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第94回関東大学サッカーリーグ戦（前期）２部第１節
８月12日（水）ＲＫＵフットボールフィールド Ｂ面
東洋大０－０日大
＜出場メンバー＞
▽ＧＫ
川地颯馬（国４＝帝京大可児）
▽ＤＦ
坂本涼斗（国４=柏Ｕ-18）
土田直輝（国４＝大宮Ｙ）
市原亮太（国４＝横浜創英）
中村勇太（国３＝鹿島Ｙ）
▽ＭＦ
長澤昂輝（国４＝前橋育英）
布部功輝（国３＝柏Ｕ-18）→63分 瀬畠義成（国２＝ＪＦＡアカデミー）
野本幸太（国４＝市立船橋）
横山塁（国３＝ＦＣ東京Ｕ-18）→80分 前田泰良（国２＝鹿島Ｙ）
▽ＦＷ
小澤裕太（国４＝千葉Ｕー18）
小林粋（国３＝大宮Ｙ）→69分 浦山雄介（国４＝日体大柏）
坂本はアシストなどでチャンスをつくった
ＧＫとしてゴールを守りきった川地
（写真提供：東洋大学体育会サッカー部）
練習期間が短いなか、延期になっていた第１節が行われた。今節の相手は日大。前節で勝ち点３を取れなかった東洋大は勝利を狙うも、両者ともに決定打に欠け０－０の結果となった。
開始早々から日大のペースに飲まれる時間が続く。７分、10分と立て続けにゴールを脅かされるも、ＧＫ川地を筆頭にＤＦ陣が守り、得点を決めさせない。その後は右サイドからの攻撃でチャンスを狙うも相手ＤＦに阻まれシュートを打つことができない。13分にはＣＫを獲得し、野本のボールに中村勇が合わせるもＧＫ正面で、得点とはならず。その後も両者互いに譲らない時間が続き、無得点のまま前半終了。
続く後半では、東洋大がボールを持つ時間が前半よりも増える。54分に獲得したＣＫを打った野本のボールに土田が合わせシュートするも相手に阻まれ得点とはならない。62分には坂本が中央に放ったボールを小林がヘディングで押し込むもゴール上へ。その後もＣＫなどチャンスは幾度となく訪れるも得点に結びつけられないまま試合終了のホイッスルが鳴った。
「攻撃のところで得点が取れてないという所がチームとしての課題」と井上監督が言うように今節を通してしっかり課題が見えた。次節までの練習期間は短いが今後の課題である攻撃力を埋めるための努力をしていく。そして坂本も言うように「しっかり勝ち点３を取って」いく。彼らのひたむきに勝利を狙う姿から目が離せない。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・井上監督
最終的に０－０で終わって勝ち点１しか取れなかったことは残念。前半に決定機を４つほど作ったが生かせず、後半はボールを持っている時間は長かったが最終的に得点には至らなかったという所は今後の課題かなと思う。連戦の中で、選手たちは勝ち点３を最後まで取りにいっている姿勢は良かったと評価してる。（相手について）前節までの戦い方を変えて、おそらく対東洋ということでシステム等も変えて戦い方を変えてきたのでそれは少し今週準備してきたことと違っていたが、そういう相手の変化に対しても選手は対応してゲームをしていた部分はあるのでチームの成長につながるところだと思う。（無失点ということについて）キーパーを含めてディフェンス陣もゴールを割らせないという守備はできているので、守備のところは全体の意識、最終的に個人の判断も含めて良くなってきていると思う。それに対して、攻撃のところで得点が取れてないという所がチームとしての課題である。（次節に向けて）暑い中での３連戦の最後になるが引き分け２つできているので、しっかりと勝ち点３を取れるゲームにしたいと思う。
・坂本（国４=柏Ｕ-18）
勝ち点３を取れる試合だったので、そこで勝ち点１しか取れなかったのはもったいないかなと思っている。もっと点を取れるようにチームとしてやっていきたい。（相手について）球際だったり部分部分で強いところがあっていいチームだと思った。（無失点について）バックラインの声の掛け方だったり安定感も少しずつでてきたので無失点で終われて良かった。（次節に向けて）次はしっかり勝ち点３を取ってまた次につなげていきたい。
・川地（国４＝帝京大可児）
相手のペースが多かった。最後仕留めるところで仕留められなかったのでもったいない試合だった。（相手について）左サイド、自分たちから見ての右サイドがアグレッシブにきてたので、後手に回った部分もあったので左サイドの選手がすごかったと感じた。（無失点について）枠内のシュートがそんなに無かったので前の選手がとってくれればというところもあるが、ゼロに抑えられたので良かった。（次節に向けて）すぐに試合があるので、産能大がどんな相手か分からないがしっかり準備して、今度は勝ち点３を取れるように頑張りたいと思う。
[次節試合予定]
第94回関東大学サッカーリーグ戦（前期）２部第７節
8月16日（日） ｖｓ産能大 ＲＫＵフットボールフィールド Ｂ面 17:30キックオフ
※前期は全日程、無観客での試合となります。またジェイネットTVまたは関東大学サッカー連盟公式YouTubeチャンネルにてライブ配信が予定されています。
TEXT＝廣瀬璃子
