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2017.06.04
硬式野球

[硬式野球]全日本開会式 高橋監督「東都が勝たせてもらいます」

第66回全日本大学野球選手権大会開会式

6月4日(日) 明治神宮会館ホール



高橋監督は日本一へやる気十分だ


「高橋監督を胴上げする」と意気込む飯田主将


部員全員で頂点を目指す



全日本大学野球選手権大会の開会式が行われた。高橋監督は「東都はチャンピオンフラッグを久しく手にしていない。6年ぶりに東都が勝たせてもらいます」と気合十分。また、東洋大OBの上武大学・谷口監督から「恩師となる高橋監督と決勝で戦いたい」と“宣戦布告”されると「上武は決勝で会いたいね。2007年に神宮大会の準決勝で戦って、2対1でギリギリで勝てた。谷口は良い監督ですよ。俺が指導したからね」と、先輩の余裕を見せた。

また、飯田主将(営4=常総学院)は主将挨拶で「東都の代表として一戦一戦戦い、日本一を目指し、そして高橋監督さんを胴上げできるように部員全員で頑張っていきたいと思います」と述べた。

 

 初戦の相手は東海大北海道。初戦は明日11時30分より東京ドームで開催される。東洋大生は応援席チケットが学生部にて200円で購入できる。

 

■コメント

・高橋監督

やる以上は優勝を狙わないと。東都連盟の意地がありますから。プライド持ってやっているわけだから、そう簡単には負けませんよ。ノーシードは初めて。リーグ戦でも接戦だったわけだから、全国で勝つことは楽ではない。ただ、東都としてはたくさん勝っているわけですから、頑張らなきゃと思う。リーグ戦までは選手が頑張ってきたけど、全日本を経験している選手は誰もいない。だから僕が頑張りますよ。(飯田選手について)全日本は失投したらおしまい。ミスが許されないけど、1,2点は仕方ないと思っている。ただ飯田はコントロールが精密だし失投が少ないから期待できるね。キーマンは投手陣。日本一なった時はいつもピッチャーが頑張ったからね。(中川選手は)JAPANを背負っているわけだから、このままじゃ代表なんて名乗れないよ、世界を相手にするんだぞ、とはっぱをかけてます。

小川(法1=霞ヶ浦)や首位打者の佐藤(法2=聖光学院)もいいですよ。左投手対策が素晴らしい。チームもキャプテン・エース、4番についていってるから1~4年生に輪ができて素晴らしいと思う。大野(H21年営卒、現日本ハム)の時は(鈴木)大地(H23年営卒、現ロッテ)がいて非常に雰囲気が良かったんだけど、今のチームはその時の勢いを感じる。気持ちがそろい、ベクトルが同じ方向を向いていますよ。

・飯田主将(営4=常総学院)

まずは初戦勝てるように。リーグ戦終わってからやってきているので自信を持って臨みたいです。調子は少しずつ良くなっています。調整をこのまま行っていい形で試合に入れるようにします。勝つ自信しかないです。どの連盟も強いので、一戦一戦戦っていきたいと思います。藤岡(H23年営卒、現ロッテ)さんは特には意識しませんが、自分がやれることをやれればいいだけなので、与えられた場面で仕事をこなしたいです。とにかくチームの勝利に貢献したいと思います。

・中川(法3=PL学園)

(大学代表に選出され)とりあえずほっとしている。日の丸を背負う責任を持ってやりたい。今はJAPANの前に、全日本に集中します。

・佐藤(法2=聖光学院)

全日本だからと言ってやることは変わらない。リーグ戦は負けても全日本は負けていられないので、一打席一打席を大切にしたいです。期待に応えられるように、地に足つけて頑張りたい。

・小川(法1=霞ヶ浦)

負けたら終わりですが、1年生らしくはつらつとしたプレーができたらと思います。緊張は特にないので、とにかくチャンスで打てるようにしたいです。


TEXT=美馬蒔葉 PHOTO=美馬蒔葉、須之内海