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平成27年度関東学生ソフトテニス春季リーグ戦
5月9日(日)白子町サニーテニスコート
男子2部
東洋大2―3国学大
東洋大2―3立教大
東洋大1―2東経大(明日へ持ち越し)
健闘を見せた郷・本間ペア
今季こそ1部昇格と気合十分に挑んだ春季リーグ初日だったが、接戦をものに出来ず2連敗スタートと出鼻をくじかれる形になった。しかし、郷(法1・田村)・本間(法1・田村)ルーキーペアの活躍など、明日に向け希望も持てる内容となった。
1部昇格を目指すチームに新たなる希望の星が生まれた。1年生ながらも全試合に出場し、東経大戦では快勝。国学大戦ではファイナルセットで12―10と死闘を制した郷・本間ペア。試合中のルーキーとは思えない冷静さから一転、勝利後はあどけなさが残る屈託のない笑顔を見せた。
高校1年からペアを組み、4年目となる郷・本間ペア。高校時代には福島県インターハイ予選を制するなど実績十分の彼ら。校内での練習試合でも多くの勝ち星を付けている。
傍から見たら背が大きく前衛の方が向いているのではないかと思う郷。しかし、その長い腕から豪快なストロークが繰り出される。「相手前衛をかわすのが楽しい」と言葉通り試合では積極的に前衛のサイドを抜きまくる。そこにさらに前衛の本間の派手なプレーで得点を重ねる。国学大戦、初の大舞台でこれからの希望となる勝利を挙げた。
今日の試合では郷・本間ペアが2勝、吉田(法4・田村)・渡邊(法4・東北)ペアが2勝と新旧エースの活躍が目立った。しかし、あと1勝がなければチームとしては勝利できない。その1勝をどのようにして手に入れるかが、チーム勝利へのカギとなる。
■コメント
・武川監督
2試合とも2勝3敗という、後一つ勝てば勝利だったのにその一つが取れなかったのが残念。1、2、3番手で勝つのがもちろん1番良いが、私たちはは5番手に大抵勝ってくれる本大学のエースがいるので、最後までもつれ込めば必勝パターンだがそこまで出来なかった。残念な結果だが、明日にまだ希望がある。(調子の良かったのは)やっぱり吉田・渡邊が安定していた。5番目が勝利するというのは今後に繋がる。(郷・本間ペアについて)校内で試合しても勝ち星が多いのでやってくれると思っていた。初めてのリーグ戦で1年生にしては良いプレーだった。90点あげたい。(明日に向けて)明日は東経大4銭目から始まるが、それも勝利して残りの試合も勝って最低でも3位に入りたい。
・郷(法1・田村)
初めてのリーグ戦ということで、前半緊張していていい動きが出来なかった。大学に入ってからまだ9ゲーム制に慣れていなく、疲れることもある。ペアを活かして得点できたのは良かった。(後衛の楽しさとは)前衛みたいに高いところから叩くのも面白いが、相手前衛を上手くかわすのが楽しい。
TEXT=星和典 PHOTO=中田有香