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2018.10.12
硬式野球

[硬式野球]チーム第1号はまたも小峰!神宮にアーチをかける

 平成30年度東都大学野球1部秋季リーグ戦・駒大3回戦

10月11日(木) 神宮球場

○東洋大5-2駒大


今季チーム第1号は小峰が放った


ベンチで喜びを爆発させる



    想いが届いた。「なんとか投手陣を援護したい。どんな形でもいい」と駒大1回戦の試合後に語っていた小峰(営3=帝京)。佐藤(法3=聖光学院)を置いた追加点の好機で打席に入る。「変化球が多かったから狙った」とカットボールを高々と打ち上げると、打球は左翼スタンドに吸い込まれる2点本塁打に。ただただ「伸びろ!入れ!と願っていた。入ってくれて良かった」と右拳を突き上げてダイヤモンドを一周する。この本塁打を皮切りにチームは今季初の2ケタ安打を記録。奮闘を見せる投手陣へ最高のプレゼントを贈った。

   

    表情豊かなこの男。春季リーグ戦に続くチーム第1号に「自分が打ったからではなくチームとして本塁打が出たことが嬉しい」と満面の笑み。さらに「最高です!」と一言加え喜びを爆発させた。熱戦の途中でも、本塁打直後の守備練習時にスタンドからの歓声に独特のポーズで応える。これは前日に三塁打を放った際、上茶谷(法4=京都学園)が見せたものと全く同じもの。由来を尋ねると「由来?内緒です」とニヤリと笑みを浮かべた。

  

   次戦の相手は国学大。高校時代の先輩、清水との対戦だが「特に意識することはない。自然体でやります」と冷静だ。戦国東都を制すため、ムードメーカーの一振りが敵を切り裂く。


■コメント

・小峰(営3=帝京)

カットボールにうまく反応して打てた。結構打球が上がったので、ただただ、伸びろ、入れと思って打球を見ていた。変化球が多かったので狙っていた。初回から打線が繋がってくれたので最高。守備では打球がたくさん飛んできた。左打者の切れていく打球が難しくて緊張した。ポーズの由来は内緒です。(次戦に向けて)国学大には清水さんがいる。いい投手だけれど、特に意識はせず、自然体で臨みたい。


TEXT=齋藤洋   PHOTO=須之内海、齋藤洋