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2018.11.06
アメフト

[アメフト]千葉大に19-7、粘り強さで勝利を掴む

平成30年度関東学生アメフト秋季リーグ戦

11月4日(日)青山学院大学緑ヶ丘

◯東洋大19-7千葉大

0|1Q|0

7|2Q|0

6|3Q|7

6|4Q|0


宮崎の効果的なランが光った


チームの攻撃を組み立てた川島


足立のインターセプトが流れを呼んだ


 関東学生アメフト秋季リーグ戦(以下、リーグ戦)5戦目となる千葉大との一戦は守備陣の粘り強いプレーで19-7で勝利を掴んだ。


 第1Qに「前のラッシュがきいていた」と振り返ったSF足立(ラ3=横浜隼人)のインターセプトから始まり、東洋大のリズムで試合を進めていった。試合が動いたのは第2Q。開始1分でQB宮崎(ラ2=明治学院東村山)がTDを決め、その後も25ヤードの独走でエンドゾーンに迫るなど、相手に流れを譲らなかった。しかし、宮崎はプレーの途中で足を負傷し、ピッチをあとにした。

 第3Qで千葉大にTDを決められるものの、QB川島(ラ4=岡山城東)からのパスでWR森(ラ2=正則)がTDを決め逆転を許さなかった。第4Qでは千葉大に押し込まれたが、ディフェンス陣の粘り強い守備で、追撃を許さない。すると最後は、QB川島のこん身の中央ランからのTDで勝利を確実のものとした。19-7で勝利を収めたものの、3部から上がってきた相手なだけに攻守に少し物足りなさが残った。

 これでリーグ戦は連勝でトータル4勝1敗。残り2戦に勝てば、1部昇格をかけた入れ替え戦に進むことができる。悲願の1部昇格へ、チームの士気は増すばかりだ。



▪️コメント

・足立(ラ3=横浜隼人)

前半はいい試合展開ができていたけれど、後半オフェンスが点を取れない時にその影響でディフェンスも悪くなってしまった。いくらオフェンスが悪くてもディフェンスは1試合通して安定させたい。(インターセプトが2本あったが)本当にただ止めることしか考えていなくて、カバーをしていたらボールがきた。あとは前の人のラッシュがきいていたのでそのおかげもある。(チームの雰囲気は)チームの雰囲気は悪くないけれど、1部に上がるためにはまだまだ雰囲気を上げていかないといけない。(次戦に向けて)自分の役目はディフェンスの最終砦なので、0点に抑えることが一番大事。チームメイトをカバーしつつ、0点に抑えられたらいいなと思う。


・宮崎(ラ2=明治学院東村山)

途中で足を痛めてしまい最後まで出来る事が出来なかったので悔しかった。仲間には不甲斐なかった。(TDを決めた時は)あの場面でTDはできると自信があった。1試合に4本TDを取ろうと思っていた。(次戦に向けて)今回は3部から上がってきた相手ということもあってチームに慢心の気持ちがあったので次の試合はしっかり引き締めて1部にいっても勝てるような勝ち方をしたいと思う。


TEXT=長嶺歩未 PHOTO=美浪健五