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2019年度東日本学生スポーツ射撃選手権大会
5月9日(木)~5月12日(日) 埼玉県長瀞総合射撃場
◆10mエアピストル立射60発
西村 493点
永井 538点
小西 538点
杉 493点
◆10mエアライフル立射60発
加藤雅 607.3点
西村 592.7点
後藤 600.1点
松川 601.5点
井上 610. 2点
須永 608.8点
岡田 611.4点
長谷川 595.54点
高橋 607.6点
中山 606. 9点
諏訪 595. 9点
加納 588. 9点
喜納 603. 8点
片岡 595. 6点
江頭 607. 7点
加藤澪 604. 7点
◆50mライフル三姿勢60発
岡田 555点
片岡 550点
江頭 545点
諏訪 542点
西村 563点
須永 565点
井上 559点
中山 541点
◆50mライフル伏射60発
諏訪 586.4点
井上 594.8点
西村 601.3点
江頭 601・0点
須永 609.3点
片岡 587.5点
男子総合団体2位に貢献した岡田
主将としてチームをけん引した井上
6月に行われる関東大会の予選という位置づけにある今大会。東洋大からは総勢20人もの選手が参加した。男子50m×20Mで種目別優勝、男子総合団体で2位と結果を残した。
今シーズンから主将を務める井上主将(法4=国際学院)は「点数的には低いが一人一人がベストの点数を出せた」と男子50m×20M種目別優勝の勝因を語った。
2種目に出場し、男子総合団体わずかな差で惜しくも2位となってしまったことに岡田(社2=佐賀北)は「優勝をぎりぎり逃してしまったのが一番残念」と悔しさをにじませた。
小山コーチは3日間の大会を通して「選手も練習に熱心に取り組んでくれてうまく3日間で実力を出してくれた」とチーム全体の結果に対して満足した表情を見せた。
重要な位置付けである関東大会まで残り約1ヶ月。井上は「しっかり体力などをつけて点数が出せるようにしたい」と残り1ヶ月でのさらなるレベルアップを誓った。チームの目標である全国優勝を目指すためにもまずは6月に行われる関東大会での飛躍が期待される。
◆コメント
・小山コーチ
(今大会を終えて)今年は全体を通して立ち上がりが遅かったので間に合うのかなと思っていたが選手も練習に熱心に取り組んでくれてうまく3日間で実力を出してくれたと思う。(収穫と課題)男子の総合団体についてだが、惜しくも1位とは1点差で僅差のところで負けてしまってそういったところはやはり自分からしてみればキャプテンの腕にかかってくる。気持ちの部分で競り負けてしまったのかなと思う。立ち上がりとしては十分な成績だが、今後もキャプテンを中心にどんどん引っ張ってもらえれば今年は全国大会優勝を目指せる位置にはいるかなと思う。(今大会でのよかった選手は)全体的にレベルが高いがしいてあげると須永くん。須永くんは人よりも通常の部活以外でも練習をやっていて熱心にやっているので今年も全国大会メダル圏内かなと思う。女子の選手だと1年生の喜納選手で練習では調子がいいが今回緊張して失点が多かったと思うが、そういった部分を含めた戦略を練り直せば確実に全国の上位に食い込める選手になると思う。(次の試合に向けて)今回の東日本大会は関東大会の予選だと自分はとらえていて、やはり関東大会の本戦そして上位の人がいける全国の選抜大会、そこまでのワンクールを集中してやっていきたいと思う。
・井上主将(法4=国際学院)
(団体戦優勝を振り返って)全員あまり練習できていなかった状況で、点数的には低いが一人一人がベストの点数を出せたことで優勝できたと感じている。(4日間チーム全体を振り返って)新1年生が入部して初めての大会で、1年生が何人かレギュラーに入ったりした。特に一年生の男子の選手が点数を出してくれたりなどで総合2位をとることができた。一年生がいい影響をチームに与えてくれていると感じている。(主将として)新1年生の点数が年々上がっており、全体の点数を底上げできるようにコーチなどをいい意味で活用したりしたい。また、撃ち終わった後の検査をするフォローアップで、昨年落ちてしまった選手がいて0点になってしまったことがあった。今回は自分を筆頭としてしっかり確認して絶対そういうことがないようにした。落ちないのがもちろん当たり前だが今回は誰も落ちなくて団体でもしっかり戦績を残すことができた。(6月の本戦にむけて)本戦になると3×20発が3×40発になる。しっかり体力などをつけて点数が出せるようにしたい。今回はチーム全体的に振るわなかったので、練習環境をしっかり整えて点数出せるようにしていきたい。
・岡田(社2=佐賀北)
団体で打ち終わって優勝をぎりぎり逃してしまったのが一番残念。(収穫と課題)新しい種目を始めたのだがコーチに教えてもらったのだが力が発揮できなかったのが課題だと思う。収穫としては久しぶりに撃ったのだが、それでも結構当たったのでしっかりやっていけばもっと伸びると感じた。(いつもとペースが違かったが)緊張と久しぶりというのもあって丁寧に撃っていこうと考えていた。(次の試合に向けて)打倒日大を目指して頑張ろうと思う。
TEXT=谷口奏生 PHOTO=谷口奏生、射撃部提供