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第16回世界水泳選手権・第28回ユニバーシアード競泳日本代表選手発表会
4月13日(月) 味の素ナショナルトレーニングセンター1階 大研修室
代表選手陣と笑顔を見せる萩野(後列真ん中)
世界選手権に向けて目標を語る
4月7日(火)~12日(日)に行われました第91回日本選手権水泳競技大会において、第16回世界水泳選手権並びに第28回ユニバーシアードの代表選手が選出されました。本日の代表選手発表会の内容に基づいて、以下の通りご報告致します。
第16回世界水泳選手権※①代表選手
天井翼(文3・天理) リレー
内田美希(営3・関東学園大附) リレー
萩野公介(文3・作新学院) 自由形、個人メドレー、リレー
第28回ユニバーシアード※②代表選手
地田麻未(文4・墨田川) 自由形
青木玲緒樹(営3・武蔵野) 平泳ぎ
金指美紅(営3・日大藤沢) 平泳ぎ
宮本靖子(法3・九州学院) リレー
山口観弘(法3・志布志) 平泳ぎ
菊池優奈(営2・作新学院) 自由形
松本紳吾(文2・神島) リレー
藪美涼(営1・武蔵野) バタフライ
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※①第16回世界水泳選手権大会 競泳競技
日時:8月2日(日)~9日(日)
開催都市:カザン(ロシア)
備考:個人種目で金メダルを獲得した選手はその種目に限り2016年オリンピック競技大会出場権を付与される(選考会同種目出場を条件とする)
※②第28回ユニバーシアード競技大会
日時:7月3日(金)~14日(火)
開催都市:光州(韓国)
備考:参加有資格者は大学在学中(学生委員会登録者)及び卒業後2年以内(インターC突破)、年齢は18~24歳とし、最高2回までとする
第16回世界水泳選手権大会代表者以外から選考する
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なお、各大会の出場予定種目や放送日程に関しては、後ほど改めて掲載致します。
■コメント
・平井ヘッドコーチ(一部抜粋)
個人で派遣記録を突破する選手が13名と少ない。少し残念な部分もあったが、優勝したメンバーはいい内容で泳いでくれたのではないかと思う。日本選手権では複数種目で活躍した選手も多かった。世界選手権で金メダルを取ると来年のリオ五輪代表内定を頂けるということなので、各選手世界選手権に向けて大きな目標を持って臨んでくれるのではないかと考えている。また、以前は世界選手権で世界新を出して優勝しないと内定が頂けないということだったので、その時に比べたらハードルも下がっているため、金メダルを目指さなければいけないとも思う。もちろん、金メダルだけでなくメダルを一つでも多く取ることを目標としたい。
・萩野(文3・作新学院)(一部抜粋)
今回の日本選手権は目標としていたタイムには到底及ばない結果となったが、リレーを含めて代表に決まったことにほっとしている。今年も日本を背負い、世界の選手と競い合えることを嬉しく思う。これからの3ヶ月は怪我や病気をしないことが第一で、万全の状態に調整していきたい。前回の世界選手権は全てが手探りで、がむしゃらに突っ走った感じだが、今回は要領をつかんだ上で舞台に立つ。2年前の自分に負けないように、それ以上の結果を出したい。金メダルを獲ればリオ五輪にもつながるので、200m個人メドレー、400m個人メドレーでの金メダルを最大の目標にしていく。長丁場になると思うが、自分のためにも楽しんで泳ぎたいと思う。また、200m個人メドレーでは1分54秒、400m個人メドレーでは4分4秒、5秒を出さなくては勝てない。前半から気持ちのこもった、積極的なレースをしたい。
PHOTO=吉谷あかり