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国際大会兼日本学生選手権大会報告会
10月18日(水) 東洋大学白山キャンパス4号館地下アリーナ
今夏の部活生の検討を称えるべく、東洋大学白山キャンパスにて、国際大会兼日本学生選手権大会の報告会が行われました。竹村牧男学長のあいさつから始まり、15名の選手が登壇。一言ずつ感謝の言葉や今後の抱負を述べてくださいました。式の後には、大橋選手と桐生選手のフォトセッションや取材も行われ、終始和やかな空気に包まれていました。
以下、登壇者(欠席者含む)の今夏の戦績とコメントです。ぜひ最後までご一読ください。
<水泳部>
大橋悠依(国4=草津東)(左)
■今夏の主な戦績
第17回世界水泳選手権大会
200m個人メドレー 2位 ※日本新記録2分7秒91
400m個人メドレー 4位
第29回ユニバーシアード競技大会
200m個人メドレー 優勝
400m個人メドレー 優勝
4×200mフリーリレー 3位
第93回日本学生選手権水泳競技大会
400m個人メドレー 優勝
200m個人メドレー 優勝
4×100mフリーリレー 優勝
4×200mフリーリレー 優勝
■コメント
(母校での報告会ということで)水泳部のみんなが見に来てくれましたし、緊張しましたがいい結果を報告することができたので良かったです。毎年よりは1週間多くオフをもらったのですが、もうがっつり練習をしている状況です。4年生なので今は卒論に追われています。観光学部なので東京オリンピックに向けたインバウンド政策に関する内容を書いています。2万字程度なのですが、1万五千字書けたのであとは最後のまとめを頑張りたいです。まとめは、来年のパンパシや柔道の世界選手権、ラグビーのW杯が東京五輪までにありますし、その後も水泳の世界選手権が福岡でもあります。そのための合宿やイベントを日本で開催することを日本で活用していけたらということをまとめにしたいなと思っています。ブダペストで感じた観客の雰囲気も入れたいと思います。桐生君はオリンピックのリレーでメダルを獲っているので、私はまだオリンピックに出たこともないので、足元にも及ばないと思ってます。違う競技ですけどお互いに刺激しあって強くなっていきたいです。去年のこの時期は世界水泳に出ることだけを考えていたのですが、まさか自分がメダルを獲っているなんて思っても見ませんでした。世界水泳は200m個人メドレーで銀メダルで、400m個人メドレーは4位で。どっちの経験もできて、濃い1年だったなという風に思います。(メダルに届いた要因)泳ぎもよくなりましたし、筋肉がついたりパワーがついたこともあるのですが、何より精神面での成長、人間的によくなっていこうと思えたのが1番の要因かなと思います。(メダルによって与えられたもの)自信がついたことはもちろんですし、200m個人メドレーと400m個人メドレーでは日本新記録も出すことができて、日本の個人メドレーを引っ張っていかなければならないなという思いもあります。(残り少ない学生生活でやりたいこと、やり残したこと)2年生の秋からゼミに入って、そのゼミのメンバーと過ごす最後の学期なので、ゼミ合宿とかには参加できてなかった分、学校で会った時にたくさん話したいです。卒業した後も会って話せるような関係を今からでも作りたいなと思っています。
<陸上競技部>
桐生祥秀(法4=洛南)(右)
■今夏の主な戦績
第16回世界陸上競技選手権大会
4×100mリレー 3位
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
100m 優勝 【日本新記録9秒98】
■コメント
こうやって学校に帰ってきて皆さんにお祝いしていただいてうれしい。今シーズン非常に濃い1年であったし、体感的にもすごく長く感じた。(今季を代表するレースは)色んなレースがあって、日本選手権4位で代表落ちしたレースもあれば、9秒台が出た全日本インカレがあるので一つというのは選べないが、レースの一本一本が思い出に残るレースだった。(自身にとって9秒台とは)もちろん通過点。世界のファイナリストに残るのが陸上を始めてからの目標でその目標は今も変わらないが、9秒台を出したことによる世間の注目とか陸上人気も高まってきたと思う。国民体育大会のときなど、たくさんの人に声をかけていただいたので反響はすごくあった。(残り少ない大学生活だが振り返って)後悔はしていなく、来年が待ち遠しい。今は日本選手権リレーに向けて調整している。主将の与那原(法4=那覇西)や梶原監督がせっかく(桐生が)いるんだから卒業するまでに東洋新記録、そして不滅の記録を出したいと。一度もベストメンバーでリレーをつなげていないので、正真正銘、東洋大学最後のレースとして狙えるだけのタイムは狙っていきたい。
<水泳部>
毛利衛(営4=金沢)
■今夏の主な戦績
第29回ユニバーシアード競技大会
4×100mメドレーリレー 3位
■コメント
ユニバーシアード競技大会ではメドレーリレーで銅メダルを獲得することができました。応援ありがとうございました。また、応援のほどよろしくおねがいします。
菊池優奈(営4=作新学院)
■今夏の主な戦績
第93回日本学生選手権水泳競技大会
4×200mフリーリレー 優勝
■コメント
