Article

記事


2018.10.21
陸上競技

[陸上競技]2年生が躍動!平国大記録会で大澤、田中龍が1万PB大幅更新

第69回平成国際大学長距離競技会

10月20日(土) 鴻巣市陸上競技場


男子10000m決勝

1組

4着 小倉 30'53"48

6着 藤城 31'17"60

12着 山本瑛 31'37"16

14着 松島 31'40"73

16着 石川 32'02"44

DNS 杉村

DNS 吉田


2組

6着 大澤 29'16"92

9着 田中龍 29'20"02

22着 岡里 29'49"29

27着 小田 30'19"25

30着 小室 30'54"30

33着 中村駆 31'12"44

34着 山口 31'47"38



女子3000m決勝 

6組

4着 鈴木 9'49"55

5着 渡辺 9'55"27

8着 江口 10'00"91

14着 岡田 10'07"05

15着 岡本 10'11"89

16着 塩谷 10'13"76

17着 原子 10'14"13

21着 曽我 10'15"54

23着 佐々木 10'21"43

DNS 森田

DNS 田浦


粘りの走りを見せた大澤


箱根5区候補として期待がかかる田中龍


 平国大記録会に男子長距離部門が出場。なかでも大澤(済2=山形中央)、田中龍(済2=遊学館)が10000mの自己ベストを大幅に更新し、中間層の成長を感じさせる結果となった。

 

 「実力とタイムが見合っていない者が多かったので、記録を狙いにいった」と佐藤コーチ。10000mに中間層の選手が多数出場し、目論見通りの結果となった。まず積極的な走りを展開したのが大澤。1500mを得意とするスピードランナーが、10000mの長い距離で粘りを見せた。

 「自分にとって大事なレース」と今回の記録会に挑んだ大澤。持ち前のスピードを生かし外国人ランナーに食らいついた。1km2分55秒程度のハイペースでレースが進み、8000m手前まで先頭集団でレースを引っ張る。残り2000mで離されたが、ペースを大きく崩さなかった。自己ベストを大きく更新する29分16秒92でフィニッシュ、10000mチームランキングでも7位に浮上した。まだ3大駅伝の経験はないが、ポテンシャルの高さをアピールした。


 終盤で勢いを見せたのが、昨季箱根駅伝(以下、箱根)の5区を走った田中龍。「第2集団がいいペースだったので、ここについていけば自己ベストを狙えると思った」と振り返るように、レース中盤で先頭集団に離されるも坦々とペースを刻み続けた。タイムは29分20秒02、大澤に続き自身の持つ自己ベストを1分近く上回る成長を見せた。平地でも着実に力をつけている田中龍、得意とする山登りで新たな“山の神”になれるか。5区に起用されることがあれば、昨年以上の走りに注目が集まる。


 十日町リレーカーニバルでは今西(済3=小林)、定方(工3=川棚)。今記録会では大澤、田中龍が自己ベストを更新するなど、夏合宿明けから中間層の成長がすさまじい。佐藤コーチは「今回走ったメンバーの中から一人でも多く駅伝に出場できたら」と選手に寄せる期待は大きい。今回の好記録がチーム全体の刺激となれば、東洋大の勢いは増すばかりだ。


▪コメント

・佐藤コーチ

実力とタイムが見合っていないものが多かったので、記録を狙いに行った。29分台が3人、もう一人くらい出て欲しかったのが本音。でも走り自体は上のほうで走っていて悪くなかった。(大澤、田中龍について)非常に良かった。力はついているなと思ってはいたが、なかなか数字がついてこなくて難儀したが、今回は実力に見合った数字を出してくれた。岡里あたりもいってくれると思った。他のメンバーの刺激になったのではと思った。(今後に向けて)力をつけているメンバーなので、今後の走りに期待したい。今回走ったメンバーの中から一人でも多く駅伝に出場できたら、そして走れたなと。経験者もいるし田中(龍)も昨年以上の力をつけてきているので良かった。

 

・大澤(済2=山形中央)

自分にとって大事なレースだったので緊張した。レース前はリラックスして臨もうと思ったが、駅伝を走っているメンバーと一緒に練習していて、それについていかないといけないと思っていた。2年目で来年からは折り返しなので、東洋大に送り出してくれた家族や、支えてきてくれた人への気持ちを汲んでレースに挑んだ。この結果を次のレースにつなげていけたらと思う。(自己ベストについて)合宿やレースを行ってきて、十日町では記録が出なかった。腹筋や体幹がまだ足りていないことが分かったので、この大会までに少しでもそこを補えるようにしてきた。それが自己ベストにつながったんだと思う。(今後に向け)10000mでのレースだったが、ハーフ、20㎞で結果を出さないといけないし、手厚いサポートをしていただいているので、それにこたえられるような器の選手になっていきたい。

 

・田中龍(済2=遊学館)

アップから感覚的にいい状態だった。スタートから自信を持って迎えることができて、それが結果につながった。第2集団がいいペースだったので、ここについていけば自己ベストを狙えると思ったので、後半うまく切り替えることができた。去年の夏合宿に比べても練習は詰めていたので手応えは感じている。(今後に向けて)昨季の箱根で5区を走らせていただいたが、攻めの走りではなく守りの走りになってしまった。今回は10000mで自己ベストを1分縮めることができたので、今年の駅伝では攻めの走りをしたいと思う。


TEXT/PHOTO=大谷達也

第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第48回全日本大学駅伝
第28回出雲駅伝
第28回出雲駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第34回杜の都駅伝
第40回全日本競歩能美大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝
第48回男鹿駅伝