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2019.11.03
相撲

[相撲]個人戦で、深井、羽出山がベスト8に!

第97回全国学生相撲選手権大会

11月2日(土) 堺市大浜公園相撲場


1日目 個人戦


ベスト8 深井、羽出山

ベスト16 重松

ベスト32 大塔



叩き込みで勝利した深井


得意の突きを放つ羽出山




全国学生相撲選手権大会(以下、インカレ)の個人トーナメント戦が行われた。東洋大は予選に出たメンバー8名中4名が決勝トーナメントに進出。結果は深井(法4=金沢市工)、羽出山(法2=足立新田)がベスト8進出した。


羽出山のベスト4進出をかけた相手は今大会個人戦3位のデルゲルバヤル(日体大)。突きが得意な羽出山は立ち会いから右の上手を差し四つ相撲ををとる。お互い投げの動作に入るも両者耐えチャンスを伺うも土俵際でのデルゲルバヤルの2度の投げに耐えきれず勝負あり。決勝トーナメントを振り返り羽出山は「胸を借りようくらいの勢いで思い切っていった」と今後の成長の一片が垣間見えた。


一方ベスト4進出をかけた深井の相手は今大会個人戦準優勝を果たした谷岡(近大)。「最後変な負け方をしたので満足していない」と深井が振り返った取組は、両者激しく当たるも両下手をさされ土俵際へ、寄り倒しで敗れて結果はベスト8。インカレ2日目の団体戦での挽回を図る。


個人戦、予選トーナメントに出場した選手のうち4名が決勝トーナメントに進出し健闘した東洋大。4年生にとって東洋大のゼッケンを身につけて出場するチャンスは残り少ない。残すは2回。インカレ2日目の団体戦と天皇杯だ。明日の団体戦について深井は「まだ優勝してないんで最後はみんなで力合わせて、優勝してみんなで笑顔で笑って終わりたい」と今季初優勝へ向けた意気込みを語った。2日目の団体戦4年生にとっては泣いても笑っても最後の団体戦となる。悔いなくインカレを終われるように団体戦4連覇に向けてチーム一丸となって挑む。


■コメント

・深井(法4=金沢市工)

予選後待ち時間)一人の時間。無の時間。自分にやれることは何か考えてた。今日の取り組み内容は自分の中では50点。動けたので良かったところもあるけど最後変な負け方をしたので満足していない。明日につながる結果であれば良い。予選の中央は5戦全勝を目指す。インカレは1年で1番の大会だから、まだ優勝してないんで最後はみんなで力合わせて、優勝してみんなで笑顔で笑って終わりたい。

・羽出山(法2=足立新田)

(試合を振り返って)インカレという地方大会とは違う大きな大会だったが、2年生ということもありそんなに緊張せずのびのびと自分の相撲が取れた。(予選後待ち時間があったが)間長いなとは思ったが特に焦ることもなくゆっくりと自分のペースを考えながら待っていた。(決勝トーナメントの相手は強敵ばかりだったが)だいたい上に行く選手というのは一流なので、2年生ということもあり思い切って、胸を借りようくらいの勢いで思い切っていった。(団体戦に向けて)今3連覇していて今の4年生は今まで優勝しかしていなくて、自分たちの代で優勝できないというのは悲しいので、そこは自分たち後輩が思い切りのいい相撲で勝って先輩たちは少しでも楽してもらって4連覇したい。


TEXT=仲宗根優介 PHOTO=廣瀬璃子、吉留奈津

第67回東日本学生相撲新人選手権大会
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