Article

記事


2018.05.07
アーチェリー

[ アーチェリー・女子]3位決定戦、チーム一丸となって戦い明大に見事勝利!!

2018年度関東学生アーチェリー女子3位決定戦

 

5月6日(日)明学大レンジ

 

東洋大25352432明大(上位4名の成績)

 

         50m     30m     TOTAL

1中野    310      340        650

2原田          270      291        561

3大野          269      324        593

4大久保      259      331        590

5小松          297      336        633

6横井          277      323        600

7工藤          303      330        633

8吉留          288      331        619




                                        笑顔を見せる吉留主将


                                       着実に得点を獲得していく小松


                                      満点である60点を叩き出した中野


                                     初出場ながらチームに貢献した工藤




 明大との3位決定戦。50mでリードはしていたものの「最初は声が届きにくくてチームの雰囲気としては最悪だった」と吉留主将(法4=千葉女子)。30m前に気合いを入れ直し、そのまま逃げ切って25352432で見事勝利を収めた。

 

 「最初は緊張していたが、いい緊張感で最後まで射つことができたので良かった」と試合を振り返ったのは今回の試合が初めての出場となった工藤(ラ1=大宮開成)だ。工藤は初出場ながらも633点とチームに大きく貢献した。

 

 今回、満点である60点を叩き出したのは、今までの試合で安定した射を見せていた中野(総2=県立船橋)だ。笑顔でガッツポーズを決め、チームメイトと喜び合った。「650点台にのせられたのは良かったと思うが、調子としては出来上がった状態ではなかったので悔しかった」と語り、まだまだ上を目指す姿が見られた。中野と同様、リーグ戦で安定した射を見せ、着実に点を獲得してきた小松(社4=帯広三条)は「みんなの気持ちが一つになってやってこれたのが良かった」と今年のリーグ戦を振り返った。

 

 次戦は6月に行われる王座戦だ。吉留主将は「どう戦っていくか、どこを目標にするのかをしっかり全員で決めてそこに向かって頑張っていきたいと」と意気込んだ。リーグ戦での反省を生かし王座戦に向けて女子アーチェリー部の挑戦は続いていく。



■コメント


・吉留主将(法4=千葉女子)

今日の試合はレンジの関係もあり最初は声が届きにくくて、50mはパッとしない感じで、あまり空気が良くない感じだった。50m終わった後に4年だけで話し合いをして、この空気を変えなきゃという話をしてそこから挑んだ30mだった。30mは気合いを入れ直したので、だいぶ点数も延びて割といい感じで勝てたのではないかと思う。ただ、最初の雰囲気としては最悪だった。(リーグ戦の総括)4年は私たちの代でやる最後の試合だったので、悔いの残らないようにしたいとずっと言っていて、昨年と同じ3位決定戦まで来ることができて、昨年よりは確実に成長しているが、まだ反省点もたくさんあるので、反省点は次の代にしっかり受け継いで、次の代ではリーグ優勝できるようなチームになるように引き継ぎをしていきたいと思う。(リーグ戦で成長したこと)チームとしての戦い方をすごく学んだ。昨年は個人で射っている感じだったが、今年はちゃんとチームで戦ってここまで来たという感じだったのでそれはすごく良かったと思う。試合を重ねるごとに応援歌が増えたり、声出しを頑張ったり、試合で反省したことは次の試合で必ず生かせるようにはしてきたので、そういう意味ではしっかり成長できたと思う。(王座戦進出の心境と意気込み)王座に出るのは当たり前だと思ってこの1年間練習してきて、その王座でどう勝てるかなので、次は王座でどう戦っていくか、どこを目標にするのかをしっかり全員で決めてそこに向かって頑張っていきたいと思う。


・小松(社4=帯広三条)

50mの前半はちょっと会場が狭い割りに人が多いというのもあって、みんな混乱していたので声もあまり届かなくて、それがやはりうまくいかなかったところだった。(自身の調子)あまり良くなかった。最初の50mがもうちょっと初速をつけられたのではないかと思う。(リーグ戦の総括)みんなの気持ちが一つになってやってこれたのが良かったと思う。(リーグ戦で成長したこと)昨年は応援と選手がバラバラになってしまっていたりしていたが、今年は応援は選手のためにというのがしっかりできていたと思う。(王座戦進出の心境と意気込み)2回戦以上は進出したいと思う。


・中野(総2=県立船橋)

天候が予定外だった。最初は点数があまり上がってこなくて、自分の中でも焦ったりした。650点台にのせられたのは良かったと思うが、調子としては出来上がった状態ではなかったので悔しかった。(リーグ戦の総括)昨年よりは平均も含め点数を延ばせたのでそこは本当に良かった。チームの一員としてやってこれたと思う。(リーグ戦で成長したこと)気温に対応することができるようになった。周りを見てしっかり行動することができるようになった。(王座戦進出の心境と意気込み)今年は毎回点差が開いての勝ちで確実に勝てていた感じがあるので、王座戦進出の確信はしていたが、昨年は1回戦敗退してしまったので、今年は勝てると信じている。


・工藤(ラ1=大宮開成)

今日初めてリーグ戦に出させてもらって、最初は緊張していたが、いい緊張感で最後まで射つことができたので良かった。(自身の調子)50mは良かったが、30mはもう少し点数を出せたらなと思った。とてもいい経験になったのでこれからの練習や試合に生かしていきたい。(王座戦は)1年生として下から盛り上げていけるように頑張りたいと思う。


TEXT=岡村珠里 PHOTO=岡村珠里、長枝萌華