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2019.04.06
水泳

[水泳]日本選手権4日目 ルーキー竹村、好調の白井決勝へ!

第95回日本選手権水泳競技大会 競泳競技

兼 第18回世界選手権大会代表選手選考会

兼 第30回ユニバーシアード大会水泳競技代表選手選考会


4月2日(火)〜8日(月)  東京辰巳国際水泳場


(4日目・予選)


◆女子50m背泳ぎ


4組 

5着 渡邊彩 29”44


8着 今井彩 30”20


◆女子100m自由形


2組  

2着 田中佑 57”55


4組 

1着 白井 55”21

→全体2位で準決勝進出


◆男子100m自由形


5組

6着 中村 50”50


◆女子200mバタフライ


2組 

3着 竹村 2’12”16

→全体9位で準決勝進出


3組 

4着 中野 2’13”27

→全体14位で準決勝進出


◆男子200m個人メドレー


2組

4着 田中大 2’04”86


5組

6着 若林 2’03”20


6着 宝田 2’03”20


(4日目・準決勝)


◆女子200mバタフライ

1組 

6着 中野 2’12”98


2組

5着 竹村 2’10”97

→全体7位で決勝進出


◆女子100m自由形

1組

1着 白井 54”94

→全体4位で決勝進出



決勝進出を決めた竹村

中野は自分の持ち味を生かす泳ぎをした

好調が続く白井


 激戦が続く第95回日本選手権水泳競技大会(以下、日本選手権)4日目は、1年生ながら竹村(国1=近大付)が女子200mバタフライで決勝進出を果たした。


 4日目最初の準決勝である女子200mバタフライには、ルーキー竹村が出場。安定した泳ぎを見せると、5着でフィニッシュ。全体7位で決勝に駒を進めた。「(緊張は)そんなにしなかった」と話すように、竹村は度胸の強さを見せつけた。しかし、このレースでベスト更新を狙っていた竹村はこの結果に満足することはなかった。試合を終えた後も自身のタイムを冷静に分析し、決勝につながるような勝利へこだわる姿勢が見られた。明日の決勝の舞台ではさらに成長したルーキーの活躍が期待できるだろう。また、同種目で中野(文4=長岡大手)が登場。「自分の泳ぎが分からなくなった」と話す中野は惜しくも決勝進出を逃す。しかし、予選と準決勝のわずかな時間で自身の持ち味であるキックを見直し修正につなげることで、準決勝の舞台で手ごたえをつかんだ。


 3日目で優勝し勢いに乗る白井(国2=宝塚東)は、女子100m自由形に出場。競技が連日続き疲労が重なる中、短い間でコンディションを整え、予選より速いタイムで泳げたことで「まだまだ上がる」と自身の伸びしろを再確認。短い期間で成長を重ねていく白井の活躍に、これからも目が離せない。


 日本選手権も折り返しに入り、残すところあと3日。自己ベスト更新を狙い決勝の舞台に挑む選手たちが、残された期間でどこまで自身のベストを尽くせるかが鍵となる。



■コメント

中野(文4=長岡大手)

選手権の一週間くらい前から自分の泳ぎが分からなくなってしまって、今年もスペインの合宿に行かせていただいたんですけど、そこでは体調を崩したりもあったがいい練習を積めたと思う。が、そこでの調子をここまで続けられなかったのが悔しい。でも久しぶりにこうやって2回泳ぐことができたので良かったと思う。(レース展開は)予選の泳ぎを見て、やっぱり自分の持ち味のキックを活かせていないと助言を頂いたので、なんとか足中心の泳ぎには持っていけたと思う。今日予選終わって、すぐ動画見て助言を貰ったので、予選と決勝の泳ぎはだいぶ違うと思う。


若林(済4=法政第二)

前半結構いい感じで楽に入れたが、ブレストで入りきれなかったのでフリーもそのまま引きずってしまった感じがする。(泳ぎの調子は)いい感じで詰めてたと思うが、きついところの泳ぎというのを頑張る泳ぎはあまりできていなかったと思う。(チームの雰囲気は)正直オフシーズン明けの新体制になってから緊張して最初は来ていたが、それぞれモチベーションが下がってきてしまう部分もあると思うので、新入生も入って来たのでそこはしっかり立て直しできればなと思う。新入生はまだあまり一緒に練習出来てないので分からないが、だいぶ元気がいい。自分もあと半年なのでこのまましっかり頑張っていきたい。


白井(国2=宝塚東)

(レースを振り返って)今ので54秒かという感じなので、いい刺激にはなったと思う。(ハードなレースが続くが)朝はそのまま疲労があって重い感じがしたが、リフレッシュして軽く疲労をとったので軽く54くらいでいけたのかなと思う。


竹村(国1=近代付)

ベストが10秒4で、とにかく準決勝でベストを更新したいと思っていたが0.5落ちになってしまって、ギリギリ決勝に7番で残ることができたので、決勝ではしっかりタイムを上げて10秒を割れるようにしたい。(レース展開は)前半は1分2秒で入って後半粘ろうと思っていた。(記録は)10秒9なので、2秒で入っても後半がまだ落ちてると思うので決勝ではしっかりタイムを上げたい。(調子は)JOから気づいていたが、JO前は練習でも結構調子良くていい感じかなと思っていたが、短水が苦手で、JOで優勝もできなかったので、気持ちを切り替えて選手権は頑張ろうと思っている。決勝では絶対残りたいと思っていたので、ちょっと緊張はしていたがそんなにしなかった。(明日は)真ん中の涼香ちゃんとか大橋さんとかは飛び抜けて速いと思うので、少しでも着いていけたらなと思う。


TEXT=牧田のどか PHOTO=伊藤なぎさ、吉留奈津


ジャパンオープン2016
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