記事
第91回日本学生氷上競技選手権大会
1月5日(土)星野・石幡記念日光霧降スケートセンター
◆男子500m
8位 川目 36"48
10位 小林 36"60
15位 川森 37"31
◆男子1500m
15位 奥山 1'57"14
19位 杉山 1'58"59
28位 遠藤 2'01"53
◆男子1万m
11位 竹中 14'58"96
16位 黒岩岳 15'14"33
21位 林 15'23"07
※8位以上で入賞、15位以上でポイント獲得
川目は500mで8位入賞を果たした
小林は悔しい10位という結果に
確かな成長を続ける竹中
第91回日本氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が開幕した。快晴の中行われたインカレ1日目には9名の選手が出場し、4名がポイントを獲得。その中で川目(社4=駒大苫小牧)が500mで8位入賞を果たした。
高い気温の中行われた初日は500m、1500m、1万mが行われた。500mに出場した川目は「リラックスして滑ることができた」と7位入賞を手にした。一方、入賞が期待された小林(社4=市立長野)はコンディションを万全の状態にもってこれなかったことが響き、タイムが伸びず10位となった。小林と川目にとっては2日目の1000mが大学最後の個人レースとなる。主将も務める小林は「有終の美を飾れるように」と強く意気込んだ。また、1500mでは1年生の奥山(社1=白樺)、杉山(社1=駒大苫小牧)の2名がインカレ初出場。入賞には届かなかったものの、今後につながる大きな経験となった。
1日目最後に行われた1万mでは、2度目のインカレ出場となる竹中(社2=八戸商業)が爪痕を残した。強風が吹きつけ、ストレートとバックで違った影響を受けて難しいレースとなったものの、ラップタイムが大きく崩れることはなかった。1周36秒台を維持し、粘り強いレースを展開。それでも「入賞にと届いていないのでまだまだ」と満足はしていない。長距離のエースとして期待がかかる竹中、2日目の5000mにも注目だ。
■コメント
・小林(社4=市立長野)
大会前にけがとインフルエンザになってしまって体調があまり良くなかったのが今回のレースに響いてしまった。(レース前に指導があったが)気持ちが前に出すぎたのとタイミングが合わなかった。(今日の出来は)100点中50点ぐらい。(今のチームの雰囲気は)だいぶ一つにまとまっていい感じにはなっている。(今大会の意気込み)明日の1000mで入賞して、リレーで3位以内に入ることを目標にしている。最後のいい結果を残せるように頑張りたい。(明日に向けて)最後の集大成なので有終の美を飾れるように頑張りたいと思う。
・川目(社4=駒大苫小牧)
リラックスして滑ることができたと思う。(コンディションは)ギリギリまで大会があって遅く入ったので、その中で合わそうと思っていた。(結果について)一番ではないので結果は良くはない。(明日以降に向けて)1000mとリレーは冷静に滑って頑張りたい。
・竹中(社2=八戸商業)
風が強いのとリンクがあったかくて進まなくて最初からスピードは出さずラップ維持を意識した。結果的にできたが半分はできたかなという感じ。去年10位で今年は11位ということで入賞には届いてないのでまだまだだなと思う。点数をつけたら100点中60点かなと思う。(コンディションは)2カ月くらい前に腰をけがをしてしまってそれが重傷でその中でのレースだったので不安は残ったが記録的には良くなったのでそこまでは悪くはなく自信を持って臨めた。(ラップタイムは維持できていたが)1万mで維持できたので5000mでは最初から少し速めのラップで入って今日みたいに維持できれば良いと思う。(今大会の意気込み)去年5000mと1万m両方とも10位で入賞できなかったので5000mでは入賞を目指したいし、今年はパシュートもあるので1年生2人と2年生の自分がチームなので自分が引っ張っていけるようなレースにしたい。
TEXT/PHOTO=美浪健五