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2020.10.25
バスケ

[バスケ]オータムカップ2020初戦!流れをつかめず 悔しい敗戦に

オータムカップ2020

10月25日(日)エスフォルタアリーナ八王子 


● 東洋大74-105明星大


 19|1Q|31

 20|2Q|22

 14|3Q|31

 21|4Q|21


スターティングメンバー

13 小林 大幹

18 庄子 立稀

27 丹波 偉人

33 秋元 淳之介

57 上甲 真之介




 新型コロナウイルスの影響で中止になった関東大学バスケットボールリーグ戦の代替大会として開催されたオータムカップ2020。今年度初の公式戦の相手は明星大。序盤から相手に主導権を握られ74-105と悔しい敗戦となった。


 試合開始早々相手に先制点を許すも上甲(済3=幕張総合)が2連続でシュートを決めると、さらに庄子(済2=聖和学園)が3ポイントシュート(以下、3PT)を決めチームを奮い立たせる。その後も果敢にゴールを狙うが、相手の堅いディフェンスを前に思うようなプレーができず19-31で第1Qを終える。点差を縮めたい東洋大は第2Q、上甲、庄子、丹波(済2=常磐大)を中心に得点を重ねるも相手にディフェンスの弱い部分を攻められ得点を奪われると前半を39-53で終える。


 後半、意地を見せたい東洋大は第3Q開始直後にルーキーの秋元(済1=能代工業)が3PTを決める。しかしその後、相手にFTを与えると流れは完全に相手のものに。53-84と点差をさらに引き離されてしまう。最終Q、秋元のシュートや大澤(済2=市立船橋)の3PTで追い上げるも大きく開かれた差を最後まで埋めることはできず74-105で敗戦。今年度初の公式戦を白星で飾ることはできなかった。


 試合後、選手たちが課題にあげたようにディフェンスの強化が望まれる東洋大バスケ部。次戦の相手は順天堂大。課題を修正し、勝利を得ることができるか。


※感染症拡大予防のため、現地での取材は行わず映像をもとに作成しています。 


◼︎コメント

・上甲(済3=幕張総合)

(今日の試合を振り返って)最初から相手のペースになってしまいなかなか自分たちのペース持ってこられずそのまま点差が開いて負けてしまった。(久しぶりの公式戦だったがチームの雰囲気は)チームの雰囲気はすごく良かった気がしたが、久しぶりの試合で少し浮ついていたかもしれない。次戦からは気を引き締めてやっていきたい。(課題は)去年と違って小さいチームなので自分を含めてみんなでボックスアウトをしてリバウンドで負けないようにしていくことが課題だと思う。(次戦に向けて)出だしの5分であったりリバウンドだったりたくさん課題が見つかったので一つ一つクリアしていきたい。


・丹波(済2=常磐大)

(今日の試合を振り返って)DFの意識が低く相手に好きなようにやらせていたことが敗因。チームメイトとののコミュニケーションも去年よりも少なかったと思う。PGとしてもっと声を出して周りを引っ張るべきだったと思う。(久しぶりの公式戦だったがチームの雰囲気は)試合前の雰囲気はやる気十分で悪くはなかったと思う。でも試合中で流れが悪い時に暗くなっていた時があり、その時は雰囲気が悪くみんな落ちていたと思う。(課題は)PGの仕事をやるのはいいがシュートに行ける時に行かず消極的になっていた自分がいた。力強く行き、シュートに積極的にならないといけない。声を出してもっとチームを引っ張っていきたい。(次戦に向けて)シュートに積極的に行き、勝つ気持ちを忘れず最初から全力で頑張ります。


・小林(済3=帝京長岡)

(今日の試合を振り返って)DFの部分でやられてはいけないところでやられてしまったところが悪かったと思う。OFでシュートが上手く決まらない時間帯にDFで我慢できなかったところが良くなかった。(久しぶりの公式戦だったがチームの雰囲気は)今日の試合に対してのチームとしての雰囲気は良かったと思う。ただチームが苦しい時間帯で声かけが足りなかった。(課題は)去年と違ってサイズが小さいのでリバウンドとDFの意識をもっと強くもたなければいけないのと、ブレイクの本数ももう少し増やさないといけないことだと思う。(次戦に向けて)試合の入りからDFで流れを掴んで絶対勝ちたい。


・庄子(済2=聖和学園)

(今日の試合を振り返って)前半から相手のペースに合わせる形になってディフェンスが全く機能せず大量の失点を許してしまいディフェンスを修正することができなかったのが敗因。(久しぶりの公式戦だったがチームの雰囲気は)試合前は声が出ていていい雰囲気だったが試合中は全然いい雰囲気ではなかった。(課題は)得点は取れているが失点が多いのでディフェンスが課題だと思う。(次戦に向けて)気持ちを切り替えてチームをプレイで引っ張っていきたい。


・秋元(済1=能代工業)

(今日の試合を振り返って)もっとディフェンスからリズムを作っていけばいい試合になったのかなと感じた。(チームの雰囲気は)チームとしては、みんな勝つぞっていう雰囲気だったが結果があまり良くなかった。(入学して初めての公式戦だったが)最初は緊張していて出だしの部分であまり良くなかったが、後半は自分のプレイっていうものができてよかった。しかし、初めての公式戦を白星で飾りたかったなと思う。(東洋大学の練習は高校時代と比べてどうか)高校と比べてきつくはないけど、自分にとってプラスの練習が沢山あるので日々成長できていると思う。(課題は)もっと一対一のディフェンスのところを意識したり、スリーポイントのところのチェックを強めないといけない。また、スリーポイントの確率をもっとあげたい。(次戦に向けて)またすぐ試合なので切り替えてチーム全員で頑張りたいです。


TEXT=沓名凜