が点数に結びつき、成蹊大に快勝、好スタートを切った。
開幕したリーグ戦。初戦は低気温、雨天という悪天候の中でもチームで声をかけ、雰囲気を盛り上げて臨んだ。50m序盤では拮抗したスコアの中、新主将となった中野(法4=磯辺)、飯塚(ラ2=浦和西)を筆頭に得点を重ね、50m終了時点で31点の差を付けた。続く30mでは時折スコアの振り幅が大きくなったものの持ち直し、差を維持した。「ひとりひとりの頑張りがチームの点数に結びついた試合だった」と石河監督が評価したように最終スコアは上位6名合計で3650ー3525と快勝した。
今試合で最高得点をマークした中野主将は自身の立場からの不安、プレッシャーがあったとしながらも「期待された点数くらいは出せた気はしている」と自身を評価した。
2年生ながら中野主将に次いで高得点をマークした飯塚は試合前日の選手選考を振り返ると「恥じないように全力で撃つことしかできない」とし、「選手全員もそんな気持ちでできたので、いい結果になった」と試合を振り返った。
「緊張はなく、いつも通り自分のイメージ通りに撃てた」と安堵の表情を浮かべた松本(ラ2=浦和西)。得点が伸びなかった30mを改善点にあげ、次戦への意気込みを見せた。
男子アーチェリー部は1部昇格を目指して日々研鑽(けんさん)している。「時間を作って目標に向かってちゃんとチームでまとまって動けるかってところが肝になってくると思う」と語る中野主将は昇格への道を見据えている。
■コメント
・石河監督
結果的には差をつけた試合になったけれども、実力としては互角の相手だと思うので、ひとりひとりの頑張りがチームの点数に結びついた試合だったと思う。
・中野主将(法4=磯辺)
今日の試合は初戦ということで結構前々から大事にしていて、絶対に取ろうっていうのをチームで決めて準備してきていたので、とりあえず取れて、勝ててよかった。思ったより緊張しなくって、チーム的に練習に近しい、いつも通りの空気で撃てたっていうのが良かったと思う。応援の声も力になりました。(自身の評価)主将で4年生で、ってことではりきってきた。去年くらいからずっとエースと呼ばれていて、色々プレッシャーはあった。その中でどれくらい自分が出せるって不安で今日は臨んだが、期待された点数くらいは出せた気はしている。まだまだ改善点は多いので、それを今後潰して2戦目以降はもうちょっとあげられたらいい。(次戦に向けて)今後やっぱり学校始まったりとか忙しかったりって中で試合になってくると思う。どれだけアーチェリーを優先順位上にして、時間を作って目標に向かってちゃんとチームでまとまって動けるかってところが肝になってくると思うのでチーム一丸となって次も勝てるように努める。
・飯塚(ラ2=浦和西)
出し切れた試合だったかなって思っている。(初戦だったが)緊張感はなかった、想像以上にリラックスして打てていた。(チームの調子、雰囲気は)試合前日のメンバー選考があって、試合に出られなくって悔しがっている選手も沢山いたので、その人たちに恥じないように全力で撃とうという気持ちで撃った。選手全員もそんな気持ちでできたので、いい結果になったのかなと思っている。(次戦に向けて)1年生の僕はただただチャレンジし続ける、全部出し切ることしかないと思うので、また同じ気持ちで試合に臨めたらいいなと思う。
・松本(ラ2=本庄東)
今日の試合は雨天だけれどのびのびと撃てた。だが30mの途中で集中力を切らし、低い点数を撃ってしまったので、そこを次の試合では改善していきたい。緊張とか全くせずに、いつも通り自分のイメージ通りに撃てたので、緊張なんかは特になかった。(チームの調子、雰囲気)チーム的には雨の中よく、応援も声を出してくれて、撃つ射線では中野主将を筆頭にそれぞれ声を出せていたのでとてもよい雰囲気で撃てたと思う。(次戦に向けて)来週も試合に出て、良い点数をとって、チームに貢献したい。
TEXT=外狩春佳 PHOTO=外狩春佳