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2018.10.24
空手道

[空手道]男女とも1年生を中心に好成績を残す!

第29回関東学生空手道体重別選手権大会

10月21日 (日)    武蔵の森総合スポーツプラザ


女子50㌔級

片倉  ベスト8

平原  ベスト16


男子60㌔級

大澤  ベスト8

大友  ベスト16


男子67㌔級

岡田  ベスト4

佐倉  ベスト16


男子75㌔級

吉田  ベスト16


積極的に相手に挑む大澤


今大会ベスト8の片倉


第29回関東学生空手道体重別選手権大会が行われ、男子67㌔級で岡田(法2=埼玉栄)がベスト4、女子50㌔級で片倉(法1=帝京)がベスト8、男子60㌔級で大澤(法1=県立高崎商業)がベスト8に進出した。



「1つ1つ勝つ事だけを考えて戦った」と話すのは、男子67㌔級に出場した岡田だ。しっかりと着実に技を決め、4回戦まで順調に勝ち進んだ。迎えた準決勝。試合序盤から相手に点を許してしまい、終盤に点を取り返すが惜しくも敗退。「攻撃力の高い選手を相手に、攻め込まれてしまい下がってしまった」と岡田は振り返る。「どんな相手にも対応していくためにも実践練習に力を入れていきたい」と前向きだ。


男子60㌔級では新戦力、大澤が活躍した。1年生ながら安定感のある試合運びで3回戦まで勝ち進んだ。準決勝は相手に先制を許すもすぐに取りかえす。しかし、相手に上段突きを決められ1-3で敗れ、結果はベスト8だった。結果に関して「素直に嬉しい」と話す大澤は、「接戦でも気を抜かず集中したい」と次への課題も見つかりさらなる成長を遂げていく。


女子50㌔級に出場した片倉はシードで出場し、2回戦、3回戦と順調に勝ち進んだ。準々決勝では、相手に先制を許し、反撃の一手が出ずそのまま試合終了となった。片倉は今回ベスト8という結果に関して「行けるところまでは行ったので少し自信に繋がった」と語る。次へ向けての課題も見つかり、片倉の更なる活躍に期待だ。


◾︎コメント

・岡田(法2=埼玉栄)

1つ1つ勝つことだけを考えて戦った。前回の全日本での試合は自分の得意な蹴り技、大技を狙いすぎてしまって、その大きくなったところを狙われて一本取られてしまうことがあった。その反省点を生かして地味な技でしっかりと着実に戦った。取らせないで取る、という感じで。(反省点は)今日の最後の試合の相手がとても攻撃力の高い選手で、攻め込まれてしまい下がってしまったこと。作戦ミスだったかなと思う。攻撃的な選手でも対応できるようにこれからしていきたい。カウンターに磨きをかけて、どんな相手にも対応していくためにも実践練習に力を入れていこうと思う。(理想の選手像は)これから上級生になって後輩を引っ張っていく立場になるので、団体戦とかで絶対的な安心感を与えられるような負けない選手になりたい。


大澤(法1=県立高崎商業)

今回ベスト8という結果に関しては素直に嬉しいし、高校の時は関東大会など大きな大会でここまでの成績は出せなかった。今回の大会を通して強豪校を相手に接戦で勝てるようになった事と出来なかった技が出来るようになったのは収穫だと思う。でも接戦になると気が抜けてしまうので集中を切らさないようにしたい。(来月の全国大会に向けて)4年生は最後の大会なので勝利に貢献したい。


片倉 (法1=帝京)

大学に入ってからメンバーに入っていても試合に出られなかったのであまり自信がなかったが今回ベスト8という結果を出し、行けるところまでは行ったので少し自信に繋がったかなと思う。今回の試合を通しての課題は過去の成績などを見て相手が自分よりも強いとわかっていると気持ちの部分で負けてしまったりマイナスに考えたりしてしまうという所だと思う。(来月の全国大会に向けて)4年生と一緒に戦える最後の大会だし、気持ちよく引退してもらうため自分の気持ちに勝って試合で結果を残したい。


TEXT=林莉子、PHOTO=中村緋那子