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第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第14節
9月29日(日) 足利市総合運動場
東洋大 0ー3 立正大
<出場メンバー>
▽GK
松本健太(国4=柏U-18)
▽DF
野本幸太(国3=市立船橋)
板倉洸(国3=横浜FM・Y)
土田直輝(国3=大宮Y)
大森大地(国2=帝京大可児)
▽MF
松崎快(国4=大宮Y)
坪川潤之(国4=矢板中央)
長澤昂輝(国3=前橋育英)
梅津凌岳(国2=京都橘)→80分 前田泰良(国1=鹿島Y)
桑原遥(国3=桐光学園)→58分 荒川勇気(国4=旭川実業)
▽FW
小林拓夢(国4=帝京長岡)→73分 横山塁(国2=FC東京U-18 )
果敢に攻撃参加する大森
CKからチャンスを演出した野本
ボールに向かっていく土田
第93回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部残留を目標として、後期リーグがスタート。なかなか思う結果の出せない東洋大の14節の相手は立正大。勝ち点を少しでも積んでいきたかった状況での試合は、0-3で完敗となった。
前半から、相手チームに対して果敢に攻め込んでいく。開始からゴールに迫っていくも相手DFの守りが堅くなかなかシュートにはつながらない。大森が相手からボールを奪ったり、松崎に松本からのロングパスがうまくつながりシュートに持ち込みそうになったりとチャンスは何度も作られるものの得点にはならない。立正大の攻撃に対してDFがゴールを死守する場面が続く。38分には相手のCKからパスが通りシュートされ、決まったかのように思われたが、大森がヘディングでクリアし、ゴールギリギリで得点を許さない。しかし、前半終了間際に先制点を許し、試合を折り返す。
後半は果敢に得点しようとする姿勢が見られる。しかし、相手DFの守りを崩せず自分たちの思うようなプレーのできない時間が続く。すると、60分には2失点目を奪われる。そんな中、63分梅津がゴールに迫りシュートを打つもゴール上に外れる。92分には土田もシュート。一度はGKに当たるもそのこぼれ玉に反応、再び得点を狙うも相手DFに止められてしまう。直後カウンターから3点目を取られそのまま試合終了となった。
勝ち点をなかなか取れていない東洋大。終わった試合の結果はもう変えることはできないが、まだこの先控えている試合では何が起こるのかわからない。だからこそ、「しっかりいい練習を積むことに集中してやりたい」と古川監督が言うように次節の筑波大戦では悔いのない試合をし、勝ち点を積み上げたいところだ。
■コメント
・古川監督
(今日の試合を振り返って)厳しい状況の中で目の前の1試合ずつをしっかり勝利を目指して戦うということしか我々にはできないということを選手たちと共有しながら今節も目の前の相手に対してしっかり戦って局面でも勝っていくことが勝ち点3に繋がるという話をして臨んだが結果的に勝ち点に繋がらなかったのは残念だ。(課題について)チームの勝ててない典型的なゲームになってしまったと思う。残り数分っていうところでまずは前半のところを締めくくることだとかそこによって追いかけないといけないというところが頭にあってバランスが崩れたりだとかその中で前半のスコアが0-1を考えるとしっかりそのバランスを保ちながらまずは同点にしないといけないし、2点目を取られてしまうとより難しくなるという話をして後半送り出したが結果的に2失点目をくらってしまって、残り時間短い中だとリスクをかけて向かっていかないといけなくなるし、その流れで3失点目もしてしまったので、相手にしてみたら理想のゲームをやらせてしまった。(チームについて)全員がハードワークをして戦ってくれてはいるし、みんながこのチームをなんとかしようともがいている所なのでそれが結果につながる所まで辛抱強くやるしかないと思う。(次節に向けて)相手がどこであれ我々は目の前の試合に対して1週間いい準備をして勝利を目指して戦うことしかできないので、ここで折れずにしっかりといい練習を積むことに集中してやりたい。後期リーグ始まってなかなか結果がついてこない中で選手たちはいい練習をしてくれているのでそこを失うことだけは避けないといけない。もったいないので、ここで諦めてトレーニングの質を下げたり、下を向いてしまったりすると出来ることも残留も難しくなると思うので選手たちも難しいメンタル状態だと思うがその中であきらめずにくさらずにやってくれているのでこれを継続してやるようにしていきたい。
・野本(国3=市立船橋)
昨日の結果で早稲田が駒沢に勝った時点で自分たちは今日の試合絶対に勝たなきゃ本当にきつくなると思って挑んだ試合だったんですけど立正の方が走ってたし立正の方が戦ってたし自分たちは出足も遅かった中で完敗したゲームかなと思う。(果敢に攻撃参加している印象だったが)やっぱり、自分的にはもっともっと攻撃参加しないといけないし自分は攻撃が特徴なので攻撃でもっと差をつけないといけないんですが、今日の試合守備に回る場面が多くて自分の体力的にもあがれる場面が自分の中では少なかったと思うのでやっぱりもっともっとそういう攻撃のチャンスを作っていかなければならないと思う。(次節に向けて)本当にもう負けられる試合はないですし引き分けでも自分たちは後がなくて崖っぷちなので毎試合毎試合絶対に勝つつもりでまた準備していきたいです。
・土田(国3=大宮Y)
(後半のシュートシーンを振り返って)負けているシーンでなんとか点が欲しくてああいう形だったが決めて1点差になってというのが理想だったがそうはやっぱりうまくはいかなくて。そのままその時のCKでカウンターで失点してしまって、やっちゃいけないパターンの1つをそのシーンからやってしまったなという思いはあるので、それはしっかり改善していかなければ行けないと思う。(課題点は)敵が前から来ているなかで、自分たちの持ち味である後ろからつなぐということができないなかで、どうやってそれをかいくぐっていくかというのをチーム全体で共有していかなければいけないなというのと、自分自身後ろの選手なので、失点をしているのは後ろの選手のせいなのでそこはしっかり責任とか覚悟を持って次からやっていきたい。(収穫は)今まで通りアグレッシブにいくというところは試合をやるにつれてどんどん良くなっているのかなとは思うので、そこはもっともっと伸ばしていかなくては行けない。(次節へ向けて)次は集中応援なので、それに自分たちの状況も本当に良くはないので。次で全てが変わるような試合ができたらと思う。
[次節試合予定]
第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第15節
10月5日(土) vs筑波大 朝霞中央公園陸上競技場にて 14:00キックオフ
TEXT=廣瀬璃子 PHOTO=牧田のどか、友寄慈温