Article

記事


2020.12.06
水泳

[水泳]日本選手権3日目  何澤、阪本、宝田が初の日本選手権決勝!

第96回日本選手権水泳競技大会

12月3日(木)〜6日(日) 東京アクアティクスセンター


(3日目・予選)


◆女子100m自由形


3組 


1着 白井 54"89

→全体1位で決勝進出


2着 酒井 55"09

→全体2位で決勝進出


◆女子200mバタフライ

2組 


3着 何澤 2'11”77

→全体8位で決勝進出


4組 


5着 竹村 2'14”13


◆男子200mバタフライ

2組 


1着 阪本 1'57”89

→全体2位で決勝進出


◆女子200m個人メドレー

1組 


4着 田中佑 2'16”57


3組 


1着 今井 2'13”77

→全体4位で決勝進出


◆男子200m個人メドレー

2組  


3着 宝田 2'01”55

→全体8位で決勝進出


(3日目・決勝)


◆女子100m自由形


1位 酒井 54”64


4位 白井 54”82


◆女子200mバタフライ


7位 何澤 2'12 ”21


◆男子200mバタフライ


3位 阪本 1'56 ”66


◆女子200m個人メドレー


4位 今井 2'12 ”67


◆男子200m個人メドレー


8位 宝田 2'02 ”11


※掲載が遅れ、大変申し訳ございません。


 第96回日本選手権水泳競技大会(以下、日本選手権)3日目は、初の決勝進出となる何澤(国1=京都外大西)、阪本(国3=三重)、宝田(営3=東福岡)らをはじめとした6名が決勝の舞台に立った。


 女子200mバタフライ決勝には予選を8位で通過した何澤が出場した。自身初の決勝のレースでは、懸命な泳ぎを見せたものの7位という悔しい結果に。「日本選手権の決勝で泳げたことはうれしかった」。そう語る何澤の来年の巻き返しに目が離せない。


 続いて、男子200mバタフライ決勝には阪本が出場。レース序盤から大きく前に出てトップに立つ。残り100mでデッドヒートの大混戦になり、最後はタッチの差で惜しくも敗れたが3位入賞を果たした。「メダルをとれたことは素直にうれしい」と決勝のレースに確かな手応えを感じた様子。最終日の男子100mバタフライにつながる泳ぎになった。


 3日目の最終レースの男子200m個人メドレー決勝には宝田が姿を現した。予選で自己ベストを叩き出し、初の日本選手権決勝のレースに挑んだ宝田は前半からペースを崩すことなく泳ぎ切ったが、予選からタイムを落とし8位でフィニッシュ。今季の好調が目立つ宝田。いよいよラストイヤーを迎える来年の活躍に注目だ。


 1日目、2日目に引き続き、今井(法2=豊川)、酒井(法1=武南)、白井(国3=宝塚東)の3人も決勝に進出し、東洋大の強さを示した3日目になった。酒井は女子100m自由形で54秒台を出し、優勝を果たした。同じく決勝の舞台を隣のレーンで泳いだ白井、女子200m個人メドレーに出場した今井は惜しくも表彰台を逃したものの、各々がレベルの高いレースで活躍を見せた。最終日も東洋大の活躍に大きな期待がかかる。


■コメント

・阪本(国3=三重)

(今日のレースを振り返って)自己ベストを狙っていたので悔しいがメダルを取れたことは素直に嬉しい。(初の日本選手権決勝のレースでしたが)初決勝で緊張もあったがオリンピックプールで泳げ雰囲気を楽しむことができた。(どのようなイメージで臨んだか)前半から攻めて後半粘るレースプランだった。(アクアティクスで泳いでみて)とても泳ぎやすくて自分の中でも好きなプールトップ3には入るかなと思う。(最終日のレースに向けて)最終日の100は200よりレベルが高いと思うのでしっかり決勝に残って2本泳げるように頑張りたい。


・宝田(営3=東福岡)

(予選では自己ベストが出ました)今日200m個人メドレーに出場するのは1年以上ぶりだったのですが、予選で自己ベストを更新することができ、初の日本選手権決勝に進出することができていい経験になった。(レースはどのようなプランで臨んだか)ずっと自由形を強化してきており、ラストの自由形には自信があったので、ラストで勝負するプランで臨みた。(初の日本選手権決勝のレースでしたが)初の日本選手権決勝でしたが、決勝の雰囲気を楽しむことができた。決勝ではタイムを落としてしまったので、そこは反省点。(最後に来年の目標は)日本選手権の決勝を経験することができたので、来年4月のオリンピック選考会でも決勝に残って、上位に入賞することが目標。


・何澤(国1=京都外大西)

(今日のレースを振り返って)なんとしてでも決勝に残りたい、2.11秒台は出しておきたいという思いを泳ぎにできたので良かった。ですが、決勝は少し手先を冷やしてしまってキャッチが弱かったのが心余りで、準備の詰めが甘かったと感じた。全体を俯瞰すると、肩の損傷で練習がちゃんと積めていない中で2バタ2本泳げたことがいい練習になったと思う。(初の日本選手権決勝のレースは)注目度が高い日本選手権の決勝で泳げたことは素直に嬉しかった。今後はここでこそタイムを出せるようになりたいと身に染みて感じた。(どんなレース展開をイメージしていたか)今回は1か月前から肩を損傷してしまったので、まともな練習は積めていないから体力面において自信がさほどない分、前半積極的に攻めようと試みた。予選は1.02秒台で入ることが自分の中で有言実行できて良かった。今の自分の中では合格のレース展開ができたのではと思う。(アクアティクスで泳いでみて)広くて明るいので、プールの青が凄く綺麗に映えてるなという印象と、やはり泳ぎやすい。(来年の目標は)やはり、4月の選考会でユニバーシアード代表権を獲得することと、10月のインカレでメダルを獲ること。そのために、肩を損傷してしまった要因でもある背中や腕のインナーの弱さを強化し、泳ぎの力強さに繋げていきたいと思う。



TEXT=浅野琴美

ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016
ジャパンオープン2016