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2018年12月25日
H.C.栃木日光アイスバックス公式ホームページより
FW出口はドリブルでゴールを量産する
攻守共に安定したプレーを見せるDF渡邉
アジアリーグのH.C.栃木日光アイスバックスは、FW出口(社4=駒大苫小牧)、DF渡邉(社4=日光明峰)の来シーズンからの入団を公式ホームページ上で発表した。1月からチームに合流し、試合の出場を目指す。
共に東洋大の攻守を担う二人。正確なパック運びで魅せるFW出口は、関東大学アイスホッケーリーグ戦でチーム1のポイント数28を叩き出した。さらにはPS(ペナルティ・ショット)の決定力も高く、そのドリブルの技術は学年が上がるごとに磨きがかかっている。そんなFW出口は「がむしゃらにゴールに向かってポイントをたくさん狙いたい」とプロの舞台でも活躍を誓う。また、DF渡邉の強みは恵まれた体格を生かした安定した守備。リーグ戦二巡目の中大戦では手強い攻撃を無失点に抑え、6−0の大勝利に貢献した。それだけではなくDFながら高い得点力も持ち味の一つ。リーグ戦を通して6ゴールを挙げるなど今シーズンは幅広いプレーでチームを支えた。来シーズンからは地元・日光に活躍の場を移すこととなる。
ついに長年の目標をかなえた二人。FW出口は「ずっと上を目指していたので、それがかなってうれしい」と素直な気持ちを口にした。また二人のプロ入りについてH.C.栃木日光アイスバックスに所属経験のある鈴木監督は、「自分も所属していたチームで教え子たちがプレーするのはすごく楽しみ」と期待を寄せている。そんな二人に残された目標は、東洋大での「タイトル獲得」のみ。「インカレをいい形で終われるように」とDF渡邉は気を引き締めた。まずは東洋大として戦う最後のインカレで悲願の優勝へ、二人の活躍に注目だ。
◼コメント
・FW出口(社4=駒大苫小牧)
(プロ入りが決まって今の気持ちは)ずっと上を目指していたので、それがかなってうれしい。(チームの決め手は)観客が熱くていいところだと聞いていた。そういうところで決めた。(プロでの目標)まずは1年目なので、がむしゃらにゴールに向かってポイントをたくさん狙いたいと思う。(プロへの意気込み)1年目から試合に出て優勝に貢献したいと思う。
・DF渡邉(社4=日光明峰)
(プロ入りが決まって今の気持ちは)入った後のことを少しはイメージしているが、とりあえず今はインカレのことで結構いっぱいいっぱいなので、インカレをいい形で終われるように準備している。(プロ入りはいつから考えていたか)東洋大を選んだのもいい環境とか貴人さん(鈴木監督)とか山口さん(山口コーチ)に教わりたいと思って、東洋大に入るならプロしかないなと思って入学した。高校生ごろからの目標がかなった。
出口選手、渡邉選手H.C.栃木日光アイスバックスへの入団おめでとうございます!インカレでの活躍をスポーツ東洋は全力で取材させていただきます。
また、インカレの結果は1月15日発行の『スポーツ東洋第87号』に掲載させていただきます。ぜひご覧ください。
TEXT=金澤瑞季