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2019年度関東大学アイスホッケーリーグ戦
10月27日(日) 東伏見ダイドードリンコアイスアリーナ
○東洋大7ー1日体大
[ゴール(アシスト)]
24:40 小堀
31:24 小堀(清水、所)
42:43 宮田(石倉)
43:49 石橋(川口、宮田)
46:41 小堀(石田、清水)
52:11 武部虎(久米、長原)
53:09 奇(石田)
POS | 背番号 | 名前 |
GK | 30 | 岩田(社3=武修館) |
GK | 31 | 水田(社4=駒大苫小牧) |
DF | 29 | 中村(社4=八戸工大一) |
DF | 8 | 石田(社1=武修館) |
FW | 14 | 久米(社2=駒大苫小牧) |
FW | 48 | 清水(社3=白樺学園) |
FW | 20 | 猪狩(社3=駒大苫小牧) |
DF | 12 | 福田(社2=日光明峰) |
DF | 23 | 武部太(社1=苫小牧工) |
FW | 11 | 所(社4=駒大苫小牧) |
FW | 16 | 武部虎(社3=苫小牧工) |
FW | 27 | 小堀(社2=白樺学園) |
DF | 7 | 奇(社4=宣徳・韓国) |
DF | 21 | 川口(社4=白樺学園) |
FW | 24 | 石橋(社4=駒大苫小牧) |
FW | 22 | 石倉(社4=八戸工大一) |
FW | 38 | 宮田(社1=白樺学園) |
DF | 49 | 長原(社3=白樺学園) |
DF | 33 | 千葉(社3=駒大苫小牧) |
FW | 19 | 前田(社1=白樺学園) |
FW | 13 | 藤原(社1=武修館) |
FW | 37 | 阿部(社1=駒大苫小牧) |
ハットトリックを達成し喜びをあらわにするFW小堀
60分間ゴールを守り続けたGK岩田
昨春以来のゴールを決めたDF奇
まさかの2連敗で迎えた日体大との一戦。前半互いに譲らない攻防が続いたが、FW小堀(社2=白樺学園)がハットトリックを決めるなど得点を重ね7-1で日体大に快勝した。
鈴木監督が「ぎこちなかった」と話した1ピリは積極的にゴールを狙うもチャンスを生かせず、無得点で2ピリへ。2ピリ開始3分、SH(ショートハンド)の場面で相手に先制されるもすぐに小堀がシュートを決め同点に。さらにFW清水(社3=白樺学園)、FW所(社4=駒大苫小牧)がゴール前の小堀にパスをつなぎ得点を決め逆転に成功する。負けじと日体大もゴールを狙うが、GK岩田(社3=武修館)がしっかりセーブし追加点を許さず1点リードで2ピリを終える。
追加点がほしい東洋大は3ピリ開始直後から果敢に攻める。FW石倉(社4=八戸工大一)がゴール裏からパスを出すとFW宮田(社1=白樺学園)が合わせてゴールネットを揺らす。立て続けにFW石橋(社4=駒大苫小牧)、小堀、FW武部虎(社3=苫小牧工)が得点決め日体大を引き離す。試合終了残り7分を切ったところでゴールを決めたのはDF奇(社4=宣徳・韓国)。「(ゴールを決めたのは)久しぶりでうれしい」と笑顔で振り返った。3ピリだけで5得点を挙げ7-1で日体大に勝利した。
次戦の相手は早大。「絶対勝ちます!!!!」と小堀が言うように優勝するには勝ち点をひとつも落とせない東洋大。悲願の春秋制覇を目指し東洋らしいホッケーで勝利を目指す。
◼️コメント
・鈴木監督
スタートは昨日のゲームを引きずっていたし、セットを入れ替えたので少しぎこちなかった。2ピリからは昨日のセットにして少しずつ自分たちのペースを取り戻していき、3ピリでは東洋らしいエネルギーあるゲームができたので次につながるゲームになったんじゃないかなと思う。(GKの起用について)水田はここずっとリーグ戦を1人で守り続けていたが昨日のゲームがあまりいい内容じゃなかったので1回外から見てリフレッシュ、もう1回気持ちをリセットしてほしかった。岩田は出る機会が少ない中でも一生懸命練習に取り組んでいたので岩田を起用した。(今日のディフェンスは)いかに失点を少なくするかがこのリーグ戦の鍵。今日は守りの部分を意識してしっかり60分戦えたんじゃないかなと思う。(3ピリで5得点あげたが)シンプルにディフェンスの裏にパックをいれてプレーをしようということとスタート5分が肝心になるのでそこにエネルギーをもって相手の嫌がるプレーをしようと伝えたらしっかり選手たちも反応してくれた。いいピリオドになったと思う。(次戦に向けて)このリーグ戦うちはもう後がないが東洋の良さを引き出して成長できるようにしていきたい。またゼロから準備したいと思う。
・DF奇(社4=宣徳・韓国)
前回の試合とその前の法大の試合と連敗してチームの雰囲気が悪いなかで今日は最初から積み上げていこうということでみんな頑張ってプレーできたいい試合だったと思う。(守りの修正は)日大はフォワードがすごく攻めたがっていてバックチェックとか守りに入るのが遅くて相手も攻めが速くて対応ができなかった。今日は東洋のホッケーをしようということでフォワードも守りに入ってきてくれたのが勝ちにつながったと思う。(ゴールは)久しぶりでうれしい。(早大戦は)1試合でも負けたら優勝は見えない。早稲田との試合は勝てているのでいつも通りにやって優勝に近づけるようにしたい。
・GK岩田(社3=武修館)
60分間通して試合に出たのは初めてだった。先制点は決められてしまったが、チームのことを信じて守り続けた結果、勝利することができて良かった。今までずっと水田さんが出ていて、練習ではいつも試合に沿ったイメージで練習をしてきた結果、1失点で抑えることができて良かった。(どのような練習をしてきたか)シュートだったりを適当に受けるのではなく、一本一本集中して止める練習をしていた。(選手たちから声をかけられている場面が多く見られたが)僕だとやっぱりプレーヤーも不安があるだろうから、元気出してって。僕の緊張をほぐしてくれたおかげで安心してプレーをすることができた。(次戦に向けて)次戦は僕が出るかはまだわからないが、出る出ないじゃなくてチームが勝つことが大事なので、チーム一丸となって頑張りたい。
・FW小堀(社2=白樺学園)
昨日まで2連敗して本当にもうあとがないという状況で、みんな一試合一試合しっかり自分のやるべきことを責任もってやろうということでみんな勢いがあって良かったと思う。(ハットトリックを決めて)全然点数を入れられていなくて自分的には得点がほしいと思ったので、積極的にゴールに向かった。ハットトリックは大学で初めて。(1ピリ後にチームで話したことは)やっているホッケーは悪くないからという話。1つのピリオドが20分あるなかで、最初の5分、途中の5分、次の5分、最後の5分っていうふうに4区切りにして、5分5分でしっかり自分がやるべきことをやろうということで、そういうふうにみんなも声かけができていたので、そういった意識でいけた。(次戦に向けて)絶対勝ちます!!!!
TEXT=沓名凜 PHOTO=川口朋珠、岡村珠里