9月のインターカレッジではチームの力を借り、800mのリレーで優勝させていただくことができました。今後の水泳部の活躍も見ていてください。応援よろしくお願いします。
岩本愛結(済3=京都外大西)
■今夏の主な戦績
第29回ユニバーシアード競技大会
4×100mメドレーリレー 優勝
第93回日本学生選手権水泳競技大会
4×100mフリーリレー 優勝
4×200mフリーリレー 優勝
■コメント
ユニバーシアードではメドレーリレーのメンバーとして金メダルを獲得することができました。応援ありがとうございました。
中野未夢(文2=長岡大手)
■今夏の主な戦績
第93回日本学生選手権水泳競技大会
200mバタフライ 優勝
■コメント
今回はインカレで優勝することができましたが、タイムでは納得いっていないので来年に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。
遠山ひかり(国2=八代白百合学園)
■今夏の主な戦績
第93回日本学生選手権水泳競技大会
4×100mフリーリレー 優勝
■コメント
今回は4×100mリレーで優勝することができました。この結果に満足することなく、来年に向けてまた頑張っていくので応援よろしくお願いします。
※欠席
露内若葉(文4=京都外大西)
第29回ユニバーシアード競技大会
4×200mフリーリレー 3位
第93回日本学生選手権水泳競技大会
4×100mフリーリレー 優勝
4×200mフリーリレー 優勝
<陸上競技部>
及川文隆(済4=愛知)
■今夏の主な戦績
第29回ユニバーシアード競技大会
20㌔競歩団体 優勝
20㌔競歩 3位
■コメント
このたびは、このような会を開いていただきましてありがとうございました。8月に行われたユニバーシアード大会では20㌔競歩に出場させていただき、個人銅メダル、団体金メダルを獲得することができました。現在陸上部は短距離、長距離ともにレベルが高く、部としても盛り上がっていると思います。現在、駅伝シーズンも始まっており、これからも引き続き応援していただければと思います。本日はありがとうございました。
櫻井朴也(総3=国学院栃木)
■今夏の主な戦績
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
4×400mリレー 優勝
■コメント
全日本インカレで4×100mリレーで2連覇を達成することができました。自分は今年から主将となるので、来年3連覇できるように頑張ります。
松原秀一郎(法2=九州学院)
■今夏の主な戦績
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
4×400mリレー 優勝
■コメント
今年行われた全日本インカレで、4×100mリレーで優勝することができました。応援ありがとうございました。
吉津拓歩(ラ1=豊橋南)
■今夏の主な戦績
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
4×400mリレー 優勝
■コメント
このたびの全日本インカレで4×100mリレーで優勝することができました。これからも偉大な先輩達にしっかりとついていけるように頑張っていきたいと思います。
※欠席
ウォルシュジュリアン
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
400m 優勝
4×400mリレー 優勝
津波響樹
第86回日本学生陸上競技対校選手権大会
走幅跳 優勝 ※大会新記録8m09
<硬式野球部>
中川圭太(法3=PL学園)
■今夏の主な戦績
第29回ユニバーシアード競技大会 優勝
■コメント
この度インドネシアでの野球競技で金メダルを獲ることができました。応援ありがとうございました。
<ボクシング部>
馬場龍成 (文4=王寺工)
■今夏の主な戦績
第19回AIBA世界ボクシング選手権大会 出場
■コメント
今年開催されたアジア選手権では5位という結果に終わりました。来月も全日本選手権があるので、応援よろしくお願いします。
<ボッチャ>
佐藤駿(法学部4年)
■今夏の主な戦績
2017BIS Fed World Open Bocccia Tournament 出場
■コメント
国際大会で、団体戦5位入賞、個人戦が9位という成績をいただきました。今後11月にも日本選手権があるので、それに向けて頑張りたいと思います。応援よろしくおねがいします。
<ゴールボール>
山口凌河(社会学部3年)
■今夏の主な戦績
2017 IBSA Goalball Asia/Pacific Championships
■コメント
このたびはこのような多くの選手とともにパラリンピックの選手である私をお招きいただいたことに感謝しております。私は8月のアジアパラリンピック選手権で銅メダルを獲得することができ、来年5月の世界選手権に繋げることができました。また、日本選手権大会では得点王なることもでき、これからもっと努力していきたいと思います。今日はありがとうございました。
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学生でいっぱいになった4号館地下アリーナ
TEXT=菊池美玖 PHOTO=大谷達也、望月優希、小野由佳莉