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2015.05.04
ソフトテニス

[ソフトテニス]悔しさの残る4位

平成27年度 東都大学ソフトテニス春季リーグ戦

5月2日(土)、3日(日)東京学芸大学


[1日目]

東洋大5ー0日大

東洋大5ー0青学大

東洋大5ー0芝工大

東洋大5ー0筑波大

[2日目]

東洋大2ー3学芸大

東洋大2ー3日体大

東洋大1ー4中大


Image title1年生の早川は実力を存分に発揮した


Image title好調だった郷・本間ペア


Image title安定したストロークを見せる熊切


 関東リーグの前哨戦とも言われる東都リーグが開催された。昨年の秋東都リーグでは優勝し、今回も優勝を狙い試合に臨んだが結果は4位と思いどおりの結果とはならなかった。

 1日目は4試合全てをストレート勝ちし、好調なスタートをきった。2日目は最初の対戦相手日体大に2-3で惜しくも敗れた。しかし3番手のシングルスの早川(済1・高岡商業)が活躍を見せた。1ゲーム目は落とすも、それ以降は試合の主導権をにぎる。相手のショットをさらにきつい角度のショットで返すなど攻めるテニスを展開し、4対1で勝利をおさめた。

 次の学芸大戦は一番手に郷(法1・田村)・本間(法1・田村)ペアが出場。郷の鋭いショットは何度も相手前衛をぬき、ここぞというときの本間のボレーも決まる。ファイナルゲームまで続く激戦を見事制した。続く二番手の熊切(社2・相洋)・和知(法2・木更津総合)ペアもストレートで快勝するも、その後は続かず、2-3で敗れた。

 そして最終戦は強豪校である・中大との対戦。3番手の早川は対戦相手がナショナルチームに選出される選手にも関わらず、見応えのあるゲームを展開した。監督は「試合には負けたが収穫のある充実した試合となった」と語り、関東リーグに好材料を見せた。4番手の熊切・和知ペアは前半は振るわなかったが、後半流れを引きつけそのままファイナルゲームに持ち込む。そこから流れを渡すことなく勝利した。しかし他のペアも苦戦を強いられ結果は1-4で中大に完敗となった。

 結果は4位と振るわなかったが、今回の試合で得た収穫もたくさんあるだろう。それをどれだけ今後に生かせるかが重要となってくる。最も重視しているのは来週の関東リーグだ。今回の結果に一喜一憂している暇はない。


■ コメント

・ 武川監督

昨年の秋優勝して、今回も当然優勝狙いに行ったが、学芸大、日体大、中大に負けて4位になってしまった。東都リーグも大事な試合だが、私たちが1番に重点に置いているのが関東リーグ。このリーグは関東リーグの下準備と考えている大学が多い。うちは選手も多いので、いろんな選手を使いたかった。日体大、中大以外には負けないぐらいの力があると思う。(良かったところ)シングルの早川が最終試合中大のナショナルチームに選ばれるような選手と試合した。結果は2-4で負けてしまったが、かなり良い試合したし、日体大には勝利し彼にとって良い経験となった。ダブルスでは熊切くんが、シングルスも良いがダブルスでも後衛として良い仕事をしてくれそう。(岡田選手について)岡田君はもうシングルは出さないが、ダブルスで軸となる選手となる。(関東リーグに向けて)2部優勝して、入れ替え戦も勝利し1部昇格をする。


TEXT=吉谷あかり PHOTO=星和典、松井彩音