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オータムカップ2020
10月26日(月)横須賀アリーナ
●東洋大73ー76順大
20|1Q|17
20|2Q|13
20|3Q|22
13|4Q|24
スターティングメンバー
13 小林 大幹
18 庄子 立稀
27 丹波 偉人
33 秋元 淳之介
57 上甲 真之介
代替試合2回戦の相手は順大。一時は15点差をつけるなど試合を有利に進めるが、第3Q後半から徐々に失速し、73-76の逆転負けとなった。
第1Q序盤は互いに譲らず少しずつ点が重ねられていく。しかし交代で入った神田(済2=帝京長岡)の得点で逆転に成功すると他の選手も追うように得点し、3点差をつけて第1Qを終える。続く第2Q、開始15秒で大澤(済2=市立船橋)が3ポイントシュート(以下、3PT)を決めチームを盛り上げる。中盤には、先﨑(済1=福島南)の隙を突くような連続得点で追随を許さない。神田も積極的にコート内を駆け巡り得点に結びつけ40-30と10点リードで前半を終える。
第3Qは小林(済3=帝京長岡)が躍動。相手のディフェンスを物ともせずに3PTを決めるなどチームに貢献する。しかし、第3Q終了が近づくにつれて順大の得点が増え始め8点差となる。第4Q開始直後から反撃を受け、あっという間に2点差まで迫られる。庄子(済2=聖和学園)が速攻やフリースローのチャンスを活かし、点差を保とうとするもディフェンスが押され気味になり、逆転されてしまう。その後も相手にフリースローの機会を与えるなど、挽回することができずに惜敗した。
前半リードするも逆転負けを喫した東洋大が次に挑むのは上武大との7位決定戦。この2日間で見えた課題の修正を図り、勝利を収めたい。
※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。
■コメント
・神田(済2=帝京長岡)
(今日の試合を振り返って)前半はディフェンスを頑張れていたのでいいオフェンスに繋がっていたが、後半崩れてしまったので課題点が沢山見つかった試合だった。(今日のディフェンスは)前半はディフェンスでのコミュニケーションも取れており相手の失点を抑えられていたが、勝負どころで自分達の甘さが出てしまい、相手のテンポになってしまった。日曜日の試合よりはよかったが継続する力が足りないと感じた。(チームの雰囲気は)明星大戦よりはよかったが、試合中に落ち込む場面が多いので盛り上げていかないといけないと思う。(次戦に向けて)次の試合まで少し時間があるのでこの2日間で見つけた課題点をチームで修正して勝ちに繋げていきたい。
・大澤(済2=市立船橋)
(今日の試合を振り返って)昨日の敗戦から気持ちを切り替えてベンチでもコート内でもコミュニケーションが取れていた。結果は負けたがいい試合ができたと思う。(今日のディフェンスは)昨日よりもコミュニケーションが取れていたので今日は連携ミスが少なかったと思う。(自身の調子は)3PTは決めたがノーマークを外してしまった。調子はあまりいいとは言えないがここからあげていきたい。(次戦に向けて)調子を整えてもっとチームに貢献できるようにしたい。
・先﨑(済1=福島南)
(今日の試合を振り返って)自分の仕事であるリバウンドとディフェンスには少し貢献できたと思う。しかしオフェンスの面で得点に絡む事がなかなかできなかった。(入学後初の公式戦、昨日に引き続いての出場だったが)少し緊張していたが、自分の中でやるべきことは決まっていたので思い切りできた。(東洋大バスケ部の雰囲気は)練習の時から辛い時こそみんなで盛り上げたり話し合ったりして乗り越えていくチームなのでとても雰囲気も良くやりやすい。(今後の課題は)自分の仕事はさらに向上させ武器にし、オフェンスの面でもしっかりと貢献できるように日々練習を積んでいきたいと思う。(次戦への意気込み)上武大は東洋大にとって苦手意識があるチーム。自分の武器を生かすためにも万全の状態で臨みたい。
TEXT=鈴木拓磨