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2019年度関東学生アメフト秋季リーグ戦
9月8日(日)拓殖大学八王子キャンパス
東洋大15-8拓大
第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 計 | |
東洋大 | 7 | 0 | 0 | 8 | 15 |
拓大 | 0 | 2 | 6 | 0 | 8 |
リーグ戦初戦を白星で飾った
SF天野のインターセプトが流れを引き寄せた
逆転のTDを決めたRB野口
秋リーグ初戦の相手は拓大。1Qで先制するも、
第1Q、始まりからなかなか両者とも攻め切れない時間が続く。流れを断ち切るようにQB宮崎(
3Q開始早々、拓大に攻め込まれる。相手のパスが通り、TDされ逆転を許してしまう。
初戦を勝利で終えることのできた東洋大。しかし、
◼コメント
・西村コーチ
(今日の試合をふりかえって)ミスが多かった。初戦だからミスしたら負けると言っていたが自分たちのチームのミスがたくさんあってあそこまでもつれるゲームになってしまったのが最大のしんどい原因だと思う。(試合での収穫)ディフェンスが我慢して耐えてくれていた。特に最後のところで2回インターした天野、彼が最後チームに勝つ勢いを持ってきてくれた。なんとかゲームが持ち込めたかなって感じだった。前半からずっと耐えてくれていたディフェンスが最後オフェンスに勢いをくれた。それが今回の勝因になったと思う。(課題として)オフェンスとしては一個一個のプレーの仕上がり具合、精度、例えばこういうふうに走らないといけないとか、パスをこういうふうに投げないといけないっていうところのように一個一個の動きの精度、足元が濡れていたから動きが悪かったのかもしれないがその辺の精度が悪かったのが大きい。まだまだ練習してプレーの質を高めることが課題だと思うから、各ポジションの人それぞれが自分たちのプレーでクリアしていかないといけないと思う。ディフェンスの方はよく耐えていたと言ったがそれでもたくさんボールを取られたときとかもあって全体的にタックルミスが多かったので、一体一のタックルに対してまだまだ甘さがある。一人でタックルしてやろうと思って突っ込んでいってかわされていたことによってもっとゲインされることもあるので一人が飛び込むのではなく、一人が相手の動きを止めることによりみんなで一気に押し戻してそこからボールを奪う、ファンブルフォースとかをもっと意識して、11人のディフェンスが1人で止めるのではなく全員で止めるような動き、パシュートをしっかり徹底してちゃんとタックルをしなければいけないと思う。(次節へ向けて)東工大は国立だけど強い、安定したチームだと思うので今日のようなミスがあればゲームはもっていけないと思うので次の試合に関しては今日の試合を振り返ってミスを無くした上で新しくもう一個積み上げていくというよりか今あるものをしっかり足固めをしてしっかり戦える準備をしていきたい。
・DT,LT木村主将(ラ4=千葉北)
(今日の試合を振り返って)シーズンの初戦っていうこともあってこれまでやってきたことを全部だしきって圧勝したいという気持ちで臨んだが接戦になってしまったので弱さと課題が見つけられ、次に生かせる試合となった。もっとオフェンスから盛り上げていくべきで、そこが改善点となった。悪い雰囲気になった時に誰かがあげるのではなく、自分からあげていくのが必要だと感じた。(良かった点)天野君のおかげで勝てたと言っても過言ではない。(反省点)悪い雰囲気になった時にどう盛り返していくかって言うのが課題であって、最上級生がもっと引っ張って行かないといけないと思った。(次節に向けて)東工大は昨年入れ替え戦のかかった試合で負けているのでリベンジという思いで先輩たちの分まで勝って1部昇格に向けて2連勝していきたい。
・SF天野(ラ3=県立柏)
今日はなかなかどっちも点が入らないなかで厳しい展開だったが、最終的に勝ち切れたので良かった。(収穫は)最後にごっつあんみたいな形でビッグプレー決められたが、その前に自分がタックルミスとかをしていたので次の試合からディフェンス全体でもタックルとかしっかり練習して、ミスタックルを無くしていけるようにしたい。(次戦に向けて)次勝てば上の入れ替えも見えてくると思うので、しっかり勝ち切りたいと思う。
・RB野口(法2=成城)
前半オフェンスが出なくて雰囲気が悪いというのがあって、そこが課題かなと思ったのでそこは直していきたい。(キャッチするシーンが多く見られたが)レシーバーも今年から入ることになったので、自分のキャッチでどんどん勝利できたらなと思う。(最終Qで見せた逆転のTDについて)素直にうれしい。逆転を狙っていたので、そこをちゃんと決められたことで安心したという感じ。(次戦に向けて)毎試合1TD以上を取りたいと思うので、応援よろしくお願いします。
TEXT=廣瀬璃子 PHOTO=稲村真織