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2019.05.04
卓球

[卓球]女子 2019年 関東学生卓球新人選手権大会

2019年 関東学生卓球新人選手権大会 5月3日(金)~4日(土) 座間市立市民体育館


■ダブルス

〈2回戦〉

 廣岡・稲葉 1-3 篠田・渡辺(日大)

 戸辺・江口 0-3 岡野・高橋(日体大)

 加藤・菊池 1-3 高山・何(日大)

 須田・奥山 2-3 竹内・大川(中央大)

〈準々決勝〉

 青木萌恵・岡崎 0-3 大澤・後藤(中央大)

■シングルス

〈2回戦〉

 稲葉 0-3 後木(日体大)

 小林 0-3 洞毛(大正)

 戸辺 1-3 高橋(國學院大)

〈3回戦〉

 奥山 0-3 高山(日大)

 須田 0-3 千葉(東京富士大)

 江口 0-3 中島(早稲田)

 菊池 0-3 青木(和洋)

 廣岡 0-3 篠田(日大)

〈4回戦〉

 加藤 1-3 小畑(國學院大)

〈準々決勝〉

 青木萌恵 1-3 青木(中央大)

〈決勝〉

 岡崎 3-0 竹内(中央大)

※結果は5月4日に更新     

  息の合ったプレイで粘った須田・奥山ペア


      圧倒的な強さを見せた岡崎


     フルゲームの接戦を制した廣岡


チームは新体制となり本格的に大会が始まる5月。今大会はシングルスとダブルスのみの個人戦であったが、初日からチームとしての一体感があった。課題も収穫もある大会となった。

初日の試合はダブルスから行われた。2回戦に進んだ奥山(文2=秋田商業)・須田(文2=鶴岡東)ペアは相性の悪い守備型であるカットマンに苦戦。しかし、二人は粘り強くボールをつなぎ、得点する度に声を出してフルゲームへ持ち込んだ。最終ゲームは5点を先取したものの相手の積極的なプレーに挽回され惜敗。奥山は「まだ甘い部分もあったからそこをこれから改善していきたい」と話し、課題が明らかになる試合となった。また、同じくダブルス準々決勝には1年生ペアである青木萌恵・岡崎(文1=川口市立)ペアが駒を進めた。ここまでお互い頻繁に声を掛け合い、しっかりと対応してきた青木と岡崎だったが、相手も簡単には引き下がらない。どのゲームもぎりぎりまで迫るも相手の見事な連携に、あと一歩及ばず敗れた。しかし、まだペアを組はじめて日が浅いにも関わらず二人の修正力は群を抜いており、次回の試合は更にレベルアップしたプレイに期待がかかる。

シングルスでは8名が勝ち残り、4日も続けて試合に臨むこととなった。なかでも廣岡(文1=愛知みずほ)は各上の選手に何度もリードされながらもサーブ、レシーブから攻撃を仕掛け気迫のこもったプレーで盛り返した。フルゲームにもつれ込んだ接戦の末、最後まで攻め続けた廣岡が試合を制した。試合後「今日の試合は自分の力を出せた」と話し、少しずつ手ごたえを感じ始めているようだ。

今大会は勝ち進めば全日本学生卓球選手権の出場権を獲得できる。また、来週末には春季リーグ戦も控えている。新戦力を迎えた東洋はどのような戦いを繰り広げていくのか、今後の試合にも注目だ。



■コメント

・奥山(文2=秋田商業)

(ダブルスを振り返って)苦手なカットマンのダブルスで練習の時にカットマンの先輩に練習してもらって変化とか見分けられるようになって今回の試に臨んだが、やっぱり途中は攻めることもできたが最後の最後で攻めきれなくて、相手に打たれることもありまだ甘い部分もあったからそこをこれから改善していきたい。(昨年と比べてどうか)2年生になってこのダブルスのペアになって、今までは引退した4年生と組んでいた。自分たちの良いところは勢いと誰にでも声を出して押していくプレイスタイルなので二人でどんなときも声出して励ましあってできれば良いと思っている。これからもダブルスを組んでいくつもりで声をだしていった。(次戦に向けて)明日は第一シード下なので声出して思い切ってやってしっかりものにしたいと思う。

・須田(文2=鶴岡東)

(ダブルスを振り返って)カットマンがすごく苦手で、自分で決めることができないから奥山に決めてもらうことしかできなかったが、いつも点数が離れてしまうと気持ち的に真っ白になってしまうけど今回はちゃんと最後まで攻めきれたのは良かった。でも最後の最後でレシーブミスを二本して、そこから崩れたのはすごくもったいないと思うので、自分が粘って奥山につなげていけたら良かったなと思った。(2年生になって臨む試合はどうか)自分は去年の新人戦までずっとイップスで全然入らなくて、でもちょっとずつ良くなって入るようになってきた。4年生の先輩が引退してから組むようになって、けっこういつも一緒にいるので気持ちの面でも何考えているかとかが分かるので勢いと気持ちしかないからいっぱい声をだして後輩にも良い刺激というか、自分たちが良いプレーを見せて東洋を盛り上げていけるようにこれからも頑張りたい。(次戦に向けて)インターハイ3位と試合をするのでまず一本まず一セット、一つずつ足元を見て頑張っていきたい。

・岡崎(文1=川口市立)

(試合を振り返って)ダブルスは相方が苦手なことを相手にやらせないように自分がもっと考えてやって動きとかよくできたら良かったなと思った。(手ごたえなどはあったか)今年の1年生はけっこう強い人が関東から出てきているので、レベルは高いと感じた。手ごたえはまだ感じられていない。

・廣岡(文1=愛知みずほ)

(試合を振り返って)けっこう緊張していて1ゲーム目とかもうまくいかなかったがベンチに岡崎が入ってくれてそのおかげで的確なアドバイスをもらったり、気持ちの面でも大丈夫だよと声をかけてもらって、今回初めて勝ったが自分の力というよりアドバイザーや先輩や保護者の方の応援が勝てた理由だと思う。(手ごたえはあったか)この大会の前にも2回ほど大会に出たがどっちも予選敗退で自分の力を出せていなかったが今日の試合は自分の力を出せたので手ごたえはあったと思う。(次戦に向けて)明日も応援してくれる人のためにもがんばっていきたいと思う。

TEXT/PHOTO =鈴木拓磨


平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
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