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2020.12.12
相撲

[相撲]全日本相撲選手権 羽出山が来年度に弾みをつける

第69回全日本相撲選手権大会  

12月6日(日) 両国国技館


(予選)

羽出山 優秀16選手決勝トーナメント進出

矢野 一回戦敗退

オドフー 一回戦敗退

干場 一回戦敗退

大塔 一回戦敗退


(優秀16選手決勝トーナメント)

羽出山 ベスト8


 第69回全日本相撲選手権大会が開催され、3年生の羽出山(法3=足立新田)が個人戦決勝トーナメントに進出した。


 一度負けたら終わりのトーナメント制で行われた今大会。東洋大から唯一決勝トーナメントに進出したのは羽出山だ。決勝トーナメント1回戦は立ち合いから両者激しい我慢比べとなったが、最後は羽出山が体を開き引き落として勝利。しかし、ベスト4をかけた2回戦は花田(日体大)の隙に入ることができず、土俵際へ押し出されそのまま破れた。


 コロナ禍で例年と異なる環境となったが、常に相撲について考えていた羽出山。「日本一になるために東洋大に来た」と、ラストイヤーとなる来年度へむけてふんどしを締め直した。



・羽出山(法3=足立新田)

 (大会を振り返って)今大会は例年とは違ってトーナメント戦での開催だった。一回戦で負けたらそれで終わりであるため少しやりづらい部分もあったが、自分の相撲を取ることができた。(印象に残っている取組は)2回戦の日体大の選手との対戦。そこに勝ったら決勝トーナメント進出に大きく近づく1番だったため。(今年一年間振り返って)成績的にはまぁまぁだったのかなと思う。コロナ禍での稽古や試合で慣れないことが多かったが、それは皆が同じ条件なのでその中での天皇杯5位は価値あるものだと思う。(来年の目標)日本一になるために東洋大に来たが、未だにその目標が達成できていない。最後の年となる4年生ではチーム全員でインカレ団体優勝を目標に、他の大会においても優勝をして笑って終わりたい。



TEXT=水越里奈

第67回東日本学生相撲新人選手権大会
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