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2018.10.23
射撃

[射撃]男子総合準優勝!! 4年生最後の大会で有終の美飾る

文部科学大臣賞争奪 平成30年度全日本大会学生スポーツ射撃選手権大会

10月18日〜10月21日

埼玉県長瀞総合射撃場


◆50mライフル三姿勢120発男子ファイナル

3位 山本 426.1点

6位 須永 392.2点


◆10mエアライフル立射60発

江頭 607.7点

井上 607.2点 

諏訪 605.5点


◆50mライフル三姿勢120発

山本 1150点

吉本 1113点


◆50mライフル伏射60発

丸山 608.8点

山下 600.3点

須永 595.4点


主将としてチームを引っ張ってきた山本

須永のさらなる飛躍に期待がかかる


    10月18日から21日までの4日間、長瀞総合射撃場にて全日本大会学生スポーツ射撃選手権大会(以下、インカレ)が行われた。東洋大は、男子総合で準優勝と日大には及ばなかったものの好成績を収めた。個人では、50mライフル三姿勢120発において主将の山本(法4=足羽)が3位、3年生の須永(済3=栄北)が6位入賞を果たした。


    今年度の主将を務めた山本。4年生として個人で結果を残すだけでなく、チーム力向上のために部の制度を変えるなど様々な部分で変革を実行。その結果が今インカレの男子総合準優勝、さらに東洋大史上最多得点につながったと言っても過言ではない。50mライフル三姿勢120発では他大学の強豪選手に競り勝ち見事3位入賞。4年生最後の大会で有終の美を飾った。


    ファイナル初出場となった須永は、ファイナルでしか味わえない緊張感を体感。立射の精度向上が今回の結果につながった。6位入賞で満足することなく次はメダル圏内を目指す。


    今インカレにおいて4年生は引退をむかえ、新チームがスタートする。新主将には井上(法3=国際学院)が就任。悲願のインカレ男女総合優勝へ向け新たな道が始まる。


◾️コメント

・山本主将(法4=足羽)

今回の全日本では、男子総合で準優勝する事ができました。記録としては東洋大学史上最高点を出す事ができましたが、日本大学に一歩及びませんでした。今年一年で射撃部は、急成長を遂げたと思います。後輩たちも多くが決勝に残り、完成度の高い年でした。勝てない代と言われましたが、部員の頑張りもありここまで来ることができました、ありがとうございました。個人として、大学射撃最後で、50m伏射で優勝、50m3姿勢で三位になる事ができ、本戦得点一位に贈られる、伏射の林崎賞、三姿勢の芹澤賞を受賞する事ができ、笑って引退する事ができ、優秀の美を飾れたと思います。今年一年は射撃を集中する事を目標に部の制度などを変えてきました。他大学とは、射撃場がないなど環境は、とても不利でしたが、部員の皆がそれをカバーできるくらい練習に打ち込んでくれました、それが今回の結果に繋がったと思います。部長、監督、コーチをはじめ多くの関係者の方には、大変お世話になりご迷惑をおかけしたと思います。来年については、戦力の面では特に心配していません、自分と亀井が抜けますが、後輩達の成長も来年も期待しています。今年は悔し泣きを部員をみて、この子たちの主将になれて良かったと思います。その涙を糧に成長して、来年の全日本で男女総合優勝してくれる事を強く願います。東洋大学ありがとうございました。


・須永(済3=栄北)

(今日の試合を振り返って)去年とは違う種目だったが、インカレに出ることができて良かった。最後に先輩へプレゼントできて良かった。(ファイナルの舞台はどうだったか)いつもは応援する側だったから緊張が全く違った。普段の練習と揺れも感覚も違う。かなり集中してやらなければいけない。(今回の成績について)予選より順位が上がっていて(この種目で臨む)初めての大会だったこともあり、良かった。来年は上位に入り、メダルを目指したい。(練習してきたことについて)膝射と伏射は当たるが、立射で点数を落としてしまうことが多いから立射を練習して今大会に臨んだ。 


TEXT=小島敦希 PHOTO=鈴木拓磨