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平成29年度東都大学野球春季リーグ戦 個人表彰式
6月27日(火) 明治記念館
5選手の選出は東洋大が最多
飯田主将は最も多くトロフィーを手にした
新人賞の村上は「一度しか取れない賞」とはにかむ
平成29年度東都大学野球春季リーグ戦個人表彰式が行われ、1~4部の表彰選手や関係者が集結した。
これまで表彰式はリーグ戦終了後に神宮球場で行われていたが、今回は別日に明治記念館で行われ、これは初めての試みとなった。このことに関して福原理事長は「昨年85周年を迎えた東都大学野球連盟では日本一の質の高い野球を展開しているという大きなプライドがある。その日本一のレベルの高い野球を展開しているということは、一人ひとりの競技レベルが向上しているということ。したがって東都連盟は一人ひとりの表彰を大事にしたい、チームの表彰式と同時に個人の活躍も表彰したいという気持ちがある」と位置づけた。
個人タイトル三冠の飯田主将(営4=常総学院)は「メンバーはもちろん、周りのチームメイトがいたから取れた。全員の力で得られたもの」と改めて周囲へ感謝の言葉を口にした。
また、式終盤には8月29日から3日間、神宮球場で行われるフレッシュリーグのトーナメント抽選が行われた。東洋大は国士館大対拓大の勝者と対戦する。
■コメント
・飯田(営4=常総学院)
このような賞をいただいて光栄です。春の東都には力の差はないと思っているので、メンバーはもちろん、周りのチームメイトがいたから取れたものだと思う。全員で得られた賞です。
・田中将也(営4=帝京)
(受賞について)嬉しいです。やっと受賞の実感が湧いてきました。表彰式はまだ慣れないですね。(受賞について家族やチームメイトからは)チームメイトからはいじられましたね。家族には取れる可能性はあるという話はしていました。取ったときにはすぐに家族に連絡しましたね。すごく驚いていました。
・古田(法4=天理)
毎年と違い、改まった感じで表彰していただいていつもより格好も違い、身が引き締まる思いです。ベストナインという賞に関して、何かをしたからベストナインという実感はないです。(理事長がベストナインを受賞したことはずっと記録に残ると言っていたが)今からそんな意識はしていないが、卒業して2、3年経つとずっと残るということを身をもって知るのではないかと思う。
・佐藤(法2=聖光学院)
やっと実感が湧いた。一番初めに両親にきちんと言葉で感謝を伝えたい。
・村上(総1=智弁学園)
(新人賞に選ばれたが)なんで自分なのかって思います。結果には満足してないですね。でも大学で一度しか取れない賞なので、その点では受賞できてよかったです。
※中川(法3=PL学園)は授業のため欠席
TEXT=美馬蒔葉 PHOTO=望月優希