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2018.03.01
コラム

第596回 その目でとらえて感じて 執筆者・吉川実里

 こんばんは。3年生最後のコラムを書かせていただきます吉川実里です。スポトウを引退して1ヵ月経ち、取材が無いことが当たり前になっていくのを少し寂しくも感じつつも後輩の記事を待つ楽しみができたことがうれしくもある今日この頃です。

 

 スポトウでの最後の1年、私が就いていた役職の関係からいろんな方と接する機会が多くありました。その度に、私たちは本当にたくさんの人たちの支えがあって活動できているということを実感しました。甫水会や校友会の方々、定期購読をして下さる東洋ファンの皆さん、報知での編集時にアドバイスをくださった報知新聞社の方々、そして何より取材に応えてくれる運動部の監督、選手の皆さんのおかげで活動することができました。今まで本当にありがとうございました。

 スポトウが活動できるのは選手の活躍があってこそ。それこそ私のスポトウでの活動の原動力は選手たちの頑張る姿でした。自分と同年代の同じ学生とは思えないくらいの努力を重ねる姿がかっこよくて、そんな選手たちの活躍をもっともっと知ってもらいたい、そんな思いで記事を書いてきました。また、記者という立場として、普通はおいそれと入れない場所から写真を撮らせていただいたり(初めて相撲の取材で土俵だまりから写真を撮ったときの感動は忘れられません)スポトウを通して貴重な体験ができたこと、忘れないです。

 これからは私も一東洋ファンとして、選手の活躍、スポトウの活動を応援し続けていきたいと思います。3年間、ありがとうございました。

 


 

 さて、伝えたいことは書ききってしまったのですがちょっと尺が余ってるような気がするので(笑)、少しだけいつものゆる~いコラムを最後に書かせてもらおうかなと思います。お時間ある方はお付き合いいただければと思います。

 

 突然ですが、私の趣味は観劇です。高校生の頃にある作品にドはまりしてからは、バイト代を貯め地元の長野から一人で東京に観に来たり、大学生になってからは授業後に劇場に通ったりするくらいには観劇が、舞台が好きです。同じ公演であっても日替わりネタやお客さんの反応もその回ごとで違ったりするのでついつい2度、3度と通ってしまい気づけば私の大学生活の8割はスポトウと観劇で占められていました。

 そんな私の8割を捧げたスポトウと観劇には共通点があります。それは現地に足を運んでこの目で見て感じるという点です。このことに気づいたとき、生で見るというのはそれだけ人を魅了する力を持っているのだと思いました。目の前で繰り広げられる試合やお芝居。そのどちらも今、その瞬間しか味わえない空気があって、それは録画を画面越しで見ることでは得られない感動がある。改めて言葉に表すとそんな当たり前のことと思うかもしれませんが、試合会場や劇場の空気を伴って実際に自分の目で見ることで得るものって本当にたくさんあると思うんです。スポトウは引退したけれど、これからも競技場へ行くだろうし観劇も就活生だろうと関係なく行くだろうなと思います。

 と、ここまで熱く語ってしまい若干恥ずかしいのですが、つまり何が言いたかったのかというと、生で見るともっと好きになれるしもっとハマれるからみんな試合観戦行って選手応援しよう!っていうことです。それでもっとスポーツ好きな人が増えたらうれしいです。

 

 これにてこの代の最後のコラムは終わりです。次回からは新体制のコラムが始まります。楽しみですね!それでは、ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました!