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第33回関東大学女子サッカーリーグ戦 1部第4節
9月8日(日) 東洋大板倉キャンパスグラウンド
東洋大4ー1武蔵丘短大
途中出場から2得点を挙げた北川
チームの大勝に大きく貢献した
チャンスを多く作るも点が取れない状況を打破したのは後半開始出場した1年生北川(食1=常盤木学園)だ。
前半、チームはチャンスこそあるもののなかなか決めきれない時間帯が無得点で試合を折り返す。今季の第33回関東大学女子サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)ではここまで3試合で2得点と得点力不足が課題となっていた。「チャンスがあったら絶対に点を決めようと思っていた」と語った北川は後半開始から出場するとサイドから果敢に攻めゴールへ迫る。すると56分、大内(食3=常葉学園橘)のヘディングのこぼれ球を押し込み欲しかった先制点を北川がゲットした。その後お互いに点を取り合い東洋大が3ー1でリードして迎えた90+2分、またも北川が「思い切って右足で打った」と語るように豪快に決めてチームは4ー1で勝利。北川は途中出場ながら2得点を挙げる活躍をみせた。得点力不足に悩むチームの救世主となった北川。後期リーグへのさらなる活躍でチームを上位進出へと導く。
・北川(食1=常盤木学園)
チャンスがあったら絶対に点を決めようと思っていて後半から入った。(ゴールシーンを振り返って)1点目はコーナーキックで自分の前にボールがこぼれてきたのであとはつめるだけだった。2点目はフリーだったので思い切って右足で打った。(後半開始からの出場で意識したことは)相手が嫌がることをやろうと思ってスペースで受けたり、シュートまでいくということを意識して入った。(自身の出来は)点が取れたことは良かったがまだ守備の面とかでも差が出ていた部分があったのでこれからはそこは自分が奪うという気持ちでいきたい。(後期リーグへ向けて)前期いい形で終わることができたので後期もいい入り方をして勝ち点3を取れるように練習から全員で入っていけたらいいなと思う。
TEXT/PHOTO=谷口奏生