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2019.07.02
空手道

[空手道]3名が全国の舞台へ!しかし全国の壁厚く

第63回全日本学生空手道選手権大会

6月30日(日)姫路市立体育館

 

幸保、坪井、岡田

2回戦敗退

強豪近大の選手に攻める幸保

相手に立ち向かう坪井

奮闘した岡田


 全日本大学空手道選手権大会が姫路で行われ、東洋大からは関東大会で幸保(法3=横浜創学館)、岡田(法2=埼玉栄)、坪井(法2=埼玉栄)の3名が出場したが2回戦で敗退した。

 

 3名ともに初戦を問題なく突破すると、幸保の相手は全国屈指の強豪の近大の選手。動きが硬く本来の自身のプレーを行うことができなかった。幸保は「意識してしまっていた」と今日の試合を振り返った。坪井は関東予選で見つかった課題の克服を大会前の目標にしていたが「自分の中では調整できてるつもりだったが練習不足だった」と反省し、9月の関東大会に向けて今大会でさらに見つかった課題の克服を目指す。岡田は今日の2試合を振り返って反省とプレースタイルのアップデートを語った。コーチとの試合後のやりとりでプレースタイルの変更の話があった。「以前からのプレースタイルをバラして作り変えないと部の目標の優勝できない」とコーチからの提案があり岡田も了承。再起を図る。

 

 緊張や調整不足で選手ら自身の実力を出すことができなかった今大会。今日をもってシーズンの前半が終了する。選手たちは今日の悔しさをバネに技を磨き9月の関東大会に挑む。

 

■コメント

幸保(法3=横浜創学館)

緊張していた。緊張で硬くて動きが悪かった。(2戦目の相手は)高校の頃から何度か対戦していた選手でこの前の練習試合でも対戦していたのでその分意識してしまっていた。そのせいで点を取られてしまって負けてしまった。自分が点数を取りきれなくて負けてしまった。今回の個人戦前は自分の結果だけを気にしていた。1週間くらいは自分のことだけを考えていたので普段とは違うペースだった。オフの期間は今年新体制になって切り替わった節目の年として個人でも団体でも結果を残したいと思うので、オンとオフをしっかり分ける夏にしたい。

坪井(法2=埼玉栄)

関東と違ってみんな強い選手が周りにいる大会で試合に出れるありがたさもありながら実力不足だと感じた。来年も出場したいのでこの経験をつなげられるようにしたい。監督、コーチからは「そんな悪い試合ではなかった」と言われたが、課題が見つかる試合だったので克服できるように頑張りたい。自分の中では調整できてるつもりだったが練習不足だったと実感した。

岡田(法2=埼玉栄)

12月から監督が変わって、体制や指導方法が変わって前回の個人戦で課題が見つかったんですけど克服できなくて、1週間前まで調子は良かったんですけど緊張して上がってしまった。思い通りに試合運びができなかった。今回も課題が見つかったのでしっかり克服できるように頑張りたい。コーチからは以前からの空手のスタイルをバラして作り変えないと部の目標の優勝できないと言われた。これから作り直します。8月のオフの期間は所属している道場の試合があるので出来るだけコンディションを落とさないようにしたい。


TEXT/PHOTO=仲宗根優介