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第92回関東大学サッカーリーグ戦 １部リーグ（後期）第16節
10月13日（土） 味の素スタジアム西競技場
東洋大２－０明大
高橋は何度も攻撃に絡んだ
積極的にシュートを狙う
総理大臣杯で優勝を果たした明大から、勝ち点３を奪いたいこの試合。高橋（国４＝ＦＣ東京Ｕ-18）は攻守共に存在感あるプレーを見せた。
前半から明大の攻撃を受ける東洋大。高橋はドリブル突破をしてくる相手をスライディングで止めるなど、アクティブな動きで上手く相手の攻撃の芽を摘んでいた。１点を守り切りたい後半では、チーム一丸となって明大の猛攻を耐え凌ぐ。「（高橋）宏季もすごく守備してくれている」と浦上（国４＝大宮Ｙ）が語るように、無失点で終えられたことに高橋は大きな貢献を果たした。
一方で高橋は、守備の中でも前に行く姿勢を崩さなかった。得点にはならなかったものの、幾度となく相手のスペースを突くパスを見せ、存在感を放った。「自分が縦にパスを入れることで全体のスイッチが入る」と自身で語るように、彼の率先して前にボールを繋げようという意識が、チームの攻撃を後押しした。今回はゴール・アシストがなかった高橋。自身の課題は「自分ももっとゴールに関わって行けたら良かった」と語るように、チームの原動力として彼のさらなる活躍が求められる。
この１勝で勢いをつけていきたい東洋大。集中応援となる次節では、「多くの観客が来てくれると思うので、いい試合をして、結果と内容にこだわってやっていきたい」と高橋は意気込む。勝利につながるキーマンとなるであろう彼のプレーから目が離せない。
■コメント
・高橋（国４＝ＦＣ東京Ｕ-18）
立ち上がりから自分たちのサッカーができた。この後期のいい流れがこの試合で表現できた。失点を0で抑えられたのが、一番今日の試合でよかったと思う。（前半）自分が縦にパスを入れることで全体のスイッチが入るので意識していた。自分ももっとゴールに関わって行けたら良かったが、それが課題だと思う。（後半の展開は）まず守備から入って、その中で追加点を奪えればということを求めていたので、みんな意識しながらできたと思う。（無失点に抑えられたことについて）みんな守備の意識が高くなっていた。サイドの部分で体を張っていたり、クロス対応もみんなよかった。（次に繋げられる点は）２ゴールとも自分達の練習でやっているようなゴールが作れている。このような形をどんどん増やして行きたい。（集中応援がある次節に向けて）多くの観客が来てくれると思うので、いい試合をして結果と内容にこだわってやっていきたい。
[次戦試合予定]
第92回関東大学サッカーリーグ戦 １部リーグ（後期）
第17節 10月20日（土）vs駒大
しらこばと陸上競技場にて 11:30キックオフ
TEXT＝酒井菜摘 PHOTO＝美浪健五
