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2015.05.04
陸上競技

[陸上競技]日大競技会 関カレ前に士気を高める

平成27年度第2回日本大学競技会

5月4日(月)日本大学文理学部陸上競技場


男子100m

1組

DNS 北村

2組

4着 鏑木 11"01

DNS 武田

3組

4着 永井 11"15

7組

1着 永池 11"15

11組

2着 山藤 11"46

 

男子100m 2次レース

1組

3着 竹内 11"01

5組

2着 鏑木 10"94

3着 永池 10"99

5着 山藤 11"30

7組

2着 永井 10"91

 

男子200m

1組

DNS 北村

2組

3着 野口 22"56

6組

3着 相羽 22"86

 

男子400m

8組

4着 山本 50"90

 

走高跳

山下 2m06

高橋 1m90

 

※男子100m6組の竹内は写真測定機トラブルのため記録なし。


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永井は100mで学内トップになるも、悔しさが残った


 短距離部門が日大競技会に出場した。中でも多数の選手が臨んだ男子100mでは、強風で追い風参考になる記録が多かったものの数人が自己ベストを更新。関カレに向けて勢いをつける記録会となった。

 

 関カレのメンバー選考も兼ねた100mで学内トップだったのは「リレーメンバーに入ることが入部当初からの目標」と話す永井(ラ4・東亜学園)だ。1本目でうまくいかなかったスタート部分を2本目では修正し、自身2度目の10秒台をマーク。しかし目標の関カレB標準にとどかずリレーの選考からも漏れ、悔しさをにじませた。今後は全カレに切り替え初のインカレメンバー入りを目指す。

 また、走高跳には高橋(ラ4・東洋大牛久)と山下(法3・小樽水産)が当日エントリーした。どちらも前回の岩壁杯での結果を上回り、少しずつ調子を上げている。特に今回1位の2m06を記録した山下には、梶原監督も「(関カレの)入賞ラインにのれるのでは」と期待を寄せている。

 

 今記録会では中間クラスの選手が自己ベストを更新した一方で、メンバー入りまであと少しの選手は物足りなさが残り、下から突き上げるような結果となった。メンバー争いに多くの選手が加わることで層に厚みが増し、部門全体としても成長していくだろう。まずはチーム一丸となって関カレに挑む。

 

■コメント

・梶原監督

リレーメンバーまであと一歩の選手たちが、少しずつでも自己ベストを更新していければメンバーに近づいてくる。大きな自己ベストは無かったが3、4人が更新し、そういうことを積み重ねていくとチームも強くなるのでよくやったなと。ただ、メンバーまでもう少しの選手たちが自己ベストを出せず物足りないところがあったので、もうちょっと頑張ればより勢いがつけられる。それでもインカレメンバーに追い付いてきた選手もいるので、チーム全体の勢いは増していい記録会になったと思う。山下もだいぶタイミングが合ってきた。あとはもう少し体をしめてインカレに臨めば2m10は跳べると思うので、なんとか入賞ラインにはのれるのではないか。

 

・永井(ラ4・東亜学園)

関東インカレのB標準を切ることとリレーの選考のために今日は出場して、自己ベストは出せたが目標タイムにはとどかなかった。今後は全カレに向けてリレーメンバーに入れるように頑張っていきたい。(2本走って)1本目はスタートが良くなかった。それを2本目で修正できたがタイムでメンバー選考からははずれてしまった。(学生最後の年だが)リレーメンバーに入ることが入部当初からの目標なので、夏に向けて最後は入れるように頑張りたい。


・山下(法3・小樽水産)

岩壁杯が良くなかったので、日大に出場して自信を付けようと思った。5本だけ跳ぶことを決めて、2m10が跳べればいいと思って臨んだ。結果として2m10は失敗してしまったが3回目も惜しかったし、跳躍自体は良くなってきている。少し修正をすれば2m10は確実に跳べてくると思う。今日の跳躍で自信はだいぶ付いてきた。足の状態に不安は残るが、関東インカレまでしっかり調整していきたい。


TEXT/PHOTO=野原成華