Article

記事


2019.10.27
ラクロス

[男子ラクロス]リーグ戦最終戦、学習院大に敗戦「頑張りや覚悟が足りなかった」

第32回関東学生ラクロスリーグ戦・2部Bブロック

10月26日(土)

東京理科大第5グラウンド


●東洋大2-13学習院大


先制点を決めたMF奥谷


後半戦に挑む前、士気を高める選手たち


  台風の影響から、約1ヶ月ぶりの試合となった第32回関東学生ラクロスリーグ戦(以下、リーグ戦)。最終戦の相手は学習院大。先制点を奪うも、その後失点が続き最終結果は2ー13。最終戦を勝利で飾ることは出来なかった。


  第1Q開始早々MF奥谷(営4=保谷)の鋭いシュートがゴールネットを揺らす。しかしその直後、相手に点を許し振り出しに。そして、追加点を挙げられ1ー4で第2Qを迎える。しかしその後も、思い通りのラクロスができず、立て続けに4点連続で失点してしまう。


  1ー8で迎えた後半第3Qでは1点を巻き返す。このまま流れを作りたい東洋大であったが、そう簡単にはいかなかった。第4Qでは攻めの姿勢を見せるもシュートがゴールに決まらない。チーム内でのパスミスや、相手チームの正確なショットからそのまま点差を縮めることはできず試合は終了。2ー13と相手に10点以上の差で敗戦となった。


  今季のリーグ戦5戦全て敗戦という結果にLMF瀬田主将は「不甲斐ない。一人一人の頑張りや覚悟が足りなかった」と振り返った。次チームとして挑むのは昨年度も経験した2部・3部入れ替え戦。来年度も2部リーグで戦うには何としてでも勝たなければならない。「チームのため、応援してくださる方々のために頑張りたい」(瀬田)。今回のリーグ戦での悔しさを胸に、チーム全員で2部残留を目指す。


◼︎コメント

・瀬田主将(ラ4=東京成徳)

不甲斐ないっていう言葉が一番合うかなと思う。この試合入る前から下入れ替えは決まっていて順位は変動しないっていう試合だったので、割り切って自分たちがやりたいことをやろうというという話だったが、それを体現できない試合だった。自分たちのやりたいことをやれず、気づいたら60分負け。大敗していた、不甲斐ない結果になってしまった。(課題は)一人一人の頑張りや覚悟が足りなかった。2部最下位で3部との入れ替えに行くのは昨年と同様で。2〜4年生までは昨年経験していて、相当悔しかったと思うが、その悔しい気持ちを忘れてしまっていたりだとか、そこにコミットできずに1年間過ごしていたりだとか、頑張ってはいたけど結果に結びつかない、何を犠牲にしてでも頑張るという覚悟と一人一人の頑張りが必要だと思う。(主将としてのリーグ戦の総括)勝ち点は0失点は−20くらい。僕個人としては何も出来なかったのが正直なところ。僕自身は代表とかにも選ばれていない普通のプレーヤーで、かといって精神面からもチームを大きく盛り上げられたかといったらそうでもなかったので、僕がもう少しチームを盛り上げられたらなと思った。チームとしては熱量が少なかった。リーグ戦を意識してプレーできていたらもう少し結果は変わったのかなと思う。情けない。4年生で言ったら僕らの4年間の集大成がこのリーグ戦5戦だったので、そこで1回も勝てなかったというのは情けない。今年は1年生も結構試合に出ていたので、良い言い方をすれば経験になったのかなと思う。(入れ替え戦までに準備していきたいこと)どこが上がってきても勝てるチームにしていきたい。今までの頑張りでは足りなかったので、チームの総力を上げていきたい。個々人の力がうまく噛み合っていないので。チーム全員で戦うという姿勢が必要だと思う。(入れ替え戦への意気込み)昨年も下入れ替えに行ってしまってギリギリで2部残留をしたという舞台なので、今残せるのは二部残留が最高の結果なので、それを絶対に残してやるというのは僕だけじゃなくて4年生が全員思うようにしていきたい。後輩は来年1部昇格のためには絶対残らないといけない試合でもあるのでチームのため、応援してくださる方々のために頑張れたらなと思う。


TEXT=岡村珠里  PHOTO=森美香